朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/05/17)

 

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5月17日号(第111号)  



 身近なビジネス 

「以話為尊」
   
 -話をもって尊しとなす-
 若手販売担当のK君がある企業に1億円の商品を売る契約をしたのですが、不可抗力により仕入先から商品が入らず、一緒におわびにうかがったことがあります。社会に出ると良くある話です。先方の部長さんは、当初猛烈にこちらの落ち度を指摘し怒り心頭という風情でしたが、K君の真摯な謝罪に少しずつ心を開いて下さり、15分ほどするとなぜこのような事態が起こったのか、今後どのように対応するのかという彼の説明を、言い訳としてではなく取りうる選択肢の一つとしてクールに受け取ってもらえました。結局こちらの対応策を受け入れてもらい、私はただ部長の上司に頭を下げただけでした。新任時代のK君がお客様の顔をまともに見ることもできなかったことを思い出しながら、現場での経験とそこから学ぶ姿勢が彼の自己表現力を日々高めていることに幸せな気分になった一日でした。
 日本ではみな一緒という感覚が強いためか、人と話す時一方的な話し方になることが多いようです。国会答弁や教室の授業で見慣れているせいかもしれません。その結果実際に話して相手に受け入れられないと、他人に自分のアイデアや思いを伝えるのが怖くなる人もいます。発言せずに周囲の空気にあわせられるのが良い人となりがちです。
  和をもって尊しとなす精神からすれば良いのかも知れませんが、違う考えを持った集団と交渉するビジネスの世界ではあまりお奨めできません。力関係によって一方的に考えを押しつけ、押しつけられた方は屈辱を味わうのでは、取引相手と長期的な互譲の関係を結ぶことができません。また一方的に話す癖は、聞く耳を持たない態度にもつながります。
 K君のように、社会に出ると多くの人が実体験を通じて話し方を磨いていきますが、効果的に磨くのならファッションモデルやダンサーが常に鏡の前で練習するように、自分がどのように話しているのか、まず自分の目で見、実際に聞いてみることが大切です。パソコンの発達でこのようなことが容易にできるようになりました。
 今年から人材開発の授業の後半は桜美林大学の荒木晶子先生のメソッドをとりいれました。学生全員が色々なことを話し、その映像をパソコンに取り込んで自分の話しぶりを観察しながらワープロで正確に書き出していきます。また自分以外の学生の発表を評価しあうことで、自身の注意点を探り口頭表現力に磨きをかけるとこに挑戦しています。『自己表現力の教室』情報センター出版局2000には、そうした技術と気持ちの持ち方がわかりやすく整理されています。    (岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「インターンシップ」

 3年生の皆さんへのメッセージです。  
 5月も半ばを過ぎ、新緑がまぶしい季節になりましたが、3年生の皆さんには人生を決定する大事な時期にもあたります。以前に、本年後半から就職戦線が始まることをお伝えしましたが、その前章としてインターンシップが控えていることを知っていますか。  
 インターンシップは、職務経験に乏しい学生の皆さんに実際に企業や官公庁の職場に身を置いてもらい、1~2週間の間、インターンシップ先の社員や職員の指導を受けながら実際の職務に従事し、職業観を養う中で、「企業」、「職務」について体験的に理解を深め、就職面接の場での自己アピールに役立てたり、事前に企業についての予備知識を持つことで、入社時の仕事や人間関係の不安への免疫となったり、また、入社後の即戦力に繋がる能力を蓄積する上で大変有益な体験学習になります。  
 朝日大学ではその体験学習を8月~9月の2ヶ月間に実施します。6月に入った時点で掲示板に告知し、就職・課外活動支援課に用意されたインターンシップ受け入れ企業リストからゼミ(就職担当)教員と相談のもとに希望のインターンシップ先を決定し、8月から順次実習に入っていきます。  
 ビジネス企画学科では、それに対する指導体制を固めつつあります。さらには学生の皆さんが確実に実習に入れるよう行動計画の策定も進めており、6月早々、告知と同時に説明の予定です。いよいよ就職への取り組みが始まりますが、これから学生の皆さんは意識高く、また、意欲的に取り組んでくれることを大いに期待するところです。 (大山)

 今週の話題 
「CQU短期海外研修報告会」
 
 5月11日、たくさんの観衆の前で、CQU短期海外研修報告会が行なわれました。
 私達(経営学部8名の学生プラス引率者の私)は、2月22日より、3月13日まで約3週間、オーストラリアで2番目に大きいクイーンズランド州にあるCQU(Central Queensland University)で語学研修を行ってきましたが、本研修報告会はこの成果を学内の皆さんに発表するために行ったものです。
 報告会で発表するため、事前の打ち合わせを綿密に行い、当日のため、千数百枚のデジタル写真より、イベント毎・日付毎に厳選した写真を数十枚選び、発表者順にPOWERPOINTを使って、より効果的にプレゼンテーションが行えるように準備しました。
 冒頭、研修の概略を報告後、授業の内容、ホームスティ・ファミリーにおける生活、課外授業の様子、南半球ならではのサマースポーツのこと等色々な形でCQUにおける研修結果を報告しました。私としては、発表者の皆が自分の言葉で、CQU研修の良さを伝えようとしてくれたことに感動しました。
 CQU研修の良さは、私なりにいえば、大きく2つあります。語学研修がホームスティ・ファミリーのお陰もあって、有機的に行えること(平たくいえば、24時間英語漬けになれる)と、もう一つは語学研修と同時に南半球のサマースポーツ等を楽しめることです。
 この報告会に出席した人、またコラムを読まれた人で興味を持った方、来年度は、是非CQU研修に参加してください。   (階戸)


 


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