朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/06/03)

 

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6月3日号(第9号)  



 今週の話題 

「続・サッカー・ワールドカップ」
 サッカーのワールドカップがついに開幕しました。21世紀はじめてのワールドカップ、史上初めて日本と韓国の2カ国による共催、そしてアジアで初の開催となる今回の第17回大会は、間違いなく歴史に残る大会になるでしょう。32カ国の代表が、約1カ月間にわたってしのぎを削るのですが、期間中のテレビ観戦者は述べ400億人に達すると推定されています。この超ビッグなワールドカップ・サッカーを愉しむために、もう一度大会関係の情報を整理しておきましょう。

(1)大会は、代表国全部が参加する1次リーグと、それに勝ち残った半分の16カ国による決勝トーナメントという2段階で行われます。32カ国はアルファベットのAからHまでの8組に分かれ、各組に所属する4カ国は総当たり戦で1次リーグを競います。

(2)1次リーグ各組の傾位決定方法はつぎの通りです。つまり、勝ったチームに勝ち点3、引き分けに勝ち点1が与えられ、勝ち点の上位2チームが勝ち残り、決勝トーナメントに進みます。勝ち点で並んだ場合、①得失点差の多い方、それも同じなら ②総得点の多い方を上にします。さらにこれらが全く同じ場合は ③当事者同士の対戦で勝ち点が多い方、まだ同じ場合 ④当事者同士の対戦で総得点の多い方を上位とします。それでも同じなら組織委員会による抽選で決定することになります。

(3)日本はH組に所属し、その対戦相手はベルギー(4日/埼玉)、ロシア(9日/横浜)、チュニジア(14日/大阪)の3カ国です。他の組の対戦状況と比べ、H組は比較的組みやすい相手だといわれていますが、サッカーの試合には「運」が大きく作用するだけに、気は抜けません。まず1勝を、出来れば初戦に1勝を上げることを目標に頑張ってもらいたいものです。前回は初戦に負けたチームの決勝トーナメント出場はありませんでした。

(4)今大会の優勝候補として取り沙汰されているのは、フランス(A組)、アルゼンチン(F組)、それにイタリア(G組)などですが、ブラジル(C組)、ドイツ(E組)、ポルトガル(D組)も前評判は高いようです。そして、何といってもサッカーの歴史があり、底力をもっているスペイン(B組)、イングランド(F組)もダークホースとして目が離せません。

 さあ、あなたはどこの国の優勝を予想しますか。もちろん日本代表チーム優勝の可能性はゼロではありません。また、過去の大会では開催国が1次リーグで姿を消したこともありません。その前例通りに日本代表チームが活躍してくれることを期待したいものです。  (コツキ)  


 パソコンで遊ぼう 
「もっと楽しむ、ワールドカップ」
 今週の「パソコンで遊ぼう」は、当然「ワールドカップを遊ぼう」です。
このコラムを読んでいただいている方は当然インターネットに接続できているわけですから、Wカップ関連の人気Webサイトをご紹介します。
 まず1番目は、ワールドカップの元締め、FIFAワールドカップオフィシャルサイトです。トップページの「試合日程」をクリックすると、AからHまでの各グループなど全試合日程と競技場を確認することができます。下のアンダーラインが引いてある部分をダブルクリックしていただきますと、インターネットエクスプローラが起動して、自動的にFIFAのオフィシャルサイトに接続されます。  http://fifaworldcup.yahoo.com/jp/
      
 このオフィシャルサイトの目玉は、「サッカーの歴史」の中で、「世紀のゴール」ファン投票第1位となった、名選手マラドーナが1986年の大会で見せた「神の手」と自ら表現した伝説のゴールを動画で見ることができます。ネット上ではここでしか見ることができない貴重な映像です。
 5月17日の日本代表メンバー発表以来、インターネットでもワールドカップ熱は急速に上昇していて、調査会社の発表によると家庭からインターネットに接続している人達の約10%に当たる、推定80万人の人達がスポーツ関連のホームページにアクセスしているそうです。通常時の20万人以上の増加になります。人気のスポーツ関連サイトは、
 日刊スポーツ    http://www.nikkansports.com/
 スポーツ報知    http://www.yomiuri.co.jp/hochi/home.htm
 スポーツニッポン  http://www.sponichi.co.jp/
 Yahoo!スポーツ   http://sports.yahoo.co.jp/

