朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/06/10)

 

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6月10日号(祝!第10号)
今週の話題
 



 今週の話題 

「電気自動車岐阜からも発進中」
 地球温暖化防止のための京都議定書に6月4日、日本も批准しました。二酸化炭素排出量の削減はいよいよ急務です。これに関連して二酸化炭素排出の要因である自動車についても環境に配慮したエコカーの開発は急務といえます。従来の自動車が石油を燃焼させて走るのに対し、アルコールや水素などを燃料とする方法も研究されましたが、最近は電動モーターを使用する電気自動車の開発が主流になっています。
 電気自動車も従来からの鉛バッテリーが先行していますが、ニッケル水素など新しいバッテリーの開発も進んで、将来は燃料電池式が主流になると思います。スピードが出ないと言われた電気自動車も、今や速度では新幹線なみの速度が出せるようになり、ガソリン車と比べて遜色ありません。次の課題は、電気自動車の低コスト化とガソリンスタンドに替わる燃料電池用水素などの供給ステーションをどうするかという問題です。

 今月初めに東京・代々木公園で開かれた「エコカーワールド2002」では、特色ある電気自動車が大手自動車メーカーからだけでなく、電気自動車開発に意気込みを持って参入した地方の中堅・ベンチャー企業や大学からも多数出品され、日本における電気自動車開発の裾野の広さを感じさせます。
 朝日大学に近い岐阜県各務原市にあるゼロスポーツ社もその将来性を見込んで新しく電気自動車開発を手がけるようになったベンチャー企業です。この会社が独自に開発した電気自動車「ゼロEVフォーミュラ」(写真参照)は、平成12年12月に電気自動車として当時の速度新記録時速276.6Kmを樹立し、電気自動車開発に掛ける意気込みが伝わってきます。さらに、このEVフォーミュラに続く、新たな量産車の発表が待たれ、岐阜からもこのように電気自動車が発進されていくと思うと地元の人間としてうれしくなります。
 
 20世紀の製品開発は効率重視でしたが、21世紀では「「環境にも人にもやさしい」と言うことが第一条件になると思います。その意味で電気自動車は21世紀にぴったりの製品です。大手自動車メーカーだけでなく地方のベンチャー企業や大学も、特色ある電気自動車を開発して、大量生産による大衆車の流れと、近距離ショッピング用、介護用、工場内運搬用など、無排気ガス・静粛性などの特性を活かした用途別少量生産の流れとが並存しながら進んでいくと思います。新しい用途を開発しながら、ユニークで感性豊かな電気自動車を創り出していきます。このような動きは夢多き技術者を育てるとともに、ベンチャー企業を起こしたい人々にも勇気を与えてくれます。  (Y.K)  


 パソコンで遊ぼう 
「もっと楽しむ、ワールドカップ 2」
 今週も「パソコンで遊ぼう」は、ワールドカップを取り上げます。先週ご紹介しました、オフィシャルサイトやメディア関連サイトとはチョットちがう目線でワールドカップを取り上げているユニークなサイトをご紹介します。

 「ほぼ日刊イトイ新聞」と題されたこのサイトは、コピーライター糸井重里氏が手作りで始めてから、今年6月6日で4年目を迎えられました。(下線部分をクリックして下さい)

 トップページの頭、万国旗に飾られたコーナーの中にある「ほぼ日はワールドカップに興味があります!」のボタンをクリックしてください。ここは、「にわかサッカーファン」におすすめのコーナーで、ワールドカップをネタに楽しい話題が取り上げられています。その中でも「いまさら訊けないサッカー常識ブック」は、トルシエ監督といつも一緒にいる長髪、長身の通訳の正体は?など、ワールドカップの豆知識がとてもわかりやすく解説されています。縦長のページの一番下に5月31日からのバックナンバーを見るためのボタンも用意されていますので、全部読むとサッカーの知ったかぶりができますよ。

