朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/11/11)

 

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11月11日号(第32号)  



 身近なビジネス 

「たばこの煙」
 今年は、秋を一足飛びに越えて、一気に冬に突入してしまったようです。寒い毎日が続いていますが、皆さん風邪など引かれないようにしてください。冬といえば、空気も乾燥してきますし、火を使うことも多くなります。先日私の住まいの近くで火事がありました。火の扱いには気をつけましょう。
 
 今回はその火に関係した煙の話ですが、先日テレビのニュースで、喫煙による経済的損失について報道していました。なんでも喫煙による損失は、日本全国1年間で、7兆4千億円に上るそうです。内容は、喫煙が原因の医療費2兆6千億円、健康を害したことで働けなくなった逸失利益4兆4千円、たばこの火の不始末による火災2千4百億円などということでした。
 たばこは、15世紀末にコロンブスがアメリカ大陸のマヤからヨーロッパに持ち帰り、あっという間に全世界に広がりました。日本にも、1543年種子島に鉄砲と一緒に伝えられたということです。(鉄砲の伝来は有名ですが、たばこの伝来の時期についてはあまり知られていないようですね)たばこの害について、いろいろ喧伝されていますが、一度たばこの味を覚えてしまうとなかなか止めることはできないようです。
この何かと分の悪いたばこに対して、1箱あたり千円くらいに値上げしたらどうかという意見があります。税収は増えるし、たばこの買い控えも起きるだろうから健康のためにも良いし、願ったり叶ったりということです。
 しかし、愛煙家にあまり辛くあたると、20世紀初めのアル・カポネが暗躍した、禁酒法時代のアメリカのようにならないとも限りません。(密造たばこが暴力団の資金源になる?)愛煙家の皆さんには、マナーを守っていただき、節度ある喫煙をお願いするということでしょう。

 それにしても、テレビや映画で主人公が格好良くたばこをふかすシーンがありますが、あれはやめてもらいたいなと思います。前途ある若者がついつい真似をして、たばこに手を出す可能性があるからです。いや、たばこを吸わない、もてない男のひがみかな。
今回はなんとも愛煙家のブーイングを受けるようなお話になってしまいました。
                                              (即興詩人)


 パソコンで遊ぼう 
「リアルタイム伝達ツール『メッセンジャー』」
 急に寒さが増し、一足飛びに冬が訪れた感がします。それを証明するかのように伊吹山の頂が例年より早く冠雪して”息吹おろし”の冷たさを感じるようになりました。 
風邪にはくれぐれもご用心ください。(下の写真:朝日大学から関ヶ原方面を望む)

 ところで、最近パソコンの世界で「インスタントメッセンジャー(IM)」という種類のソフトが多く出回るようになりました。

 メッセンジャーとは、数行程度の文章やファイルをネットを通じて即時に送ることのできるものです。メールと違い、事前に登録してある相手がオンラインかオフラインかを確認しながらサーバ経由で即、送受信できるために、会話している感覚で相手とやりとりできます。 しかも大半のソフトウエアは無料で提供されています。音声を使ったチャットやインターネット電話の機能を有したソフトも出ています。 

 やはり、メールの場合、相手に送ってもそれがすぐに読まれるとは限らないので、リアルタイムで伝えたいことがある場合にインスタントメッセンジャーは非常に有用ではないでしょうか。 Microsoftのサイトからもダウンロード可能な「MSN Messenger」やWindowsXPに最初から含まれている機能拡張版「Windows Messenger」 をはじめ、この分野の草分け的存在「ICQ」、 Yahoo! の様々なサービスとの連携が強みの「Yahoo!メッセンジャー」、 全世界に一億人以上の使用者がいると思われる「AOLインスタント・メッセンジャー」 などが有名です。どれもインスタントメッセンジャー界のデファクトスタンダードになろうと必死です。 

 それぞれの会社がさまざまな特徴を打ち出しており、ユーザに有用なサービスを自由に選択できて大変うれしい限りです。フィーリングの合ったメッセンジャーソフトを見つけて、是非友だちにもそのソフトを薦めてあげ、コミュニケーションを深めあうことに大いに活用してください。    (モモ)


 今週の話題 
「ユビキタス情報社会」
 21世紀情報化社会の概念を表す用語として「ユビキタス情報社会」がありますが、最近の急速な情報技術の進歩によって2010年頃には出現しそうで、新聞やテレビなどでも話題に上るようになり、身近な用語になってきました。ユビキタスの語源はラテン語で「いつでも、どこにでも存在(偏在)する」という意味で、「ユビキタス情報社会」とは、あらゆるコンピュータがネットワークで接続されていて、いつでも、どこでも、だれでもが簡単に扱える操作で必要な情報やサービスが得られる情報環境を構築した社会を指しています。

 ユビキタス情報環境では手のひらに乗るような小さなコンピュータやマッチ棒程度の超小型電子チップなどが社会の隅々まで入り込み、あらゆる情報がネットワークを介して瞬時にやり取りされます。例えば、食品に電子チップを取り付けて値段、品質保持期限、調理方法を記憶させておけば、顧客はレジを通ることなく店出口で電子マネーICカードをかざして支払いを済ませ、冷蔵庫に入れた後は冷蔵庫が品質保持期限の管理をしてくれます、また、調理方法についてのアドバイスを受けることも出来ます。子供の衣服などに電子チップを埋め込んでおけば、走行中の自動車はチップからの信号を近傍のネットワークを経由して受信し、オートブレーキが作動して安全を確保することが可能になります。
 これらはほんの一例で、商品の物流管理・偽造防止、留守宅の最適コントロール、場所を問わないネットワークアクセス環境により多様な就労環境の実現など、さまざまな応用が考えられ、いろいろな分野で利便性が飛躍的に向上し、我々の生活スタイルを大きく変えていくと思います。

 上述からユビキタス情報社会は良いこと尽くめのようですが、無限に増大していくネットワーク・システムにおいて、増大化は必ずその脆弱性も増大させていくため、トラブル対策と信頼性の向上が絶えず要求されます。一方、その利便性を享受する個人レベルでも「便利さの裏にリスクあり」で、トラブル発生時の代替手段準備や個人情報が漏洩しないようにセキュリティー管理に細心の注意を払うなど、従来あまり気にしなかったリスク管理が重要になっていくでしょう。また人を介さずに必要な情報やサービスを得る機会が増えるに従って人と対話する機会が減っていくため、これを補うコミュニケーション努力が一層必要になると思います。   (Y.K)  


 


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