朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/01/9)

 

コラムに関するご意見はこちらへ→
1月9日号(第197号)


 身近なビジネス 
「新しい年の幕開け」
 新年も早くも2週目を迎えました。良い年をお迎えでしょうか?(と言っても今、私はまだお屠蘇気分でこのコラムを書いているところですが)
 2005年はいろいろありました。年初は、スマトラ地震の悲惨さを目の当たりにして始まりました。そして、愛知万博、自民党の衆議院選圧勝、JR福知山線と羽越線の2件の事故。 
 年の後半には、紀宮様のご結婚という明るい話題もありましたが、幼い子供が狙われるという事件や耐震データ偽装問題に揺れました。
 さて、2006年はどのような年になるのでしょうか?冬季オリンピックやサッカーワールドカップの開催などスポーツファンの見逃せないイベントがあります。また大学に身をおく立場から見ますと、今年は、2007年の大学全入時代幕開けの前年にあたります。また2007年は、団塊の世代大量定年の年でもあります。
 そして昨年40パーセントの上昇をした日経平均株価は、さらなる上昇を続けるのでしょうか。大変気になる年になりそうです。
 今年の年始回りでは、大奮発してタクシーに乗ったのですが、その時に運転手さんが「昨年の後半からタクシーの乗車率が上向いてきました」と言っていました。タクシーの乗車率は裏街経済指標として大変重要なものです。また「道が渋滞するようになって来ました」とも言っていました。これも人や荷物の動きが活発になってきたことを表すもので、今後の経済の見通しが明るいことを示しています。
 どうか今年は皆様にとって明るい年になるように祈っています。     (田ノ上)

 パソコンで遊ぼう 
「生体認証」
 現在、個人認証の主流はパスワードです。ATMでの現金の引出し、クレディットカードの利用、インターネット上での各種会員サービスの利用、パソコンの立ち上げ等、私たちは様々な場面でパスワードを利用しています。皆さんはいくつのパスワードを使用していますか?全ての場面でそれぞれ異なったパスワードを使用している人は多分少数派ではないでしょうか。「そんなもの覚え切れないよ」ということで全てのパスワードに同じものを使用している人もいるかもしれませんね。しかし、もしそのパスワードが他人にわかってしまったら・・、もはやパスワードは本来の目的を失ってしまいます。スキミングによりカード情報を手に入れようとしたり、隠しカメラを使ってパスワードを手に入れようとした犯罪のニュースは皆さんも良くご存知と思いますが、自分自身のちょっとした不注意からパスワード等の情報が他人に漏れてしまうことも無いとはいえません。「もっと確実な個人認証の方法は無いか・・」ということで考えられている方法のひとつが「生体認証」です。最近のニュースでは、大手銀行がATM利用時の個人認証として手のひらとか指先の静脈パターンを読み取る方法を採用することが伝えられています。生体認証の研究はずいぶん前から進められており、指紋、瞳(虹彩)、声(声紋)顔の特徴等、認識対象も様々なものが考えられていますが、センサーに手のひらをかざすことで認識が行われる上記の方法は、利用者に違和感や不快感を与えることもなさそうですね。今後進められていく個人の生物学的特徴の研究やその特徴を認識するセンサーに関する研究によってどのような「生体認証」が提案されるのでしょうか。私が子供時代に愛読したSF小説の世界が実現しそうです。    (妹尾)

 今週の話題 

「世界的な日本語学習熱」
 
 日本語を学習しようとする人達が世界中で広まっています。ヨーロッパでは、特に1990年代に急増したと言われています。私も、90年代半ば、フランスに4年程勤務していましたが、マンガブームを背景に日本語学習者が増えていたことを思い出します。私の趣味は将棋ですが、日本語学習熱の余波からか、フランスで将棋を習いたいと言うフランス人が増え、パリではボランティアとして小さな将棋教室を開いていました。この日本語人気はフランスだけではなく、スペイン、ドイツ等、ヨーロッパの他国にも広まって行きました。  
 90年代から日本は「失われた10年」を経験したと言われていますが、日本経済の低迷とは裏腹に外国人の日本語学習者数は増大しており、独立行政法人「国際交流基金」によると2003年の日本語学習数は235万人、15年間で3.2倍に増えたと言われています。  
 このような日本語ブームは、ヨーロッパだけに留まりません。米国やアジアの諸国にも現在、かなり広まっています。台湾では、「子顔」「美脚」などの日本のファッション用語が普通の会話に使用されています。日本のポップ・スターがアジアのスターになっているのも、日本語や日本カルチャーへの関心の表れかもしれません。もちろん、日本カルチャーへの関心だけでなく、実利的な側面からの日本語への関心も大いにあります。  
 中国では、日本語ができることにより、日系企業への就職に有利になる等実利的なメリットがあることも見逃せません。昨年8月、国際交流基金が実施する「日本語能力試験」では、中国各地で受験者が昨年対比40%増の14万5千人強と急増しました。  
 ただ、英語(British Council等)、フランス語(アリアンス・フランセーズ等)、ドイツ語(ゲーテ学院等)における各国政府の自国語に対する外国語学習者への対応を見ると、日本の対応は世界第二の経済大国の立場にしては、まだ見劣りする感は残念ながら否めません。    (階戸)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/06/21)

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/06/10)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-03/02/10)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/01/28)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/05/13)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/6/23)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/08/19)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/1/6)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2015/1/12)

最近の記事