朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/06/23)

 

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6月23日号(第64号)  



 身近なビジネス 

「内部統制」
 
 ゼミ単位で製品を企画して作り上げる過程を体験する「カレンダーコンテスト」と1年生が格闘しています。チーム運営はまず共通の目的作りから。企業であれば収益ですが、学生にとっては面白さ。デジカメを使ってまず面白いと感じてもらいます。しかしそれでも(学生の苦手な段取りの問題とは別に、)どのようにチームで行動すればよいかに悩みます。傍観者でいるべきか、積極的に取り組むか。
 教員は美しい友情・師弟愛に結ばれたチームを期待しますが、恋愛関係でも成果報酬対応でもないチームにこれは期待しすぎでしょう。組織には隠れて支える人がいることに前回ふれましたが、逆にただ乗りする人がいるのも実態です。ただ乗りする人が一定限度を超えると船は沈み、組織は破綻します。では、世の中の大半の組織はどうやって運営されているのでしょうか?

 組織の目的がわからず無意識でただ乗りになっているメンバーに明確な目標を示しリードするのは経営者の重要な仕事です。しかしこれだけでは不十分。なかば意識してただ乗りしている人(このくらいならいいだろう。みんなもやってるし。)が増殖しない仕組み作り「内部統制」も重要です。
 従来日本企業が得意としていた内部統制は、長く面倒見るがちゃんとやらないと組織から追い出すぞ、そしたら生き場所がないぞと脅しつつ、同時に同じような制約を受けている仲間は裏切ることはまずないという内部での人間関係の安心を得られる村八分型内部統制です。これはしっかり子供どうしのいじめに継承されています。 このような組織は、言葉どおり内部の統制としては圧倒的一体感を生み出しますが、チームの外の社会との関係から見ると、評価できない組織や内部蓄積を食い延ばすだけの組織に変質しやすくなります。村八分型内部統制をマフィアの世界と考えてみて下さい。

 変質を避け、ただ乗りを減らす方法の一つは、組織の内側を外からの評価にさらすことです。現在企業で広まりつつある非常勤外部取締役制度はこのための制度です。「カレンダーコンテスト」でも審査員は学科外の人、歯科衛生士専門学校の女子学生に務めてもらいます。チームの活動状況は外の目で見ると作品から隠しようもなく、へたをすると白衣の天使の前で恥をかくことになります。     (かぴたん)

 パソコンで遊ぼう 
「笑顔は一瞬」
 今週は1年生の学生たちといっしょに岐阜の観光名所にデジカメを持って取材です。金華山の頂上にある岐阜城、鵜飼いで有名な長良川、そして柳ヶ瀬の商店街など他チームよりも「いけてるポイント」を求めて歩き回りました。  
 長良川では鵜飼観覧の準備をしている船頭さんにカレンダーコンテストの趣旨をお話したところ「船に乗っていいよ」と、笑顔で招き入れてくれました。笑顔がとてもチャーミングなおじさんだったのですが、お話しを伺いながら撮った写真は残念ながら笑顔が消えていました。(写真-1)
 モデルさんはズート笑顔でいられますが、普通の人の笑顔はほんの一瞬です。「ハイ!笑って」などと言っても顔が引きつってしまうだけです。

  写真-2は、韓国からの留学生、宋(ソン)君です。日本語がとても上手になり、日本語の難しい本も理解できる様になったと言っていました。自信と余裕が感じられる笑顔だと思いませんか。
  こういう人物写真(ポートレート)を撮るときはズームの望遠を使ってください。2倍ズーム位で2~3mはなれての撮影がベスト、これがプロのテクニックです。  (ミンミン)

 今週の話題 
「キャンパス内の禁煙運動」
 
 朝日大学では、去る6月1日からキャンパス内を全面禁煙化するための運動がはじまりました。平成14年8月に制定された「健康増進法」の第25条「受動喫煙防止に係わる努力義務」の規定を重く受け止めたことによる措置です。ここで「受動喫煙」というのは、「室内またはこれに準ずる環境において、他人のたばこの煙を吸わされること」という意味です。受動喫煙による健康への悪影響については、涙目、鼻づまり、頭痛などの他、呼吸困難、心拍増加、血管収縮などの反応が知見されています。さらにこれが慢性化すると 肺ガンや循環器疾患へと進む危険性も指摘されています。たばこを吸わない人にとっては、まことに迷惑千万なことです。  

 朝日大学では学長を本部長とする「朝日大学構内禁煙推進本部」を設置し、この趣旨を記した「禁煙告示」を食堂、ラウンジ、通路さらにはトイレの中まで徹底して貼り付けました。そして、昼食時間には学生課の諸先生や職員がキャンパス内を巡回し、禁煙指導を行っています。この巡回指導には学長や副学長、学生部長などが参加されていることもあって、禁煙推進本部の運動はアッという間に大学構内に浸透してきました。しかし、この運動の本当の難しさはこれからだと思います。かっての米国の禁酒法が、散々な結果を招いたようなことにならなければよいのですが。   (COX)

 
 


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