朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/05/06)

 

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5月6日号(第5号)  



 今週の話題 

「ドラえもんのポケット」
 子供の日ですね。ドラえもんの仲間を覚えていますか?
ジャイアン、スネ夫、のび太、しずかちゃん・・・・・。あんな友達がいたら楽しいのにと思ったり、だれそれに似ているとニヤついた経験が誰にでもあるはずです。でも僕たちがドラえもんに惹かれるのは、学校で教えられるような清く正しい世界にではなく、現実の世界の移し絵になっているところのような気がします。大変不謹慎だとは思うのですが、今回福岡の保険金殺人のニュースを聞きながらドラえもんを思いだしてしまいました。

 この事件からは、職業として安心を体現している看護婦さんという人たちが保険金目当てに人を殺したかもしれないという不快さにとどまらない恐ろしさを感じます。人が仲間となることの心強さと、それが行き過ぎることのきわどさを感じてしまうからでしょう。
この空恐ろしさは、僕たちが子供のときから体験として知っているはずのことなのですが、そのような行き過ぎた人間関係が発生したときにどう対応するべきなのか、はっきりと誰かに助言を受けた記憶がありません。

 ドラえもんのお話では、登場人物の弱さや強さがドラえもんの便利な道具でバランスを崩され、大きなどたばた(危機)を引き起こします。そしてドラえもんが便利な道具をポケットに仕舞うことで、めでたしめでたしとなります。現実の社会ではドラえもんがいなくてもバランスが崩れ行き過ぎた関係に陥ることがあるのを大人は知っていますが、ドラえもんなしでこの関係を修復することができる大人が多いとは、必ずしもいえないようです。
ドラえもんのポケットにあたる行き過ぎた関係を修復する力は、どうしたら身につくのでしょうか。学校で教えてくれる「良い子主義」だけでも、社会から伝えられる「長いものには巻かれろ」という処世訓だけでも、現実的な対応ができないことはみんな知っています。法律や習慣は、こうした人間関係のバランスをとる手段ですが、起こってしまったバランスの崩れには、効果が薄いことも多いようです。

 5月に入って作曲家の船村徹さんが日経新聞に私の履歴書を連載し始めました。彼が作曲家を志し、そのステップとして戦後の厳しい環境と折り合いをつけながらも不恰好でも自己主張をしつつ生き抜く話です。個性的な仲間の中でバランスを取りながら生きていくのはさぞかし難しかったことでしょう。聖人君主や英才天才の自伝も結構ですが、具体的な夢と生活への対応を、普通の大人が身の丈の言葉で語って聞かせることの大切さを感じます。
 子供の日をきっかけに、大人の経験をあるがまま子供たちに語りかけてみてはいかがでしょう。  (カピタン)


 パソコンで遊ぼう 
「マウスの操作(その2)」
 前回に続いてマウスの操作2回目は、お約束通り「ドラッグ(Drag)」&「ドロップ(Drop)」です。Dragは「ひきずる」の意味ですから、マウスの矢印をファイルやフォルダのマーク(アイコン)上に載せて左ボタンを押します、そして左ボタンを押したまま、マウスを移動する(ひきずる)これがDragです。そして、別のところでボタンを放します、これがDropで、ファイルやフォルダのアイコンの場所が変わりましたね、この一連の操作を「ドラッグ&ドロップ」と呼びます。

 この操作が一番得意とするのが、フォルダの中のファイルを別のフォルダやフロッピーディスクなどに移動やコピーさせる使い方です。例えば「マイ ドキュメント」の中にあるWordの文書ファイルを、フロッピーディスクに「ドラッグ&ドロップ」してみましょう。わかりやすくするために、「マイ ドキュメント」をダブルクリックしてフォルダを開きます。この時に「マイ ドキュメント」の内容が画面いっぱいに表示された場合には、画面の右上[×]の左に箱が2つ並んだボタンを押して画面の中に窓が開いた表示にしてください。次に「マイ コンピュータ」を開いて「3.5インチFD」を確認し、フロッピーディスクをドライブに入れてください。(ノートパソコンなどではドライブが付いていないものもあります)そして、「3.5インチFD」を開いてください。先ほどと同様に画面の中に窓が開いた様な表示にします。画面には「マイ ドキュメント」と「3.5インチFD」の2つの窓が並んで表示される様にします。
 
 まず、「マイ ドキュメント」の中の文書ファイルを一つ選び、そのアイコンの上にマウスの矢印を乗せ「左ボタンを」押します、ボタンを押したまま矢印を移動するとファイルのアイコンも一緒に付いてきます、そのまま「3.5インチFD」の窓の中に矢印を移動させ、そこでボタンを放します。どうでしょう、「マイ ドキュメント」と「3.5インチFD」の両方に同じファイルがあります、「マイ ドキュメント」の中のファイルが「3.5インチFD」にコピーされました。
確認のために別のファイルを同様に「マイ ドキュメント」から「3.5インチFD」へドラッグすると、「3.5インチFD」の窓の中に入った時にマウスの矢印の側に小さな[+]の表示が出るのがおわかりでしょうか、この表示が出るときは「コピー」と覚えてください。

