朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/01/27)

 

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1月27日号(第43号)  



 身近なビジネス 

「オーマイホーム」
 
 最近発表された(財)経済広報センターの「家計と景気に対するアンケート」を見ると、大人が日頃欲しいと思っているモノは、海外旅行、大型/液晶テレビ、住宅、車の順でした。 中でも21世紀を支える2,30代世代の欲しいモノは、海外旅行・車を押さえて住宅が第一位、3人に1人が望んでいます。調査方法の違いを考えても1年前の調査よりも高い数字です。地価下落で住宅価格が低下していることも関係しているのでしょうか。

 住宅は、その他の商品に比べて長期の計画性を持った買い物、つまり「実現に向かって進むことを常に意識する、形の見える夢」に近い存在でしょう。建売住宅や電化住宅といった言葉が登場したのは戦前ですし、昭和初期の田園調布はサラリーマンの手の届く夢を形にした場所でした。長年、日本人にとってマイホームは人生の目標、人によっては目的だったかも知れません。 長期目標を自然に設定できる動機付けの点で持ち家志向は大変優れているのですが、さてこれからもマイホームがみんなの夢なのでしょうか。立派に家は建てたものの住宅ローンの返済が心配で、社会の変化に応じた転職を決断できないお父さんも少なくありません。
 現在日本の家計数約44百万戸に対して、住宅数は55百万戸にも達しています。努力の証拠の持ち家は手放さないという人が多いのかも知れませんが、もし流通市場が整備されていれば、地価下落を待つまでもなくマイホームは既に車と同じ夢ならぬ普通の商品になっていたでしょう。

 手が届きやすくなったものや手に入ったものを夢にすると、人間は保守的になります。家はゴールなのかといえば本当は夢の途中でしょう。人から認められ、独立し、安心できる大人になった証として、21世紀、マイホームに替わりうる夢は何でしょうか。
 大学卒業直後、親友と「冒険者たち」という映画の話をさかなに飲みながら、それぞれの仕事で力をつけて45歳になったらアフリカに金鉱を掘りに行こうと、半分冗談半分本気で話し合ったことがありました。仲間とビジネスを成功させる夢は、他のみんなにわかってもらう形にはなりづらいのですが、長期の目標としうる夢です。 みんなが当たり前と思うようになる夢に先に気がつけば、それ自体が成功するビジネスにもなります。そうだ、将来の夢の実現を阻んでいるような現行制度を若い世代のために変えておくことも、僕の世代の責任(夢)ですよね。   (かぴたん)


 パソコンで遊ぼう 
「無料歌詞検索サイト」
 一時、下火となったカラオケが、最近若者中心に、復活の兆しが見られつつあるようです。 若い人の間ではカラオケが日常の遊びの中に自然に組み込まれつつあり、男友達同士、女友達同士、はたまた好きな人と一緒にカラオケを楽しむなど・・・いずれの場合にせよ、少しでもうまく歌って他人にいい格好を見せたいというの願望を持つのが人の心理ですね。 日頃、自信のある人なら、「俺に任せておけ!」という人もいますが、「いつかのためにこの曲をマスターしておこう」また、そこまでの決意がなくとも、流れてくる曲に合わせて口ずさんでみようと思う人も多いはずです。そこで、そんなときに役に立つサイトをご紹介しましょう。  

 その前に一つ気を付けておかなければならないことがあります。歌は創作物であり、作曲者・作詞家・レコード会社など様々なところでの著作権が絡んでいます。例えば、みなさんが”Webサイトを作ろう”と思い立ったときに、人が作った画像などの素材を制作者に無断で使用した場合、それは著作権法違反という犯罪になります。そうならないためには著作権フリーと断りが付いている素材集を使うか(その場合でも商用利用は不可な場合が多い)、Web上に公開せずに、自分のコンピュータの中でのみ楽しむことであれば著作権法違反にはあたりません。  
 音楽においても然りで、作曲者の代わりに著作権料徴収の業務受託をしているのがJASRACで、JASRACで管理されている曲を流すときはもちろん、歌詞を掲載する場合においてもJASRACの許可を得ることが法的に義務づけられており、これに違反すると罰せられることになります。何とか好きなカラオケを費用をかけずに楽しみたい、このような思いを実現できる方法があります。会員登録さえすれば無料で歌詞が検索できるサイトを紹介しましょう。  

 「Uta-Net」(http://www.uta-net.com/)では、無料の会員登録をするだけで18,000曲のデータベースの中から曲の歌詞を検索することができます。会員になるといっても、月2回、メールマガジンとしてデータベースの更新情報が送られてくるだけの安心できるものです。JASRACの許可を正式に受けている証拠に、TOPページの下の方にライセンスマークと許諾番号を確認することができます。  
 みなさんが自宅で”カラオケでもしようかな”と思った時、このサイトの歌詞を参照して自慢ののどを披露される事もまた、一興かと思えるのですが・・・      (もも)

 今週の話題 
「資源循環型社会」
 リサイクル促進とごみの発生抑制を目指して国が計画案を練っていることがこのほど明らかになりました。名称は「循環型社会形成推進基本計画」といいます。それによると、大量生産、大量消費の社会では持続的発展が不可能であるとして、資源を循環させ自然と共生する社会づくりをするために具体的な数値目標を提案しています。3月末までに閣議決定を経て、2003年度から実施される予定です。  

 具体的には、2010年度のごみ処分量を2000年度の約半分の2700万トンに減らすことや 資源循環に対する国民と企業の意識改善の度合いなども目標として設定しています。この計画の最大のポイントは、国民一人ひとりの意識改善が成功するか否かにあります。環境保全活動に参加した国民の割合を2000年度の20%から2010年度には50%に、ごみの減量化を心がけている割合を同71%から同90%にすることを目標にしています。難しい目標ではありますが、決して達成不可能ではないような気がします。  
 環境対策には、経済社会を構成する企業、市民、政府という3つのセクターが一致協力して行わなければ効果が上がりません。計画案では、企業に対しても環境対策と成果を会計的に示す「環境会計」の積極的な導入を呼びかけることにしています。また、政府機関においても、事業者的側面や消費者的側面での行動においてリサイクルなどを率先して実行することにしています。  

 こうした環境対策としての資源循環のしくみづくりは、既にいろいろな地方で始まっていますが、岐阜市でも2003年度から生ごみの活用促進に向けて本格的に取り組むことを計画しています。一般家庭から出るごみを収集し、たい肥化する事業を本格化し、その過程で発生するメタンガスを利用して発電も行うというのです。この計画のためには、生ごみを他のごみと分けて回収することが必要であり、市民の協力が不可欠になります。資源循環型社会は、誰のためでもない、われわれ自身のために必要なのですから、きっちりと協力していきたいものです。    (コッキ)


 


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