朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/05/20)

 

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5月20日号(第7号)  



 今週の話題 

「飛行船の復活」
 空気の浮力を利用して大空をゆったりと航行する飛行船は18世紀に登場し、さらに乗客を乗せて優雅に空の旅を楽しむことのできる本格的な飛行船が1900~1930年代にかけて多く製造されました。1935年にはツェッペリン社の大型旅客飛行船「ヒンデンブルク号」がドイツ-米国間の定期航路に就航し、飛行船は最盛期を迎えました。
しかし、1937年にヒンデンブルク号がニューヨーク近郊のレイクハ-スト到着時に爆発炎上事故をおこし、乗客・乗員97人中35人が死亡する大惨事となりました。この事故をきっかけに飛行船の最大メーカーであったツェッペリン社は飛行船の製造を止め、大飛行船時代は幕を閉じてしまいました。その後、空の旅客輸送は急速に発展をとげた飛行機に取って代られていきました。スピードの面で飛行機にかなわない飛行船は広告用などの一部を除き、長い間忘れ去られていました。ところが、21世紀を迎え新しい用途での活用を目指して、新たな開発がはじめられています。

 そのひとつに、文部科学省と総務省が共同で研究開発を進めている「成層圏プラットフォームプロジェクト」があります。これは、気流や気象条件が安定している20Km上空の成層圏に無人飛行船を上げ、地上からの制御によって一定の場所に滞空させます。これにデジタル放送、次世代携帯電話、超高速無線インターネット、高度道路交通情報システムなどの放送・通信用空中アンテナ基地にしようという計画で、地上のアンテナより広範囲をカバーできる上に、衛星による放送、通信では困難な移動体向けサービスが可能などのメリットがあります。また、上空から広大な地域を監視できるため、自然災害、海流・大気流・オゾン層など地球環境の監視基地としても期待されています。将来の実用機は全長150~250mの大型飛行船で、太陽電池と再生型燃料電池によって必要な電力を自ら供給し、無人で長期間の運航ができるように計画されています。この研究開発の一環として、航空宇宙技術研究所から委託を受けて川崎重工業で完成された25m試験用飛行船が4月25日に発表されました。この試験用飛行船は飛行制御システムの遠隔操作技術などの各種実験データの収集に使用されるとのことです。

 成層圏での実用化までにはまだ沢山の課題があると思いますが、梅野正義中部大学教授が2005年の愛知万博で、300メートル上空に70メートル程度の飛行船を浮かべて、来場者に向けた太陽光発電による携帯電話用空中通信基地として、携帯電話不通の心配がいらない実証試験とする私案を昨年10月の飛行船国際会議で発表し注目されています。 
 愛知万博の上空に、新しい役割の飛行船が鯨のごとく航行する姿が眺められるかも知れません。飛行船が、その得意技を活かしながら情報技術(IT)分野と連携することによって、これまでになかった方向に進んでいくように、われわれ人間もそれぞれの個性に合った特技と知恵を持ち寄って新たなシステムを築けば、以前には予想もしなかった新たな活躍の場が生まれてくるのではないでしょうか。   (Y.K) 


 パソコンで遊ぼう 
「さあ、遊ぼう」
 前回までは、キーボードやマウスの使い方について取り上げてきました。さっぱり「パソコンで遊ぼう」じゃないとのご意見をいただきましたが、ここはじっと我慢の子を貫いて5回に渡って特集させていただきました。キーボードとマウスはパソコンを操作する時にどうしても欠かせない道具です。そして「習うより慣れろ」ですから、できるだけパソコンに触ってください。
 
