朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/07/12)

 

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7月12日号(第119号)  



 身近なビジネス 

「やってナンボ」
  
 7月11日は参議院選挙の投票日でした。このコラムが掲載される頃にはもう結果が出ていることでしょう。ビジネス企画学科の学生の中にも今回始めて投票用紙を手にした人がいると思いますが、きちんと投票したでしょうか。
私の知人に選挙結果をテレビで見るのが大好きという人がいました。選挙結果が判明する夜更けまでテレビに噛り付いて「○○党は、○議席行きそうだな。○○党は、どうも大敗だな。選挙戦略の失敗だな」とはしゃいでいます。ある時その知人に「ところで君は、誰に入れたの?」と聞いたことがあります。「エッ!オレ、選挙なんかに行かないよ。オレ1人が投票したところで大勢に影響ないもん」との答えに、私は、思わず「へぇ~」20回でした。(もっともその頃は「トリビアの泉」はありませんでしたが)
 スポーツのテレビ観戦が趣味という方には申し訳無いのですが、私はテレビ観戦するよりも自分でスポーツする方が絶対に好きです。他人の勝ち負けに一喜一憂するよりも、たとえ負けても、自分で身体を動かし、汗をかいた後の爽快感が何ともいえません。
ビジネス企画学科の授業では、「カレンダーコンテスト」(注)とか「商店街調査」とか、グループ討議をしたり共同作業をしたりすることがよくあります。その時に、ただ傍観者を決め込んでいては何も得るものがありません。積極的に作業や討論に加わった方が勉強になるし、はるかに楽しいものです。
 そういえば阿波踊りのお囃子にも「踊るアホウに見るアホウ、同じアホウなら踊らにゃソンソン」とありますよね。  (田ノ上)

(注)カレンダーコンテスト 
 チームごとに、岐阜の良さを若者にアピールするイメージカレンダーを作成し、その出来栄えを競う。

 パソコンで遊ぼう 
「ウォークマン誕生25周年」

 SONYのウォークマン1号が発売されて25周年のイベントが開催され、累計3億台を越えるウォークマンが出荷されたそうです。25年前を振り返ってみると当時は「オーディオブーム」の最盛期で数十万円の高級ステレオセットが飛ぶように売れた時代で、四畳半や六畳の居間に大型スピーカーがドーンと置かれた写真がいろいろな雑誌で紹介されていました。そんな中で松下電器は三省堂のコンサイス辞典と同じ大きさの小型ステレオセット「コンサイスコンポ」を発売、そしてSONYがウォークマンを発売と続き、大型ステレオブームはこの後あっという間に終わってしまったのです。2社の誤った戦略によって多くの利益を失ったとオーディオ業界の多くの人が嘆いていたものです。
 そうは言ってもウォークマンは売れました。初代ウォークマンはカセットテープ、音楽を聴くためにLPレコードからダビング(今でいうコピー)や、エアチェック(FMラジオを録音)してオリジナル選曲のテープを作ることがはやったものでした。その後、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディスク)と記録メディアを替えながら進化を続け、今年はハードディスク搭載ウォークマンの発売となりました。しかし、ハードディスク搭載はSONYのオリジナルではなく、アップルコンピュータの「iPod」の盛況に刺激されて後追いで発売したもので、先行しているアップルを追撃できるかが見所です。
 「iPod」の強みは、デザインや1万曲収録などの性能だけでなく、音楽の版権を持つレコード会社と連携してインターネットによる音楽販売を行うシステムと一体化したことにあります。それに対してSONYは傘下にレコード販売部門を持っていることが足かせとなり、他のレコード会社との連携に苦戦しています。
 また、携帯電話のAUが携帯電話と音楽プレーヤーを一体化し、携帯の電波を使った音楽ダウンロードを計画しているなど、音楽業界、携帯音楽プレーヤーそして音楽ネット販売の戦いの行方はどうなるのか?、追いかけてみたいと思います。 (田村)

 今週の話題 
「個人資産見直しのすすめ」
 
 日本経済は堅調な回復を進めているようです。地方にいると、たまに乗るタクシーの運転手さんから、「景気回復なんて、どこの話でしょうか」と言われますが、マクロの経済指標を見ていると、間違いなく現在の日本は景気回復基調にあります。また、デジタル家電の好調や、今も既に暑くてたまらない猛暑、アテネ五輪もこの景気の追い風になってくれるでしょう。
足元まで、日本の景気を側面で支えてきてくれた米国景気も、6月末に、久しぶりの金利引き上げ(フェデラルファンド金利の0.25%引き上げ)を実施しました。緩和基調の中、緩やかな金利引き締めに移行しましたが、今後の金利引き上げを考えても、米国景気は概ね順調に推移しそうな模様です。また、中国経済も過熱ぎみの中、金融引き締めの影響が懸念されるところですが、米国景気も中国景気も希望的観測も踏まえて言えば、現在の日本景気に対し、大きなマイナス要素にはならないでしょう。
個人のベースに引き戻して考えてみると、このような環境下、今こそ個人資産の見直しを図る絶好の機会だと思います。企業のリストラが進み、収益の向上が見られていますが、個人もボーナスの増加等でメリットを享受しています。バブル崩壊の後、企業だけではなく個人のバランス・シートもずいぶん傷みましたが、株価の向上により最悪期に比べるとかなり良化しています。
まず、各人の個人資産のバランス・シートの棚卸をおこなってください。その後、不動産(自宅)、株を中心とする有価証券、預金等を見直して、整理できるものは整理してください。どん底の時ではなく、状況が良くなった時に、次の底固めを図るのが得策です。今後を考えると、外貨運用を本格的に始める機会かもしれません。私も、自分自身の財産(知的も含む)の見直しを始めました。  (階戸)

 


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