 次に、トップページに戻って、「ほぼ日はワールドカップに興味があります!」の右側にある「アズーリにべったり密着50日!」ボタンを押してください。イタリアでは神様とまで言われる著名なスポーツジャーナリスト「フランコ・ロッシさん」が、イタリア代表チーム「アズーリ」の選手に密着取材したコラムが掲載されています。「アズーリ」とはイタリア語で「青」、イタリア代表チームの国際試合での正式ユニフォームの色が青色であることに由来しています。
 選手に信頼されているフランコさんならではの選手の肉声が綴られていて、ここでしか見ることができない大変おもしろいコラムです。選手達はチームドクターから寿司や刺身などの日本食は禁止とのこと、頑丈そうですがイタリアのスポーツカー、フェラーリのように繊細だからというのが理由だそうです。
 イタリアチームは、若く、ハンサムだということで日本の女性達に大人気で、キャンプ地の仙台は大変な盛り上がりだそうで、女性達は勝敗だけに一喜一憂している男性とはだいぶ異なるワールドカップの楽しみ方をしているようです。ただ強いだけでは女性の心を捕まえることは難しいようです。体力に自信のない男性も、ここで仕入れた情報を活用すれば若い女性にアピールすること請け合いです。

 ワールドカップだけではなく、今回ご紹介した「ほぼ日刊イトイ新聞」はおもしろい話のネタがたくさんころがっていますので、お気に入りに追加することをおすすめします。
(ミンミン)

 身近なビジネス 
「100円ショップとデフレーション」
 皆さん、お元気ですか?ワールドカップ盛り上がっていますか?日本チームは、第一戦を惜しくも引き分けで終わりました。それにしても稲本の幻の3点目、惜しかったですね。
主審のジャッジで物議をよんでいますが、中田英寿は自らのホームページで「主審のジャッジが正しい、相手選手の間に割って入りボールを取りに行ったその時点でのファールだ」と言い切っています。ワールドカップは益々面白くなってきました、しばらくテレビから目が話せない毎日ですね。

 ところで、最近あちらこちらに「100円ショップ」や大手スーパーが始めた「88円ショップ」と言われるお店が出現しています。実は私もこの手のお店が大好きで、暇があると覗いています。品揃えも豊富ですし、今まででは考えられなかった価格で色々な物が買えます。折り畳み傘、目覚まし時計、物干し竿、ビアマグ・・・・・ついつい余計なものまで買ってしまうというところが悩みの種です。「100円ショップ」の他にも「1,000円床屋(10分間)」「1,000円マッサージ(10分間)」など価格破壊商売が花盛りです。

 戦後高度成長を続けてきた日本経済は、バブル崩壊後デフレーションに突入してしまいました。デフレーションというのは、物の供給が需要を上回り、物の価格が下がる現象です。私達消費者にとって物価が下がることは歓迎すべきことなのですが、日本経済全体を考えた場合には、決して好ましいことではありません。
 経済社会は需要と供給のバランスで成り立っていますから、商品を販売したり、サービスを提供して利益を上げている企業にとって、商品やサービスが売れないとなると、価格を下げなければなりません。当然利益も下がります。そうなると、従業員に従来通りの給料が払えず、給料を下げなくてはやっていけなくなります。もっと厳しくなると、従業員を解雇しなければなりません。もちろん生産を拡大するための設備投資(機械など生産設備を買うこと)もできませんから、企業同士の取引も低調になり、お金が動かなくなります。従業員イコール消費者であることから、給料が下がったり、失業してしまったら、物を買わなくなり、買えなくなってしまいます。そしてますます物が売れなくなるのです。

 このように物価の下落と企業の業績悪化が悪循環となることを「デフレスパイラル」と呼んでいます。今の日本経済はこの状態に陥っているのではないかと懸念されています。
「高くても買いたい」という魅力ある商品やサービスの開発によって需要が喚起され、物がどんどん売れると良いのですが、なかなかそうなりません。
 ワールドカップで皆さんが韓国や日本各地に応援に行ったり、勝利の祝杯を挙げるのも良いでしょう。あるいは、負けても残念杯を挙げるなど、大切なお金ですが、この2度と無い世紀の祭典に参加して、ワールドカップを大いに盛り上げましょう。
 これによって需要が喚起され、お金が回るようになります。日本経済を回復させるためにも、オレー、オレ、オレーです。   (韋駄天)


 


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