 以上の4つのサイトで、上の3つがスポーツ紙、残り1つがポータルサイトと呼ばれる情報提供サイトです。ポータルサイトに関してはまた改めてご紹介させていただきます。
 この様な、主催者やマスコミが発表する情報とは全く異なるのが、日本代表選手として欠かすことができない、中田英寿のオフィシャルホームページ「nakata.net」です。
             http://www.nakata.net/jp/
 私のお奨めはなんと言っても、「Hide’s Mail」です。開会式とフランス対セネガル戦の直前に書かれた中田選手本人の文章にはマスコミの記事とは全く異なる臨場感と重みを感じます。「それにしても、4年という月日は本当に早かった」とフランス大会からの回想や、Wカップ前、最後の親善試合後に行われたバーベキューパーティでトルシエ監督までがプールに落とされた模様など、実に生き生きと描写されています。Wカップに向けた中田本人の決意も語られていて、パソコンの前で「中田ガンバレ」と叫んでしまいました。おまけに中田英寿がお勧めのCDも紹介されています。私は早速このCDを買いに行きます。    (ミンミン)

 身近なビジネス 
「夢か?ソロバンか?」
 我が家の三女は、中村俊輔選手がサッカー日本代表に選ばれなかったことに大変おかんむりで、代表が劣勢になると「やったー」と叫ぶようになってしまいました。彼の芸術的といわれるフリーキックや、意表をつくプレーを今回のワールドカップで見られないのは、確かに残念な気もします。でも、中村選手は何故選ばれなかったのでしょうか?

 監督の心中は監督本人にしかわかりませんが、報道陣の推測として伝わってくるのは、①監督がへそ曲がりだから、②怪我をしたから、③同じ役割をする選手が何人かいて、その中で彼の評価は一番ではないから、という三つのポイントが指摘されています。

 ビジネスの立場から考えると、この答えは非常に簡単です。
サッカーは11人でやるスポーツですから、逆に考えれば、11の異なる役割を持つ組織です。この組織をどのように組み立てるのかは社長に任されています。社長はビジネスとしての成功を絶対的な目標としています。サッカーの監督は勝つことを絶対目標として、自分の組織を組み上げます。その組織に必要であれば選手を呼び、必要でなければ呼ばない。好き嫌いの感情を混ぜると、結果として「勝つ」という絶対目標をあやうくし、監督にとって「損」となる。つまり、ソロバンの問題です。トルシエは②と③から答えを導き出したと私は考えます。

 しかし、ビジネスの現場でこの様に行動しようとすると大変難しくなってしまいます。
サッカーの監督はサッカー好きな人しかやりませんし、うちの娘のようにサッカーファンは当然サッカーが好きです。たぶん誰でも、夢のあるいいプレーを見たいと思っています。しかし、監督は自分の気持ちである「夢」に逆らって、勝つという「ソロバン」もはじかなくてはならないのです。
 ビジネスをひっぱっている社長さんは、常に「夢」と「ソロバン」のバランスに悩んでいます。自分がやりたい「夢」に入れ込みすぎて、倒産してしまうこともあります。また、うまくバランスをとっても、一緒にやっている仲間から「夢」を忘れたのかと、いらぬ非難を浴びて悩むこともあります。(あげくに、人格を否定されたりもします。)ただし、結果は社長が責任を負うのですが.....。
 社長とは、なかなか割りのあわない商売なのですが、それでも続けられるのは、「好きだから」という人も多いのです。複雑ですね。

 監督さんも社長さんも、「ソロバンがなくては生きていけない。夢がなくては生きている資格がない。」と私は断言します。  (かぴたん)


 


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