テーマ:ニュース

 学生諸君、夏休みは夏風邪などひかず(涙)、充実した生活を送れたでしょうか?

 インターンシップから帰ってきた3年生の何人かと話をしましたが、みな充実した体験をしたようで、一回り大きく頼もしくなって帰ってきました。2年生以下の学年の人たちも、シューカツのためだけではなく、自分を磨いて進路を定めるために、ぜひ来年(や冬休み)に参加するようにしましょう。

 

 さて、経営学部の後学期授業開始は21日(木)からです。

 いきなり専門演習や必修から始まる人もいるかと思います。忘れないようにギアを切り替えて、大学生活に戻ってください。

 履修修正がある人は、期間に気をつけてUNIPA上での操作を行ってください。

 

 ところで、以下プチコラム。

 9月上旬に東京に出張したついでに、東銀座から銀座を通って東京駅まで歩いて、各地域のアンテナショップを見て回りました。入ったのは道筋順に、岩手県、群馬県、茨城県、沖縄県、高知県、福島県、そして北海道。

 沖縄県と北海道は物量主義で、バラエティに富んだ様々な産品が置かれています。個人的には古酒コーレーグースと、S社のジンギスカンのたれが入手できたのがヒット。

 大健闘しているのは岩手県で、いつ行っても岩手の魅力を伝えようと、楽しさを演出する販売が行われています。今回買わなかったけど『はっとう』も売ってます。岩手の特長は、地元を伝える書籍販売が多いところで、いつも思うのですが自分たちの仕事を文字に残そうとする県民性を感じます。残念ながら、お目当てだった紫波町のラ・フランス入りソースが売ってなかったのですが…。

 その他のアンテナショップには初めて入りました。高知県はビルを3階層使っており、地下は酒蔵と書籍・地域誌、観光案内など。2階は(入りませんでしたが)ご当地グルメのレストランになっているようです。

 茨城県もレストラン併設でしたが、肉を焼く煙に弱い私は早々に退散してしまいました。

 高知・茨城のショップと、群馬・福島は、申し訳ないけど「お土産物屋さん」という感じ。ただ、他道県についても本質は「お土産物屋さん」であることは間違いありません。ご当地の腐りにくい食べ物(チョコ菓子とか煎餅とか、乾物、レトルト、飲料など)が多く、銘酒があって野菜の直売があって、民芸品があり、ゆるキャラがいて観光パンフレットと地域情報誌がありという、当たり前のところから外れるショップはありませんでした。

 

 でも岐阜県は、その当たり前のアンテナショップでさえも持っていません。

 

 「THE COVER NIPPON」「日本百貨店しょくひんかん」といったところに県産品が出品されているという情報はあるのですが、他の道府県の出品と混ざっているようです。

 以前あったアンテナショップは不振で、ほぼ10年前に閉店されているとのことです。

 各道府県が、多くは「お土産物屋さん」レベルであるとはいえ、頑張って首都圏で自地域をアピールしようとしているところに、この状況は『惨状』であると言ってもいいと思います。

 

 だって、他の道府県に勝てるんだもの。

 

 川島のハイウェイオアシスには「岐阜おみやげ川島店」という施設があり、ここに行けば主要な岐阜県産品は全て揃います。というか、今まで知らなかった県産品を多く知ることができて、勉強になるほどです。

 これがそのまま銀座なり八重洲なりに出店すれば…沖縄・北海道には人気・知名度の面で少し届かないかもしれませんが、岩手とは互角以上の戦いができるはずです。それだけの内容の充実度を持っています。そして、東京都民あるいは通りかかった他の道府県の人たちに、「岐阜ってこんなに豊かなところだったのか!」と、知らしめることができるように思えるのです。

 失敗経験への恐怖や、予算の都合などがあるのかもしれません。ただ、観光立県を掲げる現状で、(インバウンドも含めた)様々な人が集まる東京に、アンテナショップが存在しないのは悔しい限りです。

