朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/08/09)

 

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8月9日号(第123号)  



 身近なビジネス 

「冒険しなきゃ進めない」
   
 長い休暇を楽しんでいますか。海外旅行、サークルの合宿、ボランティア、夏はまとめて新しい体験をするチャンスです。ある東南アジアからの留学生は、日本人の名前を借りて1ヶ月工事現場に住み込みました。もともとかなり流ちょうな日本語を話していたのですが、もっこなどの特殊な言葉がわからず日本人でないことはばれていたようです。ただ、誰もそのことに触れることもなく「兄ちゃんあほやなあ」と言われながらも仲間として暖かく受け入れてもらったそうです。仕事はきつかったようですが、寝起きを共にすることで庶民的な日本人との接し方を色々な場面で体験し、休暇後の彼の人と接する力量と日本人理解は、数段深い信頼感を感じさせるものになっていました。もちろん日本語もバリバリの方言に上達したことは言うまでもありません。
 ビジネス企画学科の3年生は様々な企業にインターンシップに出かけています。2週間程度、企業の一員としてビジネスの現場を実地で感じ、2年半かけて身につけた社会で認められる技術がどの程度使えるのかをチェックします。死ぬほどこき使われるところ、まったくのお客様扱い、中には就職試験の前段階として参加者同士を競わせる先など、申し込んだ先次第で社会の実相を経験できるでしょう。見慣れた当たり前の事が怖かったり、大変だろうと思っていたことが平気だったり、社会を見る目が自分主体のものに変わります。私の体験では電話を取るというなんでもないことが、なかなかできませんでした。きちんとした自分を他人に見せる経験が少なかったからです。しかし、それまで気がつかなかった、俺って以外と人付き合いは苦手じゃない、という大発見もできました。
 暑い夏こそ、家をとびだして体と頭を動かしてみると、思わぬ発見や人とのふれあいに出会えます。しかし、ビミョーとためらったり、引っ込み思案になって何もはじめなければ、自分の知らない自分を発見することはできません。中学卒業後働き続けて、大きなお好み焼き専門店チェーン『千房』を創り上げた中井政嗣さんはこう言っています。「小さな勇気のいる冒険は小さな体験を生み、大きな勇気のいる冒険は感動的な体験を生む。」
(岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「パソコン接続グッズ」

 6月終盤の日経新聞土曜版で”相談ごと”コーナーに目がとまりました。相談者のMさんは一日中パソコンに向かっているほどの達人とお見受けしますが、夏が近づくにつれ、これからの暑さを思うとパソコンに向かうのが大変憂鬱になってくるそうです。”夏を楽しく乗り切る方法はないものか…”というのが相談の内容ですが、記事を読んでいくうちに、最近のパソコン周辺機器の広がりには驚かされてしまいました。
 紹介されていた商品はパソコングッズといえるもので、今までの周辺機器(モニター、プリンター、スキャナーなど)とはちょっと違った目的や機能をもったものといえます。これらはパソコンの機能と直接関連させたものではなく、使う人へのアメニティやリラックス効果といった癒し効果を追求したもので、パソコンのUSB端子に差し込んで扇風機を回したり、マイナスイオンを発生させたりしてパソコンを長時間操作していても疲れを軽減させる効用があるというもので、ほとんどのものが2~3000円程度と手頃な価格で売られています。また、USB接続の場合は1~2Wの消費電力が限度ですから省エネルギーや省スペースのこともよく考えられていて、”パソコンおたく”が興味を引かれるグッズがこれから次々と誕生してくるかもしれません。
 夏、真っ盛りの日、授業で教室にでかけたところ、学生のパソコンに扇風機がくっついているのを見つけました。他の学生への影響も考えて、注意すべきかどうか迷った末に、結局黙認することになりました。文明の利器の効用を得て、気持ちよく勉強してくれればとの思いからだったのですが、はたしてその思い通りになったかどうか…?   (大山)

 今週の話題 
「ガソリン価格」
 
 ガソリン価格が高止まりした状態が続いていましたが、先日ついに1バーレル44ドルというこれまでにない最高値をつけました。石油市場の安定のために、OPEC(石油輸出国機構)では1バーレル22~28ドルという目標価格帯を2000年に設定し、その範囲内に収まるよう生産調整を実施していました。しかし、今年に入ってからの石油価格は、OPECの価格調整能力を超えて、価格高騰の状態がづっと続いてきました。

 この原因としては、世界全体の石油需要増がまず指摘できます。中でも米国と中国の需要増の影響が大きいのです。もう一つの原因は、イラク戦争やサウジアラビアでのテロなど中東情勢の悪化が石油供給に影響していることです。そして、こうした複数の要因をにらんで、石油関係の投資マネーが価格を押し上げているのです。しかし、ある石油アナリストによると、価格高止まりの最も決定的な原因は、OPECに石油の増産余力がほとんど残っていないからだということです。  

 サウジアラビアなど埋蔵量の多い国は、石油価格の高止まりを必ずしも歓迎していません。その理由は、世界景気の後退を招いて石油需要が落ち込む懸念があるうえ、中長期的にも非OPEC諸国の増産や代替エネルギーの開発で、OPECの国際的な地位が下がることを恐れるからです。しかし、それでも価格が高止まりしたままというのは、やはりアナリストが指摘するように、化石燃料である石油の増産限界化が始まったと見るべきなのでしょうか。   (横山)

 


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