朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/06/28)

 

コラムに関するご意見はこちらへ→
6月28日号(第117号)  



 身近なビジネス 

「コンビニ(便利)の落とし穴」
  
 大学には単身赴任しています。家族とは電話やメールで話すことも多くなりました。寂しいことですが、土日も仕事漬けだった数年前にくらべ家族と一緒にすごす週末は密度が濃く、会えない間も便利な道具が埋めてくれるので、前より仲良くなったかな、なんて思っていました。
 ところが先週妻と電話で話していて彼女の言い間違いに冗談のつもりで突っ込みをいれた数分後、彼女から僕の口調に傷ついたとメールが来たのです。つい電話をするのがおっくうで「言い過ぎた。」とメールですませてしまいました。その後、彼女にメールを送っても、電話をかけても返事が来なくなりました。充分話したわけでもなく、相手の表情も見えないので、彼女がなぜそこまで怒っているのかよくわかりません。手掛かりは、わずか30字ばかりのメールだけです。
 相手が自分の言葉にどのような感情を持ったかを探る手だてがないと、「なんだ、小さいことに腹を立てて、こっちがどんな気持ちで遠くにいるのかわかってないのはそっちじゃないか。」と相手に問題があるように思えてきます。そんな身勝手な思いをぐっとこらえて、何回もメールをいれ電話をして結局彼女の怒りは解けたのですが、わずか2日間でしたが我が家にとっては大きな危機でした。
 軽口にこそ本音があらわれるというのが彼女の気持ちだったのですが、もし彼女のメールにすぐ電話をかけてじっくり話していれば、こうはこじれなかったでしょう。またもし一緒にいたのなら、言葉だけでなくそのときの表情や体の動きで、彼女も僕の言葉を本当に軽い冗談だと受け取って、冗談で返したかもしれません。
 メールはある意味で電話より便利な道具です。声に含まれるニュアンスなど、自分の気配を消して相手とコンタクトできます。自分をクールに伝えられる手段にも思えます。しかし、人間は行動を通じた感情のやりとりで相互理解を深めるものです。面倒くさくても、行動してこちらの素顔を見せないと、相手も素顔を見せないことになり、双方ともに満足感や幸福感は著しく低下してしまいます。最近、お客さんとの双方向の働きかけを意識するスローフードやスロービジネスに注目があつまるのも、便利さの落とし穴に気がつく人が多くなったせいかもしれません。
 身の回りの便利さに身を委ねすぎると、しらないうちに多くのことを面倒くさいと感じるようになり、その先にある感動を失いかねません。今欲しいものは何?と真剣に自分に問いかけてみて、何もないと感じたなら要注意。知らぬ間に「カオナシ」化が進んでいるかもしれません。スポーツでも物作りでもまず体を動かして、受け身で便利な生活から逃げ出してみましょう。   (岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「香りを伝えるテレビ」

 テレビがまた、新たな進化を遂げました。最新の電子技術はついに電波で香りを伝えることを可能にしてくれたようです。
 家電メーカーに入社して以来、テレビ開発に関わりその進化をずっと見続けてきました。
それからおよそ40年、テレビは様々な進化を遂げ、モノクロからカラーへ、真空管から半導体(当時はトランジスタと呼ばれた)へ、モノラルからステレオ(音声多重)へ、立体画像(試作段階ですが)へ、そしてBS(Broadcasting Satellite)、ハイビジョン放送へと”画像””音声”ともに大きな進化を遂げてきました。このことは大変すばらしいことですが、昨年12月に地上波ディジタル放送が開始されて”テレビは受信するもの”から、視聴者がリアルタイムに放送局へ情報を返す”インタラクティブ(双方向)”能力も備えました。これによって人がもつ五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を、離れた場所で感じることができるという、いままで想像もつかなかったことが現実のものになってきています。
 先日の新聞記事で”におい通信”と題して画面の左右に配置したスピーカーから”香りを放出するテレビ”が紹介され”におい”の能力までも備えました。”におい付き、立体カラー・音声テレビ”の実現ですが、残すは”味覚””触覚”のみで、これらについても各分野で研究が進められています。将来、五感すべてを備えたとき、テレビにどんな役割が待っているのでしょうか。大変楽しみです。    (大山)

 今週の話題 
「テニス大会」
 
 岐阜地区の大学、短大のテニスサークルが集うトーナメント大会が、6月19日(土)に朝日大学のテニスコートで開かれました。春と秋の年2回行なうこの大会は、今回が丁度20回目でした。その時々で、参加校の数が変わりますが、今回は主催校である朝日大学の他に、岐阜大学と岐阜聖徳学園大学が参加し、4年制だけの3大学での試合となりました。
 大学のテニスサークルは、日頃テニスの腕を磨きながらも公式戦に参加する機会がほとんどないため、試合を通じてお互いの交流を深めようというのが、この大会の趣旨です。参加者数が多いため、試合はダブルスのみのトーナメントで行なっていますが、今回の参加は36ペア、72人でした。見事、優勝カップを手にしたのは、朝日大学の佐橋徹哉君(経営1年)と小野淳一君(経営2年)のペアで、準優勝および3位は、いずれも岐阜大学のペアでした。
 テニス大会の終了後は、3大学の学生達が近くのカラオケの店で愉しく交流し、最後に秋の大会での再会を約束して別れたそうです。この大会の翌日からは台風の影響による雨でしたので、今回のテニス大会が、何とか天候にも恵まれて成功裏に終ったことを嬉しく思っています。  (横山) 

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/11/25)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/7/6)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/05/21)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/10/13)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/09/29)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/06/25)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/11/07)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/11/3)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-09/2/23)

最近の記事