朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/12/14)

 
12月14日号(第402号)


   
「SPORTS EVENT」
 「ないすガードだったなぁ!」、「○○さん、沢山得点していたよ!」、「いやーっ、スカッとした!」・・・これは、2年生対象のスポーツ大会(12月9日水曜日)を終えた翌朝、教室内でのホットな会話です。ちなみに今年のスポーツ大会は“ポートボール”。ポートボールとは「1チーム7人で対戦し、エンドラインに置かれた台に立つゴールマンが味方のシュートをキャッチすることで得点する球技(大辞泉)」です。
 ビジネス企画学科では、学生が中心となって先のような「わくわく・どきどき」するスポーツ大会を毎年恒例で行っています。種目の決定をはじめ、道具の選定・準備、ゲームの進行・ルールまで全て学生の力で進めていきます。ゆえに達成感も一入です。
 次回は、どんなスポーツ大会を企画してくれるのでしょうか!今から楽しみです。
(藤野)

   
「お笑いで学ぶ」           <ファイナンシャル・コース>
 
 先日自分で書いた自己PRがなぜ褒められたのかわからないという学生がやってきました。彼女は教員の指導を受けて数回自己PRを書き直して来たのですが、最後に書いたものより、その前に書いたものの方が、彼女の実感としては事実を過不足なく書けている感じがするというのです。しかし、教員は最後の自己PRを絶賛したそうです。  
 二つの自己PRを見比べて、僕自身、そうだったのか! とあることに気がつきました。書くことに慣れていない人は、書き直すことは書き漏れた事実をきちんと書くことだと思いこんでいるようです。しかし実践で使うにはそれだけでは不十分で、より相手に伝わりやすくする作業、相手が思い浮かべるイメージの流れに寄り添う編集作業が必要です。そうすることで、読んだ人に生き生きと自分の思いや意見を伝えることができるのです。
 彼女が良いと思っている自己PRは、事実が起こった順に、具体的に書かれていました。たぶん最初に書いた自己PRは抽象的で自分の具体的な行動がほとんど入っていなかったものを、何回か書き直す中で事実を思い出しながら、自分の特徴を示す行動を時系列で書き込んでいったのだと思います。最後にきちんと自分の意見も書かれています。なるほど、彼女が良く書けたという理由もわかります。ただ、時間の経過とともに書いてあることが、ちょっと日記風、映画で言えばフィルムを回してつなげましたという印象です。
 褒められた自己PRは全体の背景事実は前の自己PRの1/3に圧縮され、自分が感じた問題にどう向き合い行動したかという点に多くを割いています。こちらは推理小説風、映画で言えば、簡単な事件の説明があってその後に主役のクローズアップという感じです。聞くと教員からここに焦点を当てて書きなさいと言われたそうです。
 彼女には、ある作家が書いたヤンキーズ松井に関する随筆を読んでもらいました。読後彼女が深い良い話だと感想を述べたので、ではこの話が時間の経過順で書かれていたらどうか考えてみてと聞くと、彼女は感動が薄まると答え、そして「ああ、わかりました。」とすっきりした顔をしました。自分の書いた後者の自己PRの方が人に伝わることを実感したのです。
 他人に自分を理解してもらう武器として、学校の国語を使うには二つの関門を通り抜ける必要がります。まず、何回も書いて、事実を過不足なく書くとともに自分の気持ち「なんとなく」や「ちょー」を具体的に書くこと。これは結構大変で、同じ内容を何回か書くうちに上達していきます。相談に来た彼女はここまでできたものを良い文と(学校で教えられたとおり)真面目に考えたのだと思います。
 これを更に相手に伝わる実践的な文にするためには、時間の経過を入れ替えたり省略したり強調したりが必要です。相手の想像力の動きに寄り添って話すのです。お笑い芸人が面白い体験をネタ帳に書き、話して受けなかったら常に書き直している話、聞いたことがありませんか? 自分の経験を5つ手帳に書き出して手直ししていつでも話せるように仕上げておくと、社会では話題の豊富な人と思われます。面接など朝飯前です。  
(岩崎)




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