朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/09/02)

 

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9月2日号(第22号)  



 身近なビジネス 

「海の家」
 いよいよ9月に入りました。8月は猛暑が続きましたが、皆さん如何お過ごしだしたか。夏休みを十分取られた方、忙しくて休みを取れなかった方、まだ夏休みが続いている学生の方、いろいろいらっしゃることと思います。

 私は夏休みに、家族で伊豆半島の下田に海水浴に行ってきました。(天皇家ご一族が、愛子様を連れて行かれた須崎の御用邸のある所です)中学1年の子供がボディーボードにはまってしまい、これにお付き合いしていました。ボディーボードは、腹ばいになってボードに乗り、波乗りするものです。サーフィンは、ボードの上に立てるようになるまでかなり修行が必要ですが、ボディーボードは短い時間で誰でも手軽に楽しめます。2メートルくらいの波にうまく乗ると、波打ち際まで50メートルくらい滑走しますからこれはもう爽快です。海の家で、焼きそばとカキ氷を食べる以外は、1日中海の中でした。

 海の家といえば、この夏、江ノ島の片瀬海岸に冷房完備のジャグジー風呂付き海の家が出現したそうです。それどころかカウンターバーでカクテルを飲める海の家まで出来たとのこと、いやはや驚きです。確かに、今までの海の家というと「ダサい、汚い、狭い」というイメージがあったようです。特に、トイレ、脱衣所、シャワー室などは女性の方ならずとも、もう少し改良してもらいたいと感じたことがあります。しかし、浜辺の海の家で、冷房、ジャグジー、カウンターバーとなると、ちょっと海水浴のコンセプトから外れるのじゃあないかなーと考えてしまいました。トコトン快適さを追求するのであれば、都心のシティーホテルのプールがあります。冷房は効いていますし、日焼けマシーンまであり、時々水にチャプチャプとつかり、バーカウンターではカクテルだって飲むことが出来ます。
 海水浴は、日常生活を離れて海という大自然と付き合うものですから、多少の不便さは当たり前で、そこが楽しいのではないでしょうか。私は、海の家はよしず張りで、その中で裸のままカキ氷を食べるのがやはり一番だと思いますし、その方が海水浴に来た、と言う実感が湧いてくるような気がします。エスカレーター付きエベレスト登山、動く歩道完備の遊歩道、懐石料理付きオートキャンプ場なんてあまりピンと来ませんよね。
 さてさて、今年江ノ島片瀬海岸に出現した、ニュー海の家は、来年にはもっともっと増殖しますか、それとも一時の徒花となって散って行きますか、興味深いところです。
                                  (即興詩人)


 パソコンで遊ぼう 
「インターネットカメラ」
 今年も早くも9月、いやぁまだ年末まで122日あるよと「今夜の気分はどっち!」でしょうか。みなさんはおそらく…、能天気な私は迷わず後者を選択します。されど花火や夏祭りが終わり、鈴虫の音が夏の終焉を告げるとどこか寂しくなるものです(生粋の日本人だなぁ)
 身近なビジネスでは「海の家」のエピソードが綴られていましたが、私のようにどこにも行かなかった(行けなかった)皆さん、インターネットでささやかですがバーチャルツアーで最後の夏を楽しみましょう。
「WebView World」
キヤノン運営(キヤノンのヤは大文字です。知っていましたか?)

 トップページを開いたら、「リアルタイムの動画をライブ中継!」、「あなたがカメラをコントロール!」との文字が飛び込みますね。これがインターネットカメラです。
左側のカメラサイトを選択して世界中の場所をウォッチするもヨシ、ページ下の特集サイトのカテゴリーから選択してもOKです。
 一例では、特集カテゴリーの「富士山」-「富士山河口湖湖畔から」をクリックすると、河口湖町の公式サイトへリンクしています。そこで左側にある「富士山生中継!!」を選択します。「Java版」と「ヘルパー」のどちらかを選択すると、生中継で富士山を見ることができます。なお、「ヘルパー」で見る場合は無償ですが、専用ソフトをダウンロード(約2.2MB)する必要がありことをご留意下さい。他にもご当地「岐阜県ライブカメラ・リンク集」もありました。

 キヤノンではインターネットカメラを活用したシステム『WebView Livescope』をビジネスに活かしています。キヤノンのHPによると、このシステムで1.「Webcasting」-観光地にカメラを設置、ホームページからライブ映像をインターネットで発信してPRやサービスを提供、2.「モニタリング/監視」-ライブ映像をイントラネット内に発信して、企業内のセキュリティや完全管理に利用することを利用例にあげています。
 つまり、1は発信者側、2は受信(視聴)者側と双方に利用価値のあるシステムといえますね。託児所に設置されたカメラからリアルタイムで、携帯電話やPCで子供の保育状態を確認できるなど、実用例は多々あるようです。   (ぱそもも)

 今週の話題 
「環境・開発サミット」
 国連による「環境・開発サミット」が8月26日から南アフリカのヨハネスブルクで開かれています。環境問題をテーマに各国の首脳が集まるのは、1992年にブラジルのリオデジャネイロで行われた「地球サミット」以来10年振りになります。地球と人類が「持続可能な開発(sustainable development)」を続けていくための課題と方策が話し合われています。
 
 この「持続可能な開発」という用語は、人類が発見した最も価値のある言葉だともいわれています。地球は一つですが、その地球上には豊かさを手に入れた先進国と、貧困から脱却したい発展途上国が存在しています。したがって、人間と環境をテーマに地球規模でどのように取り組むべきか、という議論になると先進国は「環境保護」、発展途上国は「経済発展」の優先をそれぞれ主張し、意見が対立してきました(このスタンスの相違は現在も同じですが)。

 そこで、1987年に国連のブルントラント委員会が、その報告書「我らの共通の未来」の中で、これまでの開発のあり方を変え、環境への負荷の少ない「持続可能な開発」をしていく必要性を主張したのです。これにより世界は、「環境保護」か「経済発展」かといった対立の構図から、「環境保護」機能をビルト・インさせた経済発展をめざす方向へと視点が変化したのです。

 人類は「持続可能な開発」という言葉を手に入れ、92年の「地球サミット」でもその取り組みのための行動計画「アジェンダ21」が採択されたのですが、この10年の成果を見るかぎりその約束は十分守られませんでした。むしろ、世界はグローバリズムの進展に伴い、先進国と発展途上国の経済格差は大きく拡大しました。また、温暖化や酸性雨、砂漠化などに見られるように地球環境の破壊は今もどんどん進行しています。

 今回の「環境・開発サミット」では、前の地球サミットで採択した「アジェンダ21」を達成するための具体策を「実施文書」の形でまとめることが求められています。「持続可能な開発」を単なる言葉の遊びで終わらせないために、今回こそは確実な成果につながるような内容のサミットであることを期待したいものです。         (コッキ)


 


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