朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/07/25)

 

コラムに関するご意見はこちらへ→
7月25日号(第173号)  



 身近なビジネス 

「インターンシップ」
 
 昨日AUトレーニングルームで久しぶりにK君に会いました。K君は、この3月に経営学部を卒業した元バスケットボール部の主将で、大手自動車会社系列の販売会社に入社しました。4月入社以来、初めて休暇がもらえたということで、ベンチプレスをやりたくて飛んできたということです。
 「仕事の方はどうだい?もう慣れた?」「いやー、ムチャきついっすよ。やっぱ、営業は厳しいっすね」と新入社員生活の感想を語ってくれました。「きつい、厳しい」と言った割には充実した毎日を送っているようで、目は輝いています。名刺を出しながら「オイル交換でもいいっすから声をかけてください」もうすっかり一人前の営業マン気取りです。
 本学の学生も、いよいよ前期試験が終わると長い夏休みに入ります。3年生の一部は、この夏休みの間にインターンシップに参加します。来年の就職活動に向けて、自分の適性を見極めたり、実社会での仕事の経験してみるものです。
 K君も言っていましたが、アルバイトと就職してする仕事は、外見的には似通っていても内容は全く異なります。アルバイトは、お金を稼ぐための時間の切り売りでしかありませんし、雇う方も「所詮学生のアルバイト」ということで単純作業しか期待していません。
 一方、企業に所属してする仕事は、新入社員であろうとも企業を代表してお客様と商談することになるので、責任が伴います。インターンシップを通して実際に社会に出て働くということの重みを掴みとってもらうことを期待しています。    (田ノ上)

 パソコンで遊ぼう 
「目標にむけてチャレンジ」
 前期の授業が終わりました。1年生は入学して4ヶ月、大学生活の中で何か自分自身の目標を見つけることができたでしょうか。まだ目標を見つけ出せない人は、何か身近な資格取得を最初の目標にしてみると良いかもしれません。
  私が担当する2年生のパソコン関連の授業では、MOS(Microsoft Office Specialist)のWord資格取得を目標に学習を進めてきました。現時点では満点合格者2名を含む24名が合格、まだ受験していない学生達も夏休み中に受験することを目標に頑張っています。また、合格した学生達は、Excel資格取得を目指して学習を始めました。
 ビジネス企画学科では、多くの学生たちが上述のMOSの他、ビジネス能力検定、簿記、TOEIC等,それぞれが自分自身の将来に役立つと考える資格を取得するために授業以外の時間も使って努力を続けています。そして目標の資格を取得できると、さらに上位の資格あるいは分野の異なる資格にむけて新たなチャレンジを開始します。資格取得の勉強は時には退屈なものに思えるかもしれません。しかし目標を達成した”喜び”と”自信”がこの”退屈さ”を上回り、次のチャレンジに向かわせる”力”になっているに違いありません。できるだけ多くの学生達にこの”喜び”を味わって欲しいと考えています。期末試験が終われば夏休み、この機会にぜひ自分の目標について考える時間を持ち、チャレンジを開始してください。    (妹尾)

 今週の話題 
「中国人民元の切り上げ」
 中国の中央銀行である中国人民銀行は、21日、従来米ドルとの間で事実上の固定相場であった人民元の為替レートを対ドルで2.1%切り上げました。この切り上げと同時に、変動相場も本格実施されるようで、上下0.3%の範囲内で変動するとし、日本円、ユーロ等の通貨動向も参考にする「通貨バスケット制」を導入します。
 為替市場の大方の見込みは、胡錦濤国家主席の9月米国訪問直前である8月に、人民元の切り上げを実施するとの読みだったため、この裏をかく早いタイミングの切り上げとなりました。このため、対ドルで、円は前日まで1年2ケ月ぶりの1ドル=113円台の円安であったものの、アジア通貨買いへの連想から、ニューヨーク市場では、一転して、一時は1ドル=110円を割り込み、109円台になるほどの大幅な円高となりました。
 今回の人民元の切り上げの背景には、もともと中国経済の拡大による米中の経済摩擦(米国の対中貿易赤字拡大)にありました。また、最近の中国海洋石油による米石油大手のユノカル買収に伴う米議会の対中アレルギー等も合わさって、国際政治問題化されていたため、中国政府としても米国の圧力に屈した形でなく、「自らの意志による」人民元の切り上げの時期を窺っていたものと思います。
 今回の実施のタイミングや内容を見ると、前日の4-6月期のGDP(国内総生産)の発表の後で、9月の訪米まではまだ間があいており、為替市場にもインパクトを与えた意味では、良いタイミングだと感じました。また、内容も「通貨バスケット」と言いながら、バスケット構成通貨等も発表せず、中国側に主導権を維持している点は、上手だと思います。
  今後も、この2%の切り上げで済むと判断している人は世の中にあまりいないのではないでしょうか。当時と世界を取り巻く金融・経済情勢は大きく異なるものの、71年のニクソンショック後、それまでの1ドル=360円が、変動相場制に移行後、308円になりました。中国も今後更なる人民元切り上げ圧力との長い戦いが始まるものと思います。   (階戸)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-1/1/21)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/03/12)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2015/2/16)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/12/4)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-10/12/06)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/06/16)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/05/21)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/4/7)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-09/2/9)

最近の記事