朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/10/19

 
10月19日号(第394号)


   
「秋季リーグも準優勝」
 10月14日、東海地区大学野球岐阜県リーグが終了しました。岐阜聖徳学園大学との第3戦目に勝利し、春季リーグ戦に続いて2位でした。開幕ゲームで優勝した中部学院大学に連敗したことが大きく響き、春の優勝決定戦で敗戦した悔しさを晴らすことが出来ませんでした。その中でも光明があり、春のシーズンでは怪我で苦しんだ2人が見事復活しました。敢闘賞に望月投手(ビジネス2年)、そしてベストナインの三塁手部門で安原選手(ビジネス3年)が選ばれました。復活という言葉はすごく美しく感じます。苦しんだ分だけ必ずそれ以上の喜びという形で返ってきます。すなわち、成長させるということです。学生にはスポーツを通じて社会で通用する人間形成をしてもらいたいと思います。苦境こそチャンスである!!    (喜多)

   
「地域特性」           <消費者心理・コース>
 
 ビジネス企画学科で教壇に立つようになり、早8年が過ぎました。実は、私は諸事情により今でも東京に在住しています。講義日の早朝に新幹線で大学まで通勤し、講義が終わったらその日のうちに東京に戻る生活を、週1回のペースで続けています。大学関係者からは「大変ですね」と同情を頂くこともありますが、本人はさほど苦にしていません。 むしろ、2空間の生活を楽しんでいます。転居などで都会と地方の生活を一時的に体験することはできても、年に約40回の往復を通じて、リアルタイムで双方を体感できる人は多くないでしょう。社会や経済などの情勢がめまぐるしく変化する中、継続的に8年間も双方の状況を同時に見続けてきました。マーケティングに携わる者として、貴重な経験をさせて頂いています。一般的に、都会では地方のことが、逆に地方では都会のことが、それぞれわからないと言われます。しかし、ダイレクトに現地に触れる経験によって、文字や言葉から得られる印象より深い具体的な実感を得ることができます。
 東京23区内では、15分も歩けば最寄の鉄道駅に到着できます。網の目のように鉄道が走っており、運転間隔も短いので鉄道がよく利用されています。日中に車で移動すると、交通量が多く駐車場が少ないため、時間も費用も余計に多く掛かります。便利なのは、鉄道と徒歩(自転車を含む)を組み合わせた移動です。一方、岐阜では1時間歩いても鉄道駅に到着することが困難です。初めて朝日大学を訪れた際、バスから外を眺めて、歩道に通行人が全くいないことに驚いたのをよく覚えています。子供は自転車、大人はほとんどが車で移動します。東京の感覚で、歩いて大通りの信号を渡ろうとすると、他に誰もいないので不安を感じるほどです。車や自転車での移動が便利です。
  地域住民の移動手段が異なれば、ビジネスのやり方も違います。コンビニは都会では鉄道駅近くにありますが、地方ではロードサイドに多く見かけます。立ち寄るシチュエーションが異なるので、それぞれに合わせて商品構成や店舗設計を考えることが必要です。都会では簡単に見つかる商品が、地方では見つからないことがよくあります(その逆も)。中には共通して並べられる商品もありますが、いつも同時にというわけではなく、タイミングが微妙にずれるケースもあります。この感覚は、ひとつの地域の机上で考えていても、決して実感することはできません。実際に現地に赴いて、肌で感じなければ味わうことができません。
  消費者をひとつの型にあてはめてしまえば、それについて考えるのは簡単になります。しかし、地域特性によって消費者の感覚が大きく異なるのが実情であり、型にあてはめて考えた仮説は必ずしも通用しません。一見して遠回りに見えても、地域特性を現地で把握し、それにマッチした戦略を細かく考えることが、最も効率的で効果的なビジネスの進め方です。 (常川)




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