No.726 大学国際ランキング上位を目指せ!

 今年もこの季節がやって参りました。こんにちは。大学国際ランキングマニアの畦地です。

 昨年も同様の記事を書いたのですが(本当はすごい朝日大学)、今年も朝日大学は「岐阜県下2位」の大学となりました。

 

北陸・東海ランキング|THE世界ランキング 日本版

(Times Higher Education・ベネッセ「日本の大学ランキング2019」)

 

 これは大学国際ランキングを行っている世界的に有名な雑誌Times Higher Educationとベネッセが協力して、「教育力」に焦点を当てて日本国内の大学の順位付けを行っているものです。全国総合ランキングで東大ではなく京大が1位になったということで話題にもなりました(リンク先はマイナビニュース)。昨年と比較すると今年は順位変動が大きく、例えば昨年本学と同ランクだった愛知教育大学は、姿を消してしまいました。一方で岐阜大学は、昨年の全国97位から大きく順位を上げて、55位となっています(もちろん県下では1位)。

 本学は全国ランキングでは「151位同列ランク」ということになっています。北陸・東海地域内では、愛知工業大学、名古屋経済大学、日本福祉大学などと22位同列ランク。全国ランキングに載るためには、150位以内に入らないといけません。今年「初の全国ランクイン」として大きく取り上げられている藤田医科大学(地域19位、全国141-150位同列ランク)は、昨年度多くの取り組みがニュースになっていました。

 逆に言うと、本学が「打倒岐阜大、県下トップの大学に!」というのは難しいかもしれませんが、藤田医科大と同じく全国150位の大学になるには、あと一歩ということになります。

「別に大学の序列・格付けなんて、どうでもいいじゃない」と思う人も多いでしょう。方法論として、「教育力ってどう計ったの?」「本当にそれで大学の序列が付けられるの?」「もしかしてランクを上げる裏ワザがあるんじゃないの?(あります)」という批判からは常に逃れられないと思います。

 ただ、現在の大学を取り巻く環境は、想像以上にグローバル化しています。例えば留学生を獲得する場合、世界中の入学志望者は(THEに限らず)大学国際ランキングを見ています。そして同じような条件であれば、少しでも順位の高い大学に入学しようとします。それは日本国内の大学間の比較というだけではなく、留学先の国を変えるという行動にもつながっています。当然です。学士Bachelorの学位を授与され帰国した際に、その大学が国際ランキングに掲載されているか否か、さらにはどれだけの有力大学の学位なのかは大きな意味を持ちます。なぜなら、その学位を提出する例えば就職先などでは、その学士号にどれだけの価値があるのかをチェックする方法が、おおよそ大学国際ランキングを見るほかないからです。こうして良かれ悪しかれ大学は全世界的な序列の中に組み込まれ、その中で競争を繰り広げていかなければならない過酷な状況となっています。

 というわけで、3年連続で「岐阜県下2位の大学」となった本学なのですが、小さなエリア内評価に飽き足らず少しでも世界順位を上げるために…本末転倒ですね。教育・研究水準を充実させて、さらに国際的な評価が高まるような大学にしていかなければならないと思っています。(畦地)

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