ぎふ清流里山公園

以前、「日本昭和村」として入園料を徴収する有料公園でしたが、入園者数が減少しその経営が行き詰まり、新たなコンセプトで入園料無料(ただし、園内施設使用は有料)の「ぎふ清流里山公園」として再オープンしました。

再オープンを前に、県庁の関係部署から、「ぎふ清流里山公園」の新たな運営コンセプトについて意見を聞かせて欲しいという会が催され、里山について各方面の専門家からいろいろな意見が出されましたが、私はマーケティング面から見た意見として、この公園は誰に来て欲しいのかターゲットとなるお客様を慎重に検討し、本当にターゲットとなるお客様は来ていただけるのか。夢ではなく現実的な議論が必要である点と、花壇や花畑の考え方の転換が必要である点を述べさせていただきました。

まず、ターゲット論では三重県の長島町にあるテーマパークとしての花の里は、大きな投資をして大々的なイルミネーションを設置し、テレビコマーシャルでお客を呼ぶという発想はこの公園では排除し、里山としての自然美を追求しなければいけないこと。花壇や花畑のメンテナンスのために人材や費用をかけるのではなく、日本の里や山に自生する多年草を使ってコストを掛けずに園内の花が途切れない里山の風景を作っていくことが、再オープンする里山の再現を目指す公園として相応しいと持論を述べさせていただき参加者から賛同を得ました。

この考え方は、長野県清里の開拓当時の原風景の再現を目指した「萌木の村」などいくつかの成功例があります。名古屋港の中部電力新名古屋火力発電所の隣接地に作られたエコでクリーンな中部電力をアピールする、「ワイルドフラワーガーデン ブルーボネット」でも、花園に多様な花々を混在させて種を蒔き一種類の花では避けられない花の無い時期を作らない工夫が施されています。

山県市大桑の洞照寺はカタクリの花で有名なお寺ですが、いつお伺いしても境内はきれいに掃き清められていて、カタクリの花が終わった後でも次々にきれいな野花が咲く里山の原風景を見せていただくことができる場所です。岐阜県に住む人たちと、この様なうつくしい場所に囲まれている幸せを共有したいと願っています。 (田村)

 

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