 さあ、今回から本当の意味で「パソコンで遊ぼう」をスタートさせます、今回は、「顔文字」を取り上げます。顔文字とは文字や記号を使って顔の表情を表現するものです。
 最近は、メールもホームページと同じように「HTML」というプログラムの一種で作ることによって文字だけでなく図や絵も表現することができるものも出始めましたが、メールに関してはテキスト(TEXT)と呼ばれる文字と記号で表現する方が一般的ですし、ウイルス対策としてもHTMLメールはお奨めできません。
そんなわけで、テキストでも友達など親しい人とのメールには文字だけでなく顔文字を付けることでとても暖かいメールになります。
たとえば、
b(^o^)オッ W(^0^)Wハー、
きのうは、(/^-^)o日日o(^0^|) だいぶ盛り上がりましたね
今度は、( ^-^)ノ…_● iiiiii(ボーリング)に行きましょう
この前は、私の一人勝ち\(^0^)/でしたが、次回はどうなるか
また、私が勝っても )`ε´( 怒らないでくださいね
それじゃ(^▽^)/”” 

 これはちょっと極端な例ですが、上の例で目に当たる部分[^]は、キーボード上の、数字が並んでいる列の右側[]の隣のキーです。他はアルファベットや記号です、記号は「IMEパッド」の中の「文字一覧」で探してみてください。顔文字は文章全体で使うより、ワンポイントで使うと文字だけの時より気持ちが伝わると思います。

       昨日は本当に申し訳ありませんでした。m(_)m <(_ _)><(_ _)>

       あんなことでしょげたりしないで頑張れよ (;;、)ヾ(^^ )”

       あの作品良いね  d=(^_^)=b GOOD!

 こんな感じでメールの中に1つでも顔文字が入るとまったく雰囲気が変わります。それからとてもいいホームページがありますから、そちらの方も参考にしてみてください。
          http://www.diana.dti.ne.jp/~s-tuzi
 あいうえお順に整理されていますから、お好みの顔文字を探してみてはいかがでしょう。そして、あなたも顔文字を入れて、友達への楽しいメールを書いてみてください。
                                               (ミンミン)

 身近なビジネス 
「つながってる?」
 サッカー日本代表がノルウェーとの親善試合で0-3と大敗しました。悔しいですね。
翌日、寝不足とのダブルパンチで機嫌が悪い100万人のうちの一人だった僕は、気分転換に前回のワールドカップ出場を決めた試合のビデオを見直しました。サッカーに詳しいわけではありませんが、見比べると日本代表一人一人がこの4年間で本当にうまくなっていることがよくわかりました。

 もうひとつ素人にもわかったことがあります。ノルウェー戦の後半に入って日本のチームの人数がどんどん減っていったことです。
 後半のスタート時点では、前半の不調がうそのようなチームプレーでボールが回りだしました。しかし、途中で失点した後は、信頼できる仲間だけで何とかしなくてはというプレーがどんどん増えていきました。確かにグラウンド上には11人の選手がいましたが、見ている僕たちからチームとして戦っていると感じられる選手は一人減り二人減り、最後は4,5人くらいで対戦している印象を受けました。

 プロが集まっても、チームとして組織化できなければ本当の力が発揮できない。そして、うまく組織化できたチームも、ちょっとしたことで簡単にばらばらになってしまう・・・・。
 今回代表チームがばらばらになった理由は、試合中と終了後に映し出された何人かの選手の表情に表れていたような気がします。一人の自信のゆらぎがチームに広がり、それぞれが何とかしなくてはという思いが個人プレーにつながり、結果としてチームが消えていく。選手一人一人の実力が上がったからこその敗戦で、さほどうまくないチームでは起こらなかったことなのかもしれません。
 チームで事にあたるという当たり前のことが、その渦中にいると、プロたちでさえ見えなくなる怖さを感じました。

 ところで政府は月例経済報告で、景気は底入れした、との判断を示しています。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20020517CEEI024717.html
 しかし、日本の企業や組織にここ10年広がっている追い込まれ感が消えたわけではありません。日本代表で起こったのと同じように、うまくいかない時に仲間への信頼のゆらぎから追い込まれ感が生まれていることも多いようです。
 ところで、皆さんは学校や会社の中で仲間とちゃんとつながってますか?  (カピタン)


 


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