朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/04/10)

 

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4月10日号(第210号)


 身近なビジネス 
「ベテラン」
 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。いよいよ今週から授業がはじまります。高校までとはひと味違った授業を楽しんで下さい。そして、しっかりこれから死ぬまで60年間使える社会的技量を身につけて下さい。技量が身についた人をベテランといいます。  
 技量は習得にかけた時間に応じて身についていきます。しかも一定時間内ではあまり進歩した感覚がなく、ある時間数を超えると突然うまくなったと感じます。不思議なことにどの技量も大体1千時間程度で初級マスター、1万時間程度でベテランになるようです。本学の留学生でも1000時間日本語を勉強していないで入学した学生は、授業について行くのがしんどそうですし、パイロットは操縦時間が1万時間を超えるとベテランと呼ばれます。  
 「えー、1万時間? それは無理!」とあきらめないで下さい。あなたは生まれたときから日本語を聞き、たどたどしく日本語を話して育ちましたよね。1日5時間聞き話したとして、1年で約1800時間、5年半で1万時間です。小学校の入学が6歳であるのも、なるほどとうなずけます。  
 好きなスポーツはどうでしょうか。3時間ずつ毎日練習している人は、1年で1100時間、中学高校でサークルに入った人は、大体1年で初級をマスターしたことを思い出すでしょう。小学校4年から続けているスポーツがあれば9.2年、大学1年で1万時間を超えます。  「英語はあんなにやらされたのに、ちっともわからない。」という人も計算してみましょう。週4時間、授業があったのが年間40週として1年で160時間。中高の6年間でも960時間にしかならず、まだ初級マスターまでも達しません。  
 大学の4年間、月曜日から金曜日まで9時から5時までを大学で過ごすと決めれば、年間で2000時間、半年で初級マスター、4年間で8000時間となり、ベテランの一歩手前まで行くことができます。これは、1日8時間労働週5日勤務という、社会に出て定職につく経験と同じです。つまりビジネスはだれでも、半年で初級マスター、5年で一応ベテランになれるものなのです。  
 いままで、何かにはまったことのある人は、今まで何時間ぐらいその趣味に費やしたかを計算してみて下さい。音楽が好きなら、一日ちょこっと1時間楽器をさわってみるだけではだめなのです。ベテランになるのに28年もかかってしまいます。その間に、興味が薄れ飽きてしまうものです。是非、大学時代は何かにはまってみて下さい。    (岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「らくだ学習法」
 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。これから始まる大学生活の間に君たちはとても大切な人生の転機を迎えます。一つは20歳を超え社会的にも大人として認められます。もう一つは就職です。大学在学中に就職先を決め、卒業と共に親の庇護から飛び立ち経済的にも自立し、社会人として独立するのです。
 中部地区は景気回復の先頭を走っていて、学生に強い就職意識が有れば就職できる状況になってきていて、就職するか否かは学生たちの意識・意欲の問題に移っているのです。
 私は、春休み中に東京で「らくだ学習法」の指導者講習会を受けてきました。
 この学習法は、セルフラーニング研究所の平井雷太先生が開発した学習法で、基本は算数・数学の問題集をただひたすら、毎日数枚の問題用紙を決められた時間内に解き進んでいくというものです。 この学習方法のポイントは、学習の目標を教員が示すのではなく、学生が自ら設定し、設定した目標を達成できなかった場合は、自分にペナルティを課すことにあります。平井先生のポリシーは、教育は強制させられたり、押しつけられたりするものではなく、自らが自力で学び向上していくものだということがその学習法に明確に表されています。そのために、教員は「ほめない」「おこらない」「採点しない」というものです。
 採点は、学生が自分で採点し記録表に記入します。そんなことをしたら間違っていても正解にしたり、ただ答えを写してしまうのではと思うでしょう。それでもいいのだと平井先生はおっしゃいます。困るのは学生であって、教員ではないのだと。
 ここで怒ることは教員が学習を押しつけることになります。また、学習目標を学生に「任せる」ことは必要ですが、「任せっぱなしにする」ことはダメなのです。
 先生は学生のそばに寄り添い、相手が自分と同じく、一つの繊細な心を持ったかけがえのない存在で、可能性を秘めた個人であるという立場で見ていくことが必要であり、ただ放っておくことと全然違うことなのです。
 どうしてもクリアできない課題にぶつかっていやになったり、やる気がなくなって先に進めなくなった時がチャンスであり、絶対に見逃してはいけないポイントなのです。
 壁にぶつかった時には「やっと壁が見つかって良かったね」、「やる気って必ず無くなるんだよ、やる気がなくてもやり続ける初めての経験を大切にしよう」などと言ってあげることが寄り添っている意味なのです。
 この様にして、計算力が向上し自立心が養われることによって、学生たちの就職に対する意欲が向上してくれることを期待しています。   (田村)

 今週の話題 

「新入生にエール!」
 
 つい2週間ほど前に、ビジネス企画学科初の卒業生を送り出して喜びに浸っているのも束の間、4月6日、快晴に恵まれ、ピンクに色付いた桜の花びらが眩いキャンパスに新1年生を迎え、入学式が挙行されました。迎える教員も年度始めのこうした式典に臨むことで緊張感とともに、さわやかな気持ちを覚えます。
 さて、新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。朝日大学ビジネス企画学科にようこそ! 大学に一歩足を踏み入れてみて、どんな思いでいるのでしょうか?
 新しいスタートに期待と不安が入り混じった複雑な心境といったところでしょうか。環境の変化は、新しい刺激に興奮するチャンスであると同時に、不安を抱くピンチでもあります。現代においては、自らが何も行動せずとも環境は勝手に変化していきます。いちいち不安に一喜一憂していたのでは疲弊してしまいます。環境変化に臆することなく、大きな希望を持って前進していってほしいものです。
 誰もが抱くそうした不安感は、自らが行動を起こすことによって解消するものです。友達の輪を広められるよう行動を起こしましょう。我々教員も出来る限り皆さんをサポートしていきます。  
 10日にある学外研修のリトルワールド、そして、最初のケーススタディ「友人プロデュース」は、早く大学に慣れ、友達を増やしていける絶好のチャンスです。積極的に話しかけてみましょう。そして、友達の話も聞いてみましょう。  
 これから始まる4年間、社会に羽ばたく土台作りをしっかりと行い、また、楽しく充実した学生生活にしていただきたいと思います。    (中畑)

 


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