朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/11/23)

 
11月23日号(第399号)


   
「裁判所見学」
 11月13日、ビジネス企画学科1年生は名古屋地方裁判所において約2時間の見学・傍聴を行いました。この行事は1年生の履修科目である「企業と法令」の授業の一環として毎年行っています。裁判員制度の導入で幾分状況は変わったとはいえ、一般の人たちにとって裁判所というのは「自分には関係のない場所」という認識が強いのではないかと思います。ましてや、裁判を傍聴する機会はほとんどありません。当然、学生たちにとっては初めての経験です。傍聴する裁判の多くは窃盗等の刑事事件です。法廷に立つ被告をまじかにしながらの傍聴、学生たちの心に何を残したのでしょう。後日提出されるレポートを読むのが楽しみです。  (妹尾)

   
「英語で学ぶ」              <ファイナンシャル・コース>
 
 先週朝日大学で25回目の高校生英語弁論大会が開かれました。どの高校生もネイティブのように上手な発音でびっくりしましたが、一方で英語嫌いも増えているようです。実は、語学の勉強で本当に身につくのは発音ではなく、自己PR。その意味ではどちらもちょっともったいないなと思います。
 小学5年、修道院のシスターにはじめて英語を習いました。彼女の口真似で動物の名前や挨拶を繰り返し、Gooood! なんてほめられると嬉しかったなあ。しかし、中学に入ったとたんに英語嫌いになりました。単語を覚えられないし(傘のことをウムブレじゅういちアと覚えたりしました。)辞書を引くのは超面倒。担任が英語の先生だったため怒られるのが嫌で何とかついては行きましたが、英語は大嫌いでした。
 英語嫌いが解消したのは、会社で南米に留学してからです。スペイン語は英語以上にちんぷんかんぷんで、「絶対に綴りは覚えない。辞書も引かない。赤ん坊は辞書を引かずに耳から言葉を覚えるのだから、赤ん坊になってやる。」と居直りました。
 コンビニもなくスーパーも珍しい異国では、言葉を覚えないと飢え死にします。日本人はいなかったので英語の話せる人を探し、スペイン語を英語で教えてもらいました。カタコト英語で聞くのですが、彼の英語も聞き取れません。そこで身振り手振り顔つき、写真を見せてこれ何? と聞く始末でした。身振りだけでの生活が始まりました。
 喫茶店で、隣の客が食べているホットサンドイッチを指さし、あれ、あれと言います。ボーイが持ってくると、これ何、と聞きます。すると何回目かに、「カリエンテス」と聞き取れます。(あとでわかったのですがこれは方言で、日本語にすると「あっちっち」といった呼び名でした。辞書には載っていない言葉まで覚えたことになります。)
 半年も経つと、単語の意味は3割しか分からないのに大体相手が何を言いたいのかがわかるのです。そればかりか、話すスピードは現地人並の早口(簡単な単語を言い換え繰り返すだけですが)、それに身振り手振り。1年後帰国前にはアルゼンチン人と間違えられ道をよく聞かれました。
 帰国途中に寄った米国では困りました。カタコト英語が口から全く出てこないのです。仕方なくスペイン語で。するとどうでしょう。空港でもオフィスでもマクドナルドでもどこでも通じるのです。すっかり自己PRと身振り手振りが身についていたのです。国際金融の実務を覚えられたのは、発音ではなくこの度胸のおかげでした。
 外国語で話す(演じる)自分は日本語の時のようなシャイな自分ではありません。言わなきゃ相手に伝わらない、しっかり自己主張し、意見をはっきり言う別人です。次第に日本語でも自己PRができるようになりました。そういえば、弁論大会の高校生、身振りはぎこちなかったな。まだまだ大学で学べることがありますよ。    (岩崎)




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