朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/06/17)

 

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6月17日号(第11号)  



 今週の話題 

「王者フランスの敗退」
 今週の話題としては、やっぱりサッカーのワールドカップに優るものはないと思います。
 9日に行われたW杯日本―ロシア戦の名古屋地区テレビ平均視聴率は、ビデオリサーチの調べで57.3%を記録し、番組全ジャンルで歴代三位となりました。ちなみに名古屋地区の歴代平均視聴率の一位は、1981年のNHK紅白歌合戦の76.9%。二位は中日ドラゴンズが優勝を決めた1982年秋のプロ野球・大洋戦の58.1%となっています。
 試合の流れによっては、歴代の記録も簡単に更新されてしまいそうな勢いです
 
 ワールドカップもいよいよ一次リーグの結果が出始めて、決勝トーナメント出場チーム、一次リーグ敗退チームが決まってきた。その中でも最大の話題は前回優勝の王者フランスの一次リーグ敗退でしょう。フランスは開会式の直後に初出場のセネガルと戦い0-1で苦杯を喫しました。次の試合のウルグアイにも得点できず0-0の引き分け、11日にはデンマークに0-2で敗れ去ってしまいました。世界ランキング1位で、攻撃力もあるフランスがリーグ3試合ともに屈辱のノーゴールという結果は、世界中の誰もが予想しなかったことであり、これが実力伯仲のワールドカップの怖さといえます。
 ゴールのバーやポストをたたくシュートを見るに付け、ほんの数センチの差が勝敗の分かれめとなっていて、3試合を通じて数え切れないほど得点するチャンスがありながら、勝利の女神に見放される怖さが伝わってきます。フランスの敗因は色々と分析されるだろうが、王者の実力でもって、力で相手をねじ伏せようとした点、選手個人の力に頼っていた点など。誰もが栄光を手放したくない、そのため過去の成功体験に縛られて、過去に固執し、新しい体験と確認を怠ったためではないかと思いました。

 これはビジネスの世界でも同じことであり、過去の成功体験に固執して失敗するなどによって会社が傾いた例は多い。いたずらに成功体験にしがみつかず、むしろ失敗した例から学んで成功に導くのが賢いやり方ではないでしょうか。
 情報を持つこと、己を過信しないこと、固執せず柔軟に対応すること........ワールドカップはいろいろなことを私たちに教えてくれています。   (ダイナ)
 


 パソコンで遊ぼう 
「検索の上達技」
 みなさんはインターネットでほしい情報を得るのにどんなことをしていますか。
レポートを作成するときなどで参考文献を探すことが多いものですが、今回は、それを効率良く探し出す方法について考えます。

 みなさんの中には検索エンジンを使われている方が多いと思いますが、検索エンジンもちょっとスパイスを加えるだけで、さらに効率的に情報を得ることが可能です。
検索エンジンは数多く存在しますが、『Google (http://www.google.co.jp)』が一般的につかわれていますので、それについて説明します。
 Googleの検索窓に「Word」と入力し、検索ボタンを押すと約30万件もの検索事例が抽出されてきます。これは「Word」という言葉が大変多く使われているためですね。そこでもっと絞込みをする必要があります。それには「Word」のあとに「スペース」を入れ、次に「文字修飾」と入力します。”という具合です。
 これで「Word」と「文字修飾」という二つのキーワードをによる’絞り込み検索’をしていることになります。これで30万件が約400件まで絞り込むことができます。さらに、スペースを入れ、「下線」を追加すると三つのキーワードを使ってさらに絞り込み検索をしてみましょう。’Word 文字修飾 下線’と入力します。そうすると約60件にまで絞り込むことができました。いかがでしょうか? ほしい情報に素早く、簡単に辿りつくための方法、それが絞り込み検索です。効率よく仕事をこなすテクニックはパソコンに限らずビジネスでも大変有用です。

 次に、Googleの便利な機能、「マイナス検索」をご紹介しましょう。
今、日本中はワールドカップで大変盛り上がっていますが、過去のワールドカップについて情報を探してみましょう。検索窓に「ワールドカップ」とだけ打ち込むと、今、開催されているワールドカップの分まで検索されてきますよね。そこで抽出されたデータから不要なものを除いていくわけですが、「ワールドカップ」に続けてスペースを入れて
 ’ワールドカップ -日韓 -2002’ と入力して検索してみてください。「-」は半角のマイナスです。 そしてもちろん各キーワードの間には「スペース」が入っています。
 これで「日韓」と「2002」を除いたワールドカップの情報が検索されます。ただし、半角と全角は区別されるので、全角で「2002」と表記しているサイトのものは除かれませんので念のため。

 Googleについて使い方をお話しましたが、YahooやLycosなど他の検索エンジンの使い方も知っておくと仕事の幅がさらに広がります。各検索サイトはいろいろな特徴があって、得意な分野があります。特有の検索方法(and検索やor検索など)になるので、各サイトのヘルプを参照しながら使いこなしてください。  (モモ)

 身近なビジネス 
「人気という『商品』」
 今回のワールドカップでは優勝候補が次々に予選リーグで敗れ、ごひいきのチームが消えてがっくりの方も多いのではないでしょうか。さてここで質問です。そのごひいきのチームは、いつどういう理由で好きになったのか思い出せますか?

 前回「夢かそろばんか」で取り上げたように、本当は複雑な要因が絡まった’ある人’の決断が、マスコミを通して報じられると<好きか?嫌いか?>とか<良い人、悪い人?>のような単純な話になってしまうことが多いのです。これはマスコミが「夢」よりもマスコミにとっての「そろばん」を重視して話題作りを行う結果です。
 複雑な話より、単純化した話のほうが、数百倍多くの人に理解してもらいやすく、多くの人に理解してもらうほうが新聞や雑誌が売れ、TVの視聴率が上がり、商売になるからです。色々な情報や知識をもとに監督と選手の関係を推察するのはファンの楽しみの一つですが、単純に好きか嫌いかで扱ったほうが、ファンだけでなく、はるかに多くの人々の耳目を引くのです。

 マスコミが「そろばん」でがんばった結果、多くの人の興味を引き付けたワールドカップ日本-ロシア戦の視聴率は、昔の娯楽のない時代であればともかく、この「個性の時代」としては驚異的な数字になりました(今週の話題ご参照)。まさに、ワールドカップは登場人物も含めて、マスコミに「商品」として扱われました。
http://www.videor.co.jp/data/ratedata/all50.htm
http://www2.asahi.com/2002wcup/column/ikushima/011221.html
 そういえば様々な人たちがマスコミにとっての「商品」として扱われてきたことが思い出されます。カズ、野人岡野、野村監督、神田ウノ、サッチー、小泉首相、田中前外相・・・・。
そして、このような人気という「商品」は消費されていきます。お菓子やビールに新製品が多いのは、目新しいものに多くの人が関心を示し、一度は買ってみたりするからです。しかし、飽きがくるのも早いのです。売れなくなった商品はどんどん廃止して、新しい「新商品」を送り出さないと「そろばん」をはじけなくなってしまうのです。

 僕達がマスコミから受け取る情報には、以上のように「そろばん」という偏りがあるのは事実ですが、そのことを理解した上でマスコミの「そろばん」に乗って、ワールドカップを楽しんでいると、意外な発見があるのも事実です。今回僕は驚異的な粘りの「アイルランド」と、闘牛のような玉回しの「スペイン」にしびれてしまいました。

 ところで、6月16日はラグビーの来年のワールドカップ出場を賭けた韓国との大事な一戦があったこと、皆さんご存知でしたか?世の中には面白いものがたくさんあるんですよ。  (かぴたん)


 


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