 次は、フォルダからフォルダへの「ドラッグ&ドロップ」です。作成した文書ファイルをそのまま「マイ ドキュメント」の中に全部入れてしまうと、何のために作ったファイルなのかわからなくなってしまいます。そこで、「仕事」や「友人」などの様に、用途別にフォルダを作って整理しておくと、とても使い勝手が良くなります。
 その様な使い方をしているときに仕事仲間の住所録の書式を流用して友人達の住所録を作ると仮定します。先ほどの「マイ ドキュメント」と「3.5インチFD」と同様に、「仕事フォルダ」と「友人フォルダ」を画面上に並べて表示させます。そして、「仕事フォルダ」の住所録ファイルの上にマウスの矢印を乗せ、「左ボタンを」押します、そのまま「友人フォルダ」の中に矢印を移動させ、ボタンを放します。どうでしょう先ほどと動きがチョット違いますよね、住所録ファイルは「友人フォルダ」にはありますが、「仕事フォルダ」には無くなってしまいました。それから、「友人フォルダ」の窓の中に入っても、「3.5インチFD」窓の中で表示されたマウスの矢印側の小さな[+]表示が出ないのです。この表示が出ないときは、コピーではなく「移動」になってしまうのです。
 今回の住所録ファイルの様なときは、移動ではなく「コピー」したいわけですから、次の様に操作してください。「ドラッグ」して「友人フォルダ」にマウスの矢印を持ってくるまでは同じなのですが、「左ボタン」を放す前に、「キーボード」の「Ctrl」を押してください、マウスの矢印側に小さな[+]表示が出ることを確認できましたか、その「Ctrl」を押した状態で「左ボタン」放します、これでコピー完了、次に「Ctrl」キーも放します。
コピーした住所録の名前などを書き換え、友人達の住所録を作ります。

 ドラッグ&ドロップは、同一ドライブ内は「移動」、異なるドライブ間は「コピー」になります。知らないと混乱しますが、なかなかおもしろい機能ですからご利用ください。
 ただし、WindowsMEだけは操作方法がチョット異なり、画面上のツールバーにある「コピー先」または「移動先」のボタンを押して操作しますのでご注意ください。  (ミンミン)

つつじ

 身近なビジネス 
「社 名」
 連休でボーっとしていたら、5月1日の日経新聞にアルファベット社名登記OKとの記事を見つけました。
 http://www.kahoku.co.jp/news_s/20020501KIIAPA10800.htm

 会社名の登記には、今までアルファベットや数字は登記できなかったのですが、法務省が省令を改正する方針を決めたそうです。世界のSONYもUFJ銀行も、現状はカタカナ登記となっています。
 前回取り上げた商売上手のグリコも、昔はマークの中にグリコとカタカナで入っていましたが、今はGlicoと図案化したアルファベットがロゴとして表示されています。でも、アルファベットの名称や略称は、商売という面から本当に得策なんでしょうか?

 広告の世界では、長いこと一目でわかるシンボルの重要性が訴えられてきました。(ナイキのマークを思い浮かべてください。)その影響であらゆる企業が一目でわかる、一言で伝わるシンボルを探し続けています。社名はそうした意味で大変重要ですが、目立つことだけが信頼の基礎にはならないことも事実です。(三和銀行、東海銀行に比べUFJ銀行のほうに親しみや信頼を感じる人は少ないと思います。)
 今から25年ほど前に、新郎が三菱電機、新婦がソニーに勤めている知人の結婚式に出席した際、ご親族の方がこっそり「新婦の会社の方は明るいが、やはり新郎の会社の方のほうがしっかりしていらっしゃって大人だ。」と話しているのが耳に入ってきたことがあります。「カタカナには進取性を感じるが、浮き草的な軽さも感じる。安定感はやはり歴史のある財閥系の会社が上。」といったイメージがあったのでしょう。

 ソニーは常にトップを維持することでこのイメージを変えることに少しずつ成功したようですが、それでもカタカナイメージを払拭しきれたとはいえないようです。カタカナでは進取感や刺激が足らなくなって、ローマ字社名にまで手を伸ばしたい企業の気持ちもよくわかりますが、逆効果になっている例もあるのではないでしょうか。
消費者金融会社で考えるとよくわかります。武富士、アコム、プロミス、アイフル、レイク・・・・。これにセコムを加えると、不思議とセコムの企業イメージが変わってしまいませんか。セコムをSECOMとしてもあまりイメージは変わりませんが、日本警備保障とするとどうでしょうか。

 このような不思議は、個人の愛称にも当てはまります。HIRO、ヒロ、ひろみち、ハクドウ、どう呼ばれるかで人生が変わってくるかもしれません。自分を会社と見立て、どのような社名(愛称)で呼んでもらうか考えてみるのも面白いですよ。  (カピタン)


 


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