朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/01/12)

 

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1月12日号(第93号)  



 身近なビジネス 

「競争のメリット」
 
 僕の2年生後期ゼミでは4チームに分かれて幾つかのビジネスゲーム(仕入数量、価格設定と広告費を使いながら4期に渡り収益を競うものなど)を行い、通算の成績を競い合いました。
 成功した手法にこだわり勝ちに徹するチーム、極端な投資を行わず赤字が出ないよう慎重経営のチーム、色々なアイデアを試しゲームのプロセスを楽しむチーム、各期の結果を見ながら方針を変えていくチーム。 ゲーム内容は変わっても、それぞれチームの個性が継続して明確に出てきました。会社の社風=経営風土というものは、起業時のメンバーでそのひな形ができあがっているのかも知れないと感じさせる結果でした。

 ゲームの合間にはゲームの状況に似た経営環境で活躍している経営者について発表し議論をリードして、これもチームで競います。たとえば、経営管理は現場主義が良いかデータ主義が良いかといった質問には、アルバイト先での実体験にたってその会社への具体的な要望が出たりします。中にはゲームで実行していた手法と正反対の意見をいう学生もいて、ああ人間は考えていることと行動は違うのだなとわかり、面白いものです。いつもおとなしい内気な学生は、自分は現場で疑問を持っても色々質問できない。だから後でデータをじっくり見る方がいろいろ考えられる。だからデータ主義で知られるイトーヨーカドーの会長も、本当は人見知りなのではないか、という鋭い分析を披露してくれました。

 ゲームとはいえ、決算が毎期できあがり他チームと比較することになります。普段は数字の苦手な学生でも、たくさんある決算数字の羅列の中から、重要なところ(売上げ、利益、シェア、在庫、借入金)を自然に選びだして見ているのには驚かされました。競い合い、興味を持てる事が、潜在能力を開花させていきます。    (カピタン)

 パソコンで遊ぼう 
「ITがこんなところに」
 トレーサビリティという言葉があります。以前、このコラムでも紹介されましたが、意味するところは「追跡可能性」のことでしたね。

 一昨年、BSE問題が発生し、日本中の「食」に対する安全性に大きな不安まきおこしました。対応策が見つからない状況の中で、緊急対策として、該当肉を抽出して、焼却処分をすることのようでしたが、すでに出荷された加工品の回収や、原因とされる肉骨粉のルートを洗い出し、感染牛を特定する作業が大幅に遅れた経緯があります。これは牛肉の生産履歴を、トレースバックするシステムが十分でなかったために、そのような結果になったのではないかと思います。

 そんな教訓が生かされ、今、IT(Information Technology)を活用した新しいトレーサビリティシステムが採用されつつあります。それには、ICタグと呼ばれる0.4mmほどの半導体チップの開発と、その応用技術が確立されてきたからですが、このICチップに履歴情報を記憶させ、牛や加工品に装着し、その情報をいつでもどこでも呼び出すことができる究極のトレーサビリティシステムができあがりつつあり、これで消費者も、安心して食品を買うことができそうです。

 このICタグの活用分野は急速に広まりつつあります。家電、書籍、アパレル、食品スーパーではすでに利用段階に入り、百貨店でも利用が始まろうとしています。個人用のカードに組み込まれるのも時間の問題でしょう。ITの進歩が生活形態を大きく変えてしまいそうな気がします。乗り遅れないよう、ついて行くしかありませんね。   (もも)

 今週の話題 
「御神籤」
 
 松の内(1月7日)もあけ、正月気分もようやく抜けて、通常のペースに戻ってきました。  今年は正月三が日、好天に恵まれたこともあり、初詣の人出はほとんどのところが昨年を上回りました。岐阜市の初詣は伊奈波神社が定番ですが、昨年より4万2千人増の58万人の参拝があったと発表がありました。岐阜市の人口が40万人ですから、岐阜市の人口よりも18万人も多くの人が伊奈波神社へ初詣に行きました。  
 私も毎年、伊奈波神社に初詣に行きますが、そこで必ず御神籤を引きます。今年は何と「大吉」が出てビックリしました。いつもは御神籤を縄とか木の枝に結んで帰りますが、大吉の御神籤は記念に財布に入れて持ち帰ってきました。  
 後で調べましたら、御神籤は神様からの尊いご託宣ですから、大切に財布や定期入れに入れて1年間保管して、度々読み直して参考にするべきものだそうです。また、おめでたい順序としては大吉、中吉、小吉、吉、半吉、末吉、末小吉、凶、小凶、半凶、大凶と解説してありました。  
 以前、凶が出たとき、もう一度100円出して引き直したことがありましたが、凶の付く御神籤の比率を高くすると、引き直す人が増えて、売上増に結びつくかもしれません。あるいは度々凶が出るような神社は、人気が落ちて参拝の人数が減ってしまうかもしれません。  
 御神籤を引く人の心理を考えて凶の比率をどうすると最大の売上に繋がるでしょうか。 (ダイナ)

 


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