朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/01/10)
パソコンで遊ぼう |
「ITと大学入試C試験」
新年を迎え、大学入試センター試験が15,16日に実施されますが、受験生には、今後の人生を決定づける大変重要な試験であり、悔いのないようにがんばってほしいものです。
大学入試センター試験も1979年に国公立大学の共通1次試験として実施されて以来、今年で26年目を迎え、この間いろいろ改訂が加えられていますが、平成18年度から英語の試験にリスニングテストを加えることが決定され、大学入試センターではその対応に向けて準備が進められています。リスニングテストを行うにあたって、どのような試験方法にするのか、慎重に検討されてきました。英語の問題を耳で聴くわけですから約60万人の受験生すべてに”同一条件”でしかも”公平”に問題を配布しなければならないという大きな制約のもとに検討されていたわけですが、初期にはテープレコーダーで教室全体に音を流し、受験者が聞き取るといった通常方法で考えられていました。しかし、これにはいろいろ問題があり、全国700箇所の会場および教室すべてにおいて音質、音量を均一、均質化できるのか、テープレコーダーの故障が起こったら? など、困難な問題に直面していたようです。 しかしIT技術がその問題を解決してくれました。最近、ICタグなどにみられるように、ICをチップやカード化して、そこに書き込まれた情報を、小型のICプレーヤーとイヤホンでいつでもどこでも音声を再生できるようになりましたが、大学入試センターでもプレーヤーを受験者一人一人に配布して、英語のリスニングテストに対応するようです。
英語の微妙な発音をディジタル信号によってどこまでリアルに表現可能か興味深いところですが、公式試験に採用されるほどにIT技術も進化しているのですね。 (大山)
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今週の話題 |
「健康が一番」
昨年を表わす代表的漢字に、新潟県中越地震、相継ぐ台風襲来等を踏まえて「災」が選ばれましたが、最後を締めくくるように12月26日にスマトラ沖地震に伴う大津波がインド洋沿岸諸国を襲い、死者14万4千人を超える世界最大級の災害が発生しました。日本人も20人以上が犠牲となっています。死者の数字はもっと増える可能性があります。 昨年の「災」を私個人に当てはめてみますと、12月22日から28日まで感染性腸炎で、病院に入院したことが、まさに災難でした。38度を超える発熱と下痢が続いたので、病院に行き診察を受けたところ、血液検査の結果が異常値を示しそのまま入院となってしまいました。病院での生活は、食事は全く無く、四六時中続く点滴の世話になっていました。我が人生初めての入院生活は、健康の大切さを十分教えてくれました。年末でしたので色々片付けなければならないことがありましたが、全部予定変更になってしまいました。周りの入院患者は、自分よりもっと病状が悪い人ばかりで、既に6ヶ月も入院している人とか、酸素ボンベの世話になっている人とか、寝たきりでトイレもいけない人とか、とにかく短期間で退院できる人はいませんでした。私は正月前に退院できて不幸中の幸いでした。普段忘れている健康の大切さを実感した年の暮れでした。 今年は「禍を転じて福と為す」の故事を見習って、「健康が一番」をモットーにして、皆さんに迷惑をかけないように頑張りたいと思っています。 (亀井)
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