朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/04/11)

 

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4月11日号(第158号)  



 身近なビジネス 

「しなやかな変革力」
 
 今年もビジネス企画学科に男性より元気なビジネス志向の女子学生が入学してきました。実社会でも女性経営者の活躍が以前より目立ってきています。経営再建中のダイエーの新しい会長兼CEOに前ビー・エム・ダブリュー(BMW)東京社長の林文子さんが就任する予定です。
 男性優位のビジネス界では創業女性社長も大変ですが、請われてCEOとなる女性経営者はさらに大変でしょう。女性よりチャンスに恵まれた優秀な男性経営者でも、異なる業種で以前と同じようにリーダーシップを発揮するのは困難です。よそものに職場のことが分かるかという周囲の白眼視を乗り越えなければなりません。
 女性の社会進出はまるでエベレストに登る登頂隊のように進んでいきます。多くの人が時間と体力をかけてベースキャンプを築き、続いて第一キャンプと高度をあげ資材(人材)を運びあげて、頂上をアタックできるのは1,2名です。林さんは昭和40年に高校を卒業されましたが、当時は女性にはお茶くみなどの雑用を中心とした仕事しかありませんでした。結婚すれば退社することがあたりまえだった時代から、自動車販売の営業ウーマン、支店長、外資系企業の社長と上りつめ、請われてCEOとなることは女性経営者としての頂上アタックとも言えます。今回の快挙は多くのビジネスウーマンの努力の積み上げとも言えます。林さんだけでなく彼女たちすべての挑戦に心が動かされます。
 米国でも大企業の女性経営者は珍しく、1999年HPというコンピュータ計測器老舗大企業のCEOにカーリー・フィオリーナさんが他社からヘッドハンティングされて就任したときは驚きを持って迎えられました。就任後彼女は男性に負けない強腕を発揮、大胆な人材登用で家族主義的な経営を打破し、法人営業を伸ばして業績と株価の回復を果たしました。その後、創業者一族の反対を押し切ってパソコンのコンパックを買収し、HPにとって新分野での業容拡大を狙いましたが、十分とは認められず今年2月に取締役会から解任されてしまいました。周囲の厳しい目に負けないよう張り合う男勝りの態度が裏目に出てしまったのかも知れません。
 このように難しい他社に乗り込んだ経営改革ですが、女性が男性より優位となる点が一つありそうです。相手を力で組み伏せるのではなく、いったん相手を受け入れてそこから変えていく資質を女性は持っていることです。2004年米ウォール・ストリート・ジャーナルの「注目の女性経営者50人」にも選ばれた林さんはほめ上手で有名ですが、それ以上に「誠心誠意のコミュニケーション」が大切で、「部下に感謝する上司はごく少ない。私は部下に『あなたと出会って、一緒に仕事ができて幸せだわ。どうもありがとう』と臆面もなくいうことにしています。」とインタビューで語っています。
(今回は経営学科4年のSIGMA.TAOさんからテーマをいただきました。岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「電子ファイル」
 
 WORD・EXCEL等を利用して作成した文書、写真等を、ハードディスク、CD、DVD等に保存したものを「電子ファイル」と呼ぶことはよくご存知のことと思います。企業等における文書の電子ファイル化は着実に進んでいます。文書の電子ファイル化により、文書の作成・保存・流通(配布)にかかる時間・コストを大幅に削減していけることがその大きな理由です。かつてオフィス業務にパソコンが導入されはじめた時には、パソコンの導入によってあたかも「ペーパーレスの時代」がやってくるかのように語られたこともありました。実際にはかえって紙の使用量が増えるという皮肉な結果となってしまった企業も多かったようですが、たとえ紙の使用量は減らなくても文書の電子ファイル化のメリットは大きいのです。4月1日から「電子文書法」(正式には「民間事業者等が行う書面の保存等における情報通信の技術の利用に関する法律」)が施行され、商法、税法等により企業が保存することが義務付けられている文書(損益計算書、貸借対照表等一部の例外を除く)を電子ファイルとして保存することが可能となりました。病院のカルテの電子ファイ化も認められています。この法律の施行により企業等での文書の電子ファイル化が加速することが期待されています。
 さらに電子ファイルを利用するもう一つ大切なメリットとして、文書検索(必要な文書探し)を容易にすることが可能であることを挙げることができます。ただしそのためにはファイルを扱う私たちの知恵と工夫が必要です。文書をどのように分類するのか、あるいはどのようなキーワード(文書名)を使えば良いのか・・。学生の皆さんも各自のパソコンに保存しているファイルを一度見直してみてください。先ずは自分自身が使い易くする工夫、さらには他人にも使い易いものにする工夫、きっと皆さんが就職した後にも活かせる知恵になってくれるはずです。   (妹尾)

 今週の話題 
「学外研修(リトルワールド)」
 
 朝日大学は、現在秋季入学生も受け入れているため、すべての新入生とはなりませんが、4月の第一週は例年入学式を始め多くの新入生を迎え入れる行事が行われます。学内も長い待ち行列となるレストランを初め、至るところで大変な活況を呈します。
 4年前に新学科として発足したビジネス企画学科も、本年で第一期生が4年生となり、いよいよ就職を迎える本当に大きな節目の年となりました。  
 今年の春は桜の満開が少し遅れ気味で、やっと春の暖かさの到来にあわせて、桜の花が咲き始めた感じがします。7日には、経営学部恒例の学外研修として、一年生全員(体調不調者を除く)および教員がリトルワールドへ行ってきました。朝方は若干の雨模様でしたが、リトルワールドに到着した頃には雨もすっかり上がり温かいピックニック日和となりました。前日編成されたゼミ単位の行動で、ゼミの仲間が各々気ままに楽しく仲間の輪を広げていました。ビジネス企画学科の各ゼミでは、ゼミ対抗のゲームとしてリトルワールドの主要ポイント毎に写真を取り、事前に手渡される課題の写真といかに似ているか、を競うゲームで各ゼミが盛り上がりました。行きの車中では自己紹介、帰りの車中では、車中カラオケ合戦となり、皆の歌唱力に感心しながら一同帰路に着きました。  
 大学という人生の一つの転機に、新入生は胸に大きな期待と一抹の不安を抱いて入学してきます。社会人として、4年後に大きく羽ばたいていけるよう出来る限りのサポートをしてあげたいと思います。      (階戸)


 


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