朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/07/14)

 

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7月14日号(第67号)  



 身近なビジネス 

「実物の威力と真似」
 
 カレンダーコンテストスタート当初は何をすればよいのか受け身だった学生も、専門学校生を前にいざ発表となると盛り上ります。コンテストですから一応競争です。
 金曜日に各チームともカレンダー展示パネルを作りあげました。実物ができると納得です。楽勝だね、なかなかいいじゃない、と感じます。教員が説明するより自分たちの作った実物の方が、たくさんのことを語りかけてきます。
 気分良く他の連中はどうかなと、同時にできあがった他のチームをのぞきにいくと、あれ、こんな手があったのかという作品だったりします。ちょっと真似てみようか。いや真似だけじゃ何だから、ちょっと付け加えようか。でも発表は火曜日です。作ろうと思ったときには時間がない。まあいいか。そしてコンテストの結果はやはり内々感じていた予想通りになってしまう。うーん残念。 感じたときに止まるとそれまで。実感があるうちに行動を起こすと人は良いモノを作り他のチームを追い越していきます。

 19世紀後半世界の大国はアメリカではなく産業革命のイギリスでした。しかしアメリカが猛烈に模倣競争を仕掛けます。白熱灯を発見したのはイギリス人でしたが、ドイツ人の発明した真空ポンプでフィラメントの耐久性があがりました。しかし電灯製造産業を飛躍させたのは、たくみな宣伝を行ったアメリカ人のエジソンでした。ただ彼はその後もフィラメントの素材に日本の竹を使うなど改良を続けました。他の分野でもアメリカは猛烈に真似と改良を行い20世紀にはいると自動車産業などで世界の大国となります。GE(アメリカの電機メーカー)、GM、フォードモータースなどの大企業が生まれました。
 日本の戦後産業発達も、欧米の強さを戦争で実感しその真似から始まり経済大国化を果たしました。しかしJapan as No.1ともてはやされた80年代後半から、再度アメリカが日本の製造業を真似し改良して、新しい金融技術とともにNo.1に返り咲きます。

 人間はみな不精者ですが、いいじゃんと感じたときに行動すると、大きなエネルギーを生み出します。実物で実感したときのエネルギーは使えば使うほど、新しいエネルギーを生み出すのです。 (かぴたん)

 パソコンで遊ぼう 
「パソコン活用・Excel」
 先週、日曜日に、ビジネス能力検定試験が行われました。ネット上で正解が公表され、受験者はそれぞれ自己評価を行いましたが”合格確信””不安あり”と反応は様々でした。
 当初、マニフェスト宣言してきた “合格者輩出目標数”を上回る結果が得られそうで、担当者として安堵しながら、8月末の合格者発表を心待ちしています。学生達の努力を讃え、ご支援頂いた関係者の方々にこの場をお借りして厚くお礼申し上げます。

  パソコンが文書作成に有効なツールであることは既に周知のところですが、それ以外に決算や経理といった事業収益結果を得る上でも力を発揮します。企業決算は、期初計画に対して月次、四半期、半期、通期の事業計画を立て、都度、実績管理を行いながら、対年間(通期)計画100%以上を目指しますが、行動途中で計画未達とわかれば、原因分析をして対策をとり、売り上げを取り戻すための努力をします。そのために、どれだけの収益があったかを一刻も早く知る必要があり、それを実現する手段の一つに”Excel”があります。

 Excelが備えている表計算機能の関数計算、自動集計、データベース、などの様々な機能を駆使して決算書フォーマットを作成し、そこに売り上げ金額などのデータを入力するだけで、売上高、経費、固定費、販売費、粗利益、営業利益、経常利益、当期利益などの経営指標となるデータを取り出し、決算状況を早くつかんで営業活動や経営戦術に素早く反映して、業績確保につなげている中小企業が数多くあるようです。   (もも)

 今週の話題 
「オフタイムテーブルのビジネス」
 
 テレビ局といえば、「番組提供CM」、「スポットCM」などのコマーシャルの放映で収益を上げていることは、皆さんご存知でしょう。しかしながら、番組やCMは、24時間を売り切ってしまえば、それ以上、売るものがありません。したがって、その収益には限界があります。  こうした24時間の放送番組表上でのビジネス以外に、イベント事業、ノベルティ開発、インターネット事業、テレビショッピングなど、「オフタイムテーブルのビジネス」を構築し、収益拡大を図っています。   
 今回、2年生の授業では、「オアシス21万博イベント、ライブコンサート」、「名鉄百貨店グルメなでしこ」など、具体的なオフタイムテーブルのビジネスについて、中京テレビ放送でイベントプロデュースに携わる田頭泰樹副部長からお話を聞くことができました。昨年末に商店街調査を実施したオアシス21に関する実例であったため、学生にはとても身近に感じられたのではないでしょうか。    

 「オフタイムテーブルのビジネス」と言っても、放送からかけ離れたところに展開するビジネスではありません。「タレントや企画でイベントに大勢の人を集客し、会場の看板などに広告スポンサーをつける。そして、そのイベントは放送で告知する。」というように、電波、タレントブッキング力、企画力を駆使して、タイムテーブル以外でビジネスを組み立てています。こうした「企画」を売るという商売は、テレビ局にとって常に、新しい発想と柔軟な開発力・創造力を維持しなければならない「知恵」の戦いであるのかもしれません。 
  また、今回は報道センターやスタジオも見学しました。毎日見ているニュースの舞台裏を垣間見、生放送の現場に立ち合えて学生たちは興味津々でした。ビジネスの現場に触れ、テレビ画面からは見ることのできない現実を実感したようです。      (ぼちぼち)

 


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