朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/02/21)

 

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2月21日号(第151号)  



 身近なビジネス 

「本番で力を発揮する」
 
 ゴルフをやる前にわざと普段の練習をさぼったり、前の日に酒を飲んで体調を無理に悪くしたりする人がいます。悪いスコアが出ると準備不足を言い訳にし、いいスコアが出たら状態がよくない中で実力が発揮できたことを得意げにしています。こうやって自己弁護の材料をあらかじめ作っておくのでしょうが、大変残念な習慣だと思います。
 本来、調子をうまく整えるのも実力のうちだと思います。アテネオリンピックでは日本勢が大活躍をしましたが、コンディション作りにこれまで以上に力を入れた結果、選手が本番で力を十分発揮できたといわれています。
 4年に1度のオリンピックほどではないですが、多くの資格試験は1年に1、2回しか受験のチャンスがありません。うまくコンディションを作り、本番に自分の力を発揮できる、ということは試験合格のためとても重要なことです。日ごろ無理をしていると肝心なときに力を発揮できません。本番に強い、というと山掛けが上手とか勝負強いとかをイメージしますが、本当は体調管理が上手なことではないでしょうか。
  ビジネス企画学科では資格取得のため、いろいろな支援を行っていますが、実力があるのに本番で実力を発揮できずに不合格になる子を見ると、とても残念です。多くの学生がコンディションをうまく整え、資格試験に合格できることを祈願しています。  (村橋)

 パソコンで遊ぼう 
「燃料電池とコードレス時代」
 
1月19日~21日の三日間、東京ビッグサイトで第一回国際燃料電池展が開催されました。皆さんは燃料電池をご存じですか?電池ときけば通常、乾電池を思い起こされる人も多いとおもいますが、原理や形、性能などは乾電池と全く異なったもので、この燃料電池に世界中が注目しています。

 燃料電池とは、酸素と水素を触媒で反応させ発電するシステムで、
 特徴は

1. 環境に優しい(NOx…窒素酸化物をほとんど出さない)
2. 発電効率が高い(40%以上)
3. 騒音、振動がない

 等の点が注目され、次世代エネルギーとして各方面から実用化が期待されています。しかし、発電のもとになる水素ガスを、商品の小型化、軽量化、安全性を確保しながら、どう組み込めるかということが実用化への大きな障壁になっています。この問題が解決されれば、いろんな商品への導入がすすみ、特に、パソコン、携帯電話、モバイル機器、映像機器、等はコードレス化・ポータブル化が急速に進んで、ビジネスや生活スタイルを変えてしまう可能性があります。  
 
 先日、開催された国際燃料電池展で、樹脂製の小型水素ガスカートリッジ(100円ガスライター大)を組み込んだノートパソコンや携帯電話が発表されました。大きさはそのままに、約20%の軽量化をはかった上で、連続7時間のコードレス使用を可能にしています。さらにガスカートリッジを交換することで、連続使用が確保され、コードレス技術は実用にもう一歩のところまできているようです。今年を”コードレス元年”と呼ばれるようになってほしいと願ってやみません。   (大山)

 今週の話題 
「中部国際空港開港」
 
 日本の新たな玄関口となる中部国際空港(愛称;セントレア)が2月17日に開港しました。愛知、岐阜、三重の東海三県と地元経済界でつくられた「中部空港調査会」が発足してから、約20年にわたる中部圏悲願の国際空港の開港でした。
  トヨタ自動車など700社と国や地方自治体が出資する「中部国際空港株式会社」が建設して、運営する民間会社による初の国際空港です。トヨタ自動車出身の平野幸久社長は、空港建設にもトヨタ方式を導入し、徹底したコスト削減で通常は予算をオーバーすることの多い事業費を約1250億円も減らすことに成功しました。例えばターミナルビルは当初案は折り鶴のデザインでしたが、「誰が上から見るんだ」という平野社長の一声で、つくり易くコストがかからないデザインに変更になったそうです。また、海を埋め立てるための莫大な量の砂利も、中間マージンを省くため業者から直接買い、必要な時に必要な量だけ買うようにしました。
 事業費を大幅に減らした結果、成田や関西の両国際空港よりも安い着陸料を実現しました(ジャンボ機の国際線着陸料は成田94万8000円、関西82万5600円、中部65万5700円)。また新空港は国内線と国際線の乗り継ぎの利便性が特長になっています。国内線は24都市と結び、1日94便と充実しており成田、関西の3~6倍です(成田は7都市17便、関西は12都市38便)。一方、国際線は25都市に週286便で、まだまだ成田(1395便/週)、関西(686便/週)に遠く及びません。
 平野社長は「お客様第一」を旨とし、儲ける空港ビジネスをかかげて、5年で単年度黒字を達成すると言っています。
 当面は、3月25日開幕する2005年愛知万博の来場者の利用も見込めますし、グローバル時代をむかえトヨタ方式が根付けば、中部国際空港(セントレア)の未来は明るいと思います。   (亀井)

 


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