朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/04/03)

 

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4月3日号(第209号)


 身近なビジネス 
「新年度」
 いよいよ4月です。4月は新年度入りということで、お正月とはまた違った意味でいろいろな新しいことの出発の時期になります。
 学校では新入生を迎えます。私達ビジネス企画学科も希望にあふれた明るい笑顔の新入生を迎えます。
 そして一方で、旅立ちの季節でもあります。この春ビジネス企画学科として初めての卒業生を送り出しました。学生諸君も頑張ったので、お蔭様で就職率100パーセントという大変うれしい結果がでています。
 しかし、就職するということはもちろんゴールではありません。まさに人生の出発です。 前々から七五三(入社してから3年以内に中学卒で7割、高校卒で5割、大学卒で3割が辞めてしまうという伝え)と言われていますが、最近の調査でも入社してから3年以内に辞めてしまう大学卒の社員が35パーセントいるという結果が出ています。
 実は入社してからの3年間というのが、その後の人生を送るうえで非常に大切な期間なのです。この期間は、入社した会社の仕事を覚えるというより社会人としてのマナーや常識を、先輩達から理屈抜きに、文字通り体を通して教えてもらう期間なのです。新人のうちのこの期間を逃すともう教えてもらえるチャンスはほとんどありません。私が、将来起業したいという希望を持っている学生に「まず会社勤めをしてみなさい」とアドバイスするのは、こういったことを身に付けなさいという意味なのです。
 縁があって入社した会社です。何があっても3年間は石にかじりついても辞めない覚悟で頑張ってもらいたいと思います。   (田ノ上)

 パソコンで遊ぼう 
「ETC開放」
 国土交通省が2006年度から、ETCを高速道路の料金徴収以外の目的に使用できるよう制度を改めることになりました。これが実現すれば民間の企業等がETCの読み取り機を設置することで車の所有者を特定するとともに、銀行口座から料金を引き落とすことが可能となります。現在、高速道路の料金所におけるETC利用率は6割程度にとどまっており、国土交通省や関連団体では利用率アップのため各種の割引制度、ETC装置のリース制度等様々な施策をうってきています。今回の制度改訂も利用率(ETC装着率)アップの施策のひとつで、利用対象として想定されているのはガソリンスタンド、ファストフード店のドライブスルー、駐車場等です。クレジットカード、プリペイドカード、携帯電話を利用した代金支払い等キャッシュレスに向けた様々な方式が広まる中、 ETCが無線を利用しているという特徴を活かせば利用者にとって利便性の高い応用方法が出てきそうな気がします。  
 一方、このような新しいシステムが生み出されるとそれを利用した犯罪が発生することも私たちは経験してきました。利用者としては利便性の追求とともに、セキュリティー確保にも万全の対策を願ってやみません。ともあれ、キャッシュレス化は着々と進んでいるようです。    (妹尾)

 今週の話題 

「WBC効果でプロ野球も?」
 
 日本が世界一を勝ち取った野球のWBCの余韻が残る中、プロ野球が開幕しました。昨年の野球人気低迷が嘘のように、WBC決勝戦でのテレビ視聴率は43.4%(首都圏)を記録したそうです。決勝戦が春分の日の昼間という絶好の日程であったことが奏功しましたが、予選や二次リーグでも軒並み好視聴率であったことから、マーケティングに携わるものとしては、別の要因も探してみたくなります。
 考えられる要因の中から単純明快なものを探すと、「目標達成までの長さ」と推測できます。WBCでの日本の初戦は3月3日の中国戦、最終戦は3月20日のキューバ戦でした。およそ2日に1試合のペースで、18日間に8試合が行なわれました。WBCにおける日本の目標は「優勝」でしたが、短期間、少試合数であったことから、選手はもちろんファンは、すべての試合で「優勝」を意識することができました。特にアメリカ戦以降は、どの試合に負けても決勝リーグへ進出できなくなる緊張感を全身で感じながら、テレビを見ることができたのです。どうりでハラハラドキドキするわけですよね。
  対してプロ野球はどうでしょう。各チームが「優勝」を目指していることに変わりありません。違うのは、優勝が決まるのが6ヶ月も先だということです。選手がどう考えているかは知る由もありませんが、開幕直後のこの時期に「優勝」を意識しながらプロ野球を観戦するファンはほとんどいないでしょう。だからこそ、ひいきのチームが負けても「明日があるさ!」と簡単に気持ちを切り替えることができるのです。勝つことが目標(優勝)を達成する唯一の方法であるにも関わらず、負けの痛みが容易に癒されてしまうのは、目標に対する緊張感が欠如している証拠です。ゴールが見えない以上、楽しみは1試合単位の勝ち負けにしか求めることはできません。同じような試合の繰り返しでは、ハラハラドキドキどころか、ファンが飽きてしまうのも当然です。  
 目標があまりにも遠いところにあると、緊張感の維持は難しくなります。緊張感が足りなければ、着実な進歩は期待できません。最終ゴールの達成には、身近な目標の積み上げが効果的です。ポイントは、「遠い目標は大雑把に、近い目標は明確に」ということです。新社会人の皆さん、月に約8万円貯めれば、来年には100万円貯まりますよ!   
(常川)

 


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