 岐阜の豊かさ、多様性、独自性に誇りを持って、ガンガン攻めに出る姿勢が重要なのではないかと思った、東銀座から東京駅までの道のりでした。 (畦地)


テーマ:コラム

 夏休みもいよいよ終わり。何となくブルーなら、SF恋愛映画で暖かい未来に想像力を羽ばたかせましょう。『her/世界でひとつの彼女』は、美人で才能溢れる前妻との離婚に悩み生きる目的を失いつつあった男性が、スマホのSiriをもっと賢くしたOSと話すうちに希望を取り戻していく話です。iPhoneXが安っぽく見える胸ポケットに入るスタイリッシュな名刺入れ型デバイスを皆が持ち歩いている近未来。パソコンやスマホへの指示は、全て音声で行われメールはあたかも手書きしたような暖かみのあるフォントで印刷され送られます。秘書代わりとなるデバイスのOSの声も知的でセクシー、映画自体の映像表現もインスタ映えしそうな色温度の高い暖かみのある色彩で描かれていてほっとしますが、人間の意識を次第に越えていくOSとのコミュニケーションはほろ苦い結末を迎えます。ただし、よくある人間とAIとの対立ではありません。これから何が起こるか、温かい気持ちで想像するにはうってつけの映画です。

 未来に何が起こるか予想はつきませんが、アナロジーという想像する手法はあります。4次元を想像する方法で説明しましょう。4次元の球はどんな形か考えても想像がつきません。そこで次元を落として考えます。3次元の球は、2次元ではどう見えるでしょうか。たぶん円だなとこれは想像がつきます。そこで2次元の住人が2次元を通過する球を見るとどうなるか。2次元のなかにまず点が現れ、その点が徐々に丸く大きくなってあるところから収縮しだしてまた点になり、消えることになるでしょう。これは球の平面(2次元)での切片です。4次元球が僕等の住んでいる3次元を通過するなら。まず点が現れそれが小さな球になりそれがだんだん大きくなって、小さくなって消えていくでしょう。もしそういうものにでくわしたら間違いなく4次元球が僕たちの目の前を通過したことになります。先ほどの映画は、まさにこういった不思議な感覚を楽しめます。

 AIについては以前『硬殻機動隊Ghost in the Shell』から自分の頭で考えるヒントを見ましたが、人類が今後どう変わっていくかについて歴史学者ユバル・ノア・ハラリは、人類の歴史を俯瞰してアナロジーで想像しています。人類は空腹と病気と戦争という理不尽な死から逃れるため、神の計画の一部として神に祈る時代を経て、科学や文明により死を減らす方向に変化してきた。これからは遺伝子工学と情報科学の融合で、不死を求めることもより賢くなることも数十年後には可能になる。そのとき新しい人類は、知性と意識が完全に切り離された今までとは異なる人類に進化する可能性がある。神官や王制の時代から民主主義に移行してきた歴史の次の次元は、データ主義という「宗教」が取って代わると想像しています。歴史の近代化への変化の本質は、生きる意義と引き替えに可能性を手に入れてきたもの、という彼の見方からのアナロジーでの予想です。翻訳は来年出版される予定ですが、まず映画を見て温かい気持ちになったら、それで終わらずに彼の前著「ホモサピエンス全史」から色々人類の歴史に思いを馳せアナロジーを働かせてみてはどうでしょう。前に進む希望が生まれるかも知れません。(岩崎)

 


テーマ:ニュース

 本学では9月2日、9日に公開講座が行われました。2日は「観光立国としての日本の行方」として経営学部長の岩崎先生、9日には「夏目漱石『こころ』を開いて」として経営学部の米田先生が登壇しました。経営学部には多様な先生方がおられ、日々学生の指導を行っています。しかし、多くの学生は先生方の活躍を知らないかと思います。普段何気なく皆さんに接している先生も、各方面で活躍されています。是非この際に調べてみてください。指導教員の意外な一面を見ることができるでしょう。

(曽我部)

PAGETOP