朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/7/20)

 
7月20日号(第381号)


   
「インターンシップ事前研修」
 大学もまもなく夏休みです、ビジネス企画学科3年生は夏休み職業体験として約2週間のインターンシップに参加します。
 先週インターンシップ参加学生向けの事前研修が行われ、インターンシップの目的と心得、職場でのマナー、単位取得と評価などの基礎研修が行われ、学生たちは真剣に講義を受けていました。
 研修の後、ネクタイの結び方を練習する者、敬語の使い方を確認に来る者、服装について質問に来る者など、就職が遙か遠くのことでなく現実に差し迫ってくると学生達の顔付きが変わったように見えるのは私だけでしょうか。   (田村)

   
「Wiiで学ぶ」                <ファイナンシャル・コース>
 
 大学の親睦会の福引きでなんと体育会長提供のWiiが当たりました。お裾分けというわけではないのですが、ゼミ室に置いて授業の前後にちょっとだけみんなで遊べるようにしました。Wiiではリアルにスポーツをやっているような興奮が味わえます。おかげで同じ階の研究室の先生方からクレームが来そうな大盛り上がりです。
 あまりにうるさいので体感型ゲームを封印し、脳のクイズゲームをグループ対抗で静かにやることにしました。すると組織が自然に生まれる過程をゼミ全員が体験することができたのです。瓢箪から駒です。
 まず個人で直感、記憶、数字、分析、知覚の分野で競います。面白いことに全てのジャンルが強いという人はおらず、それぞれ得意分野があることが分かります。例えば、ぼけた画面が次第に形になっていく中で何が写っているか当てるゲームではいつものんびりしたA君、空間図形の問題ではB君が驚異の能力発揮という感じです。二人のグループにして対抗戦を行うと、各グループとも問題によって解答を決める人が変わっていきます。自然に得意分野を担当する役割分担が生まれてくるのです。
 面白いのですがきりがないので成功すれば昼飯おごりの約束で最後の一回として、全員1チームとしてランダムに出題される問題数問に一人が答え、次の人にバトンタッチして制限時間内で全員に回るかを競うゲームに挑戦しました。元気の良いリーダー格の学生が最初にリモコンを握ったのは良いのですが、焦りすぎてミスを連発して自爆です。
 こうなると止まりません。泣きの一回を繰り返すことになりましたが、その過程で学生達は当初のルールをいじり協力し始めました。得意分野の問題へ解答する専門職役、特に得意な分野がない学生は地道に数を数えたりするチェック役、それを聞き取って総合判定を下す監督者役、反応速度が速い人はリモコン操作役といった感じです。
 それでも当初はミスを連発、言った、言わない、こちらを数えてなどワイワイガヤガヤ。最後にこれで失敗したらゼミのメンバーが教員に昼飯をおごる条件をつけたら、あっさり成功しました。泣きを繰り返した学生達は、申し訳ないからと一人100円のカンパを申し出てくれました。
 経営学では3つの条件、①共通の目的を持ち、②それぞれの貢献意欲が生まれ、③メンバー間に相互の意志を伝えあうコミュニケーションが存在すると、組織が生まれると言われています。今回のケースは偶然お互いがその才能を知り合うことを糸口として、昼飯という共通の目的に向かって、協働して貢献する共通認識が生まれ、ワイワイガヤガヤ試行錯誤を繰り返したわけで、まさに会社を作るときの動きと同じ体験です。
 静かに遊ぶことには失敗しましたが、Wiiが生き生きした学ぶヒントをくれた一日でした。 (岩崎)




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