朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/09/05)
パソコンで遊ぼう |
「情報環境の変化」
総務省の発表によれば、6月末時点でブロードバンド通信の契約者数が2000万人を越えました。2003年の同時期に1000万人を越えたとの発表が有りましたから、2年間で倍増したことになります。現時点では最も契約者が多いのはDSL回線(デジタル加入者回線)で全体の70%弱を占めています。しかし光ファイバー回線も急速に利用者数を伸ばしており、ケーブルテレビ回線の14.9%を上回る16.6%の占有率になっています。この背景には、光ファイバー回線の利用料金が低下していることが大きく影響しているとともに、利用者が光ファイバー回線の伝送容量の大きさに魅力を感じていることを現しています。近い将来には光ファイバー回線がブロードバンド通信の主力となるでしょう。 おりしも、独立行政法人情報通信研究機構と株式会社KDDI研究所の共同研究チームが東京の大手町とつくばの間に敷設されている光ファイバー伝送実験用施設を利用して1秒間に1.28テラビット(1テラビットは1000ギガビット)の信号を伝送する実証実験に成功したとのニュースも流れました。この実験では1波長あたり160ギガビット、8波長の多重伝送という方法が用いられていますが、現在商用化されている方法では1波長あたり10ギガビット程度の伝送速度ですからいかに大量のデータを送ることが可能になるか理解してもらえると思います。 ブロードバンドを利用するパソコン利用者(個人)の増加、情報関連技術の進歩、テレビジョン放送のデジタル化などなど、私たちを取り巻く情報環境は急速に変化をしています。この環境変化をビジネスチャンスに変えるアイデアを考えてみませんか。 (妹尾)
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今週の話題 |
「C.C.C.創立から現在まで」
今週は、これまで時々紹介してきましたC.C.C.(異文化コミュニケーション・サークル)の創立から現在までの状況について少しご紹介してみたいと思います。C.C.C.は、日本語では異文化コミュニケーション・サークル、英語ではCross-cultural Communication Circleで各単語の頭文字のCをとった略語です。日本では、CCCと言えば、TSUTAYAを運営するカルチャー・コンビニエンス・クラブが有名ですが、朝日大学では当サークルが有名だと(?)自負しています。 私が朝日大学に赴任して来てまもなく(2003年4月)、ビジネス企画学科の学生を中心に少人数のサークル設立の話が持ち上がりました。朝日大学には、アジアからの留学生が多くおり、彼らと日本人学生が一緒になって友好を深め、英語等の勉強できる場はないかと考えたためです。 私自身も、高校生時代、インターアクトという国際ロータリークラブの下部組織にあたるクラブで社会貢献・国際貢献を行う活動を経験し、大学時代にはESS(英語研究会)でディベート等を行った経験もあり、何かその時の経験を生かせないかと考えました。 その時以来、サークルの顧問と言うよりむしろかなり活発な部員の一人として活動を行っています。設立時は、6号館6階の一室を使っていましたが、同じく6号館の7階にELS(English Language Salon)ができてからは、活動拠点をそちらに移しました。また、設立当初は、活動の中心は、毎週火、木曜日のLunch時間に行う英会話でしたが、時には参加者が私ともう一人の二人きりというさみしい時もありました。現在は、毎回10名以上がコンスタントに集まり、丸テーブルに参加者が納まらない時もあります。両セッションとも英語外人講師がボランティアで参加してくれています(特に、レジオ先生は設立時より熱心に参加してくれています)。今や活発な部員(ほぼ全学部)も、20~25名以上の規模となりました。 3年目の本年は、Lunch時間だけではなく、水曜日の夕方、約2時間程度TOEICの勉強会も始めました。その甲斐があってかは知りませんが、部員の中には、TOEICで、800点以上や、700点以上を取得する者も出てきています。恒例の夏合宿も前回ご紹介(第3回C.C.C.夏合宿)した通り、大いに充実しています。 今後の大きな目標は、来年、設立4年目を迎え、サークルより更にパワーアップしたクラブ昇格です。 (階戸)
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