今回はキーボードの操作を中心にお話を進めたいと思いますが、その前に、前回の記事の中で、「どうしても、通常の操作で終了しなくなったら、Ctrl+Alt+Delという3つのキーを同時に押して」という記載がありましたが、ベテランの方にはご理解いただいても、初心者の方には難しい表現でした。この3つのキーを同時に押しても「強制終了」なんて出ないじゃないかと言われてしまうかもしれません。そういうことで反省して再度わかりやすくご説明をさせていただきます。
まず、Ctrl(コントロール)と、Alt(オルト)の2つのボタンを同時に押します。同時といっても厳密に同時でなくてもOKです、どちらかを先に押してもかまいませんが、2つのボタンの両方を押してください。これを、Ctrl+Altと書きます。この状態にした上で、DelまたはDelete(デルorデリート)のボタン(パソコンによってどちらかの表記になっています)を押してください。
そうするとWindows98やMEなどでは「プログラムの強制終了」という画面が出てきます。ところが、Windows2000やXPの場合は出てきた画面の中から「タスク マネージャー」を選んで、表示されたプログラムの中から強制終了させるものを選択して、「タスクの終了」ボタンを押す必要があります。タスクという聞き慣れない言葉が出てきましたがこれについては回が進んで、もう少し高度な内容の時に触れたいと思います。
以上のCtrlとAltを押しながらDelを押すというキーボード操作は重要ですので是非覚えておいてください。
キーボード操作で○○キーを押しながら△△キーを押すという使い方を覚えることによって、Windowsをとても便利に使うことができますのでいくつかをご紹介します。
まず1つ目は、「Altを押しながらF4を押す」です。この機能は、いつもは便利なマウスですが、プログラムを終了させる時に画面の右上にある[×]マークにマウスの矢印を合わせるのって結構面倒ですよね、そんな時に「Altを押しながらF4」を是非お使いください。
いくつかのプログラムが動いていて、それを止めたいときなどは「Altを押したままF4だけを数回押すと」画面に重なって表示されていたプログラムを上から順番に終了していくことができますからマウスを操作するより遙かに便利です。
次は、インターネットエクスプローラ(IE)で、にインターネットをご覧の時に便利な操作、「Altを押しながら←、または→を押す」です。この操作はインターネットエクスプローラの左上にある、「戻る」と「進む」の矢印に対応していますから、ネットサーフィンでインターネットから情報を探しているときなどに大変重宝しますので、是非おためしください。
あまり一度にたくさんのことをお話ししてもいけませんので、今回はこの辺にしておきます、次回をお楽しみに。 (ミンミン)