朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/05/13)

 

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5月13日号(第6号)  



 今週の話題 

「サッカーワールドカップ」
 いよいよ日韓共催によるサッカーのワールドカップ(W杯)が近付いてきました。
2カ国による共催というのは、ワールドカップの歴史上初めてのことであり、大会をスムースに進めるための関係者のご苦労は、さぞや大変なことと推察されます。

 この歴史的な大イベントに、さまざまな課題や問題が指摘されています。
1.チケット販売について、前回のフランス大会では、大会組織委員会と購入希望者との間にいくつもの業者が介入していて、結果的にチケットの空売りが大量に発生しました。そのため、各国からフランスへ出かけた多くのファンが、競技場に入れないという最悪の状況がおこってしまいました。
 この反省から今大会では、日本と韓国の組織委員会がじっくりと販売戦略をねり、慎重を期して販売してきたのですが、ここへきていくつかの問題点が出てきました。その一つは、韓国販売分のチケットが約40万枚も売れ残っていることがわかり、今月に入って「在庫処分」的販売が始まったことです。購入希望者はインターネットの専用サイトで申し込み、支払いはクレジットカード決済のみで行われるそうです。
 また、当初はチケット購入者本人だけが入場できるという厳しい条件が付いていましたが、入場者がチケット購入者本人であることの確認に膨大な手間と時間がかかるとのことで、混乱を避けるため身分証の提示などは取り止めになりました。

2.交通機関に関しては、国土交通省の予測によると、大会期間中に海外から大会関係者を含めて約40万人が来日し、宿泊者数にすると延べ226万人になるそうです。
国際便のピークは、来日が日本での開幕の6月1日で、離日は1次リーグの終わる6月14日だそうです。
 また、日本国内各地の競技場への移動がスムースにできるか、これも心配の種です。
観客輸送の確保のため、試合終了後の深夜に臨時新幹線を運行させるかどうかで、JR東海と名古屋新幹線公害訴訟の原告団との間では協議が始まるなど、あわただしい動きが出てきています。

3.日本経済からの視点では、ワ一ルドカップ開催による日本国内の経済効果は、民間のシンクタンクの試算によると3兆円強だそうで、長引く景気低迷の中、各企業はこのW杯商戦に期待を膨らませています。
 ところが一方で、既にいくつかの違法商戦が現われています。FIFA(国際サッカー連盟)の許可を得ないでW杯トロフィーを模したボトルと健康飲料をセットにして販売しようとして警告を受けたり、違法コピー商品が大量に税関に摘発されるなどの犯罪も増えています。

 この他にも4.フーリガン対策、5.日韓間の観客輸送に関する問題、6.円・ウォンの両替サービス対応、7.国内各地の開催地における宿泊施設や通訳ボランティアなど、関係者の当面している課題は少なくありません。しかし、何とか頑張って成功させ、歴史的にもそして思い出にも残るワールドカップになる様に祈りたいものです。     (コツキ)


 パソコンで遊ぼう 
「マウスの操作(その3)」
 前回までのマウス操作は左ボタンをメインの使い方として説明しましたが、マウスにはもうひとつ右ボタンがあります。このボタンの使い方はあまり説明されていません。その理由には、パソコン慣れるまでは、文書を作成するときに要求される機能のほとんどが左ボタン操作で完結できること。また、Windowsは作業画面の中ですべての操作を完了できるよう設計されており、画面に表示されていないメニューが裏側に隠されています。これらの機能はパソコンをある程度知った者が右ボタン操作で使えるという高度テクニックが要求されることから、初級段階では説明書で扱変われません。が、その中でいくつかは知っておいたほうがいいものがあります。今回、そのひとつの機能を紹介しましょう。

 前回の”マウス操作(その2)”で学んだドラッグ&ドロップの応用編として紹介します。
ここでは”安全操作”がポイントです。 「マイドキュメント」フォルダーから、移動またはコピーしたい文書ファイルをマウスの左ボタンで選んでください(ここまでは前回の学習と同じ)。(ここから右ボタン操作になります。) 選択した文書ファイル(ファイルのアイコンが反転状態になっている)にポインターを移動させ、それから、マウス右ボタンを押したままで、移動させたいところ[フロッピーディスク、他のファイル、デスクトップ(パソコンを起動したときに現れる画面)など]へドラッグしてからボタンから指を離します。 そこで次のメッセージ(ここにコピー(C)、ここに移動(M)、ショートカットをここに作成(S)、キャンセル)が表示されます。左ボタン操作ではドラッグしたファイルはマウスボタンから指を離した(ドロップした)瞬間、移動先へ移りましたが、右ボタンの場合は、ファイルを移動させる前にメッセージでファイル移動形式を聞いてきます。 

 もうお分かりと思いますが、移動先にファイルをどんな形で従属させたいのかを操作者が選択できるようになっています。 
 さらにもうひとつのポイントは、移動元、移動先ファイルの選択間違いに気が付かないままマウスボタンから指を離してしまった場合でも、元に戻せるfail safe(安全装置 )の役目を果たす安心機能をもっています。これによってドラッグ&ドロップ操作も安心して行えますね。ミスは知らないうちにおこります。だから、安心して自由に使える強~い味方があればと思いませんか?  (モモ)

 身近なビジネス 
「ビッグマックと外国為替相場」
 このゴールデンウィークは、皆様如何お過ごしでしたか。今年のゴールデンウィークは前半と後半に分かれましたので、いくぶんか行楽地の混雑は緩和されるとのことでしたが、実際に出かけた感じではどうしてどうしてどこも混雑していたようです。

 それにしても、全国どこに行ってもマクドナルドは、大変な人気のようです。このマクドナルドに関係して、先ほどイギリスの経済誌「エコノミスト」が恒例の「ビックマック指数」を公表しました。この「ビックマック指数」というのは、マクドナルドが販売しているハンバーガー「ビッグマック」の価格をもとに各国の通貨価値を算出しようとするものです。日本の円とアメリカのドルを例にとると、4月23日現在、日本でのビッグマックの価格が262円で、アメリカでの価格は2ドル49セントでした。従って、この時点での「ビックマック指数」による1ドルあたりの価値は日本円で、105円22銭ということになります。(262円÷2.49ドル)
日本とアメリカで、生活に必要なモノをそれぞれ円とドルで買い物した場合、いくらかかるかということをもとに円とドルの交換価値(為替相場)を決める、購買力平価という考え方があります。短期、中期的にはともかく、長期的に外国為替相場を予測する場合には購買力平価によって決定されるという考え方が有力です。「ビッグマック指数」は、購買力平価の考え方をベースに、消費者物価の代表を世界的に馴染み深い「ビッグマック」とみなしたものです。

 ちなみにこの「ビッグマック指数」が発表された時の外国為替相場は、1ドル130円90銭でした。ではどうしてこの2つにはこの様な隔たりが出るのでしょうか。
少し専門的になりますが、短期・中期的な外国為替相場は、その時の貿易収支や資本取引の状況、内外金利差、政治・経済の動きなどに大きく左右されます。また思惑による投機が外国為替相場の動きをさらに増幅させています。
 日本の貿易収支が悪くなっていること、金利が低いこと、政情の不安定などがあり、日本の円は交換価値が低く見られているのです。(円安)
 私見ですが、早晩日本の証券市場は最悪の状況を脱すると思います。そうすると外国からのお金の流入が始まり、「ビッグマック指数」が示すように長期的には円高に向かうと考えています....。  当たるかな。請うご期待。  (韋駄天)


 


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