朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/05/01)

 

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5月1日号(第213号)


 身近なビジネス 
「社会的技量」
 ゴールデンウィークはどう過ごされますか。旅行される方も多いでしょうが、昨年コラムで正夢として取り上げた宇宙旅行に出かける日本人があらわれました。世界でも4人目、米国のスペースアドベンチャーズ社ツアーで9月に国際宇宙ステーションに1週間滞在する費用は23億4千万円。お金で夢を手に入れるといったところでしょうか。  
 より安上がりに実現させるなら宇宙飛行士を目指すのが夢にあふれて素敵です。ではそのドリームはどうしたら実現できるのか? アメリカ航空宇宙局の関係者に宇宙飛行士の選考基準を聞いたことがあります。まず不合格となるのは、短気な人、完璧主義者、衝動的な人、流れを乱す人。選ばれるのは、思いやりのある人、忍耐力のある人、グループの目的を重視する人、そして同僚として魅力的な人だそうです。宇宙飛行士といえば、SF映画の主人公のように活動的でちょっとでしゃばりな人を想像しますが、そうではないようです。流れを乱さない、グループ目的を重視する等の項目はアメリカ人より我々にむいていそうですが、完璧主義で特攻隊的に結構切れやすい点も日本人の傾向なのでこの面では不利かもしれません。  
 「自分の性格は変わらないから無理だな。」と思われるかも知れませんが、性格は目的意識とトレーニングで大きく変えることが可能です。「いやいやトレーニングしようにも僕には長所がないし。」と思う人も安心して下さい。短所は長所にかわります。宇宙飛行士の基準も、よく見ればある種の鈍感さが必要とされていることがわかります。鈍感な人は環境変化への適応度が高い人なのです。先日も学内でトラブルが発生しましたが、先を読みすぎてキーキー叫ぶ完璧主義者より、まあそういうこともあるさ、とおっとり構えられる人が一人いたおかげでスムーズに解決できました。
 社会で受け入れられやすく、ビジネスで成功する能力も宇宙飛行士のそれに似ています。大きくわけて、メンタルセット(規則正しい習慣付けから自分に活を入れ安くする)、口頭表現術、書面表現術、チームワーク術、対人影響術、数的解釈術、論理思考術、問題解決術です。
 このような「社会的技量」は、トレーニングを計画的に積めば誰でも身につけることができます。ビジネス企画学科では社会的技量を大学時代に継続的に高められるトレーニング方法を色々と開発しています。ドリームを実現するため、高校時代までとは違った自分を4年間で創り上げた先輩の話を聞いてみて下さい。   (岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「マルウェア」
 最近、海外からの情報に’malware’(マルウェア)という言葉が目に付きます。mal-とは「悪意」という意味で、コンピュータウイルスやスパイウェアなど有害なソフトウェアを総称しているようです。
 日本では、Winnyによる企業や政府機関からの情報流出が社会問題となっていますが、海外ではインターネット版の「人質事件」とも言えるとんでもない事件が頻発しています。  今年3月に発生したものは、利用者パソコンのハードディスクに保存されている特定の文書ファイルを探し出し、パスワード付きの圧縮ファイル化してしまうのです。そして、文書ファイルを取り戻したければ電子マネーで300ドル支払えと身代金を要求したのですが、この時は米国のセキュリティ企業が圧縮ファイルを開くパスワードを公開し、事なきを得ました。
 つい最近発生したものは、感染するとポルノ画像を表示し、パソコン内のファイルを隠しフォルダに格納し、金を支払わなければ30分毎にファイルを1本ずつ削除すると脅迫するのだそうです。
 この様な悪質なものは特定のHPを閲覧する様な行為によって感染するため、現時点では小規模な感染で済んでいるようですが、今後罪のない利用者から金を巻き上げようとするタイプのマルウェアが大規模発生する可能性があります。ハードディスクの情報は必ずバックアップし不測の事態への対応をしておく必要が益々高くなってきています。
 以前はWindowsだけに集中していたウイルスなど被害が、MacOSやUNIXにも拡大していて、コンピュータの維持管理にマルウェア対策が大きな比重をもってくるでしょう。   
(田村)

 今週の話題 

「人は様々、GWもそれぞれ」
 
 今週末からゴールデンウィーク(GW)が始まります。今年は日取りが良く、9連休の長い休暇を取れる方も多いことでしょう。何とも楽しみな時期ですが、捉え方を少し変えると、GWにはもうひとつの側面があることに気付きます。私も社会人になるまで気付かなかったのですが、GWが終わると次に来る祝祭日は2ヶ月以上も先だということです。ちなみにそれは、7月第3月曜の「海の日」です。「海の日」は記念日として昔からありましたが、国民の祝日として制定されたのは1996年のことです。私が社会人デビューしたのはそれ以前のことですから、当時は9月15日の「敬老の日」まで4ヶ月以上も祝祭日の間隔があいていました。そうです、GWは楽しいバケーションであると同時に、長い祝祭日の無い期間の始まりでもあったのです。学生の頃は、7月中旬から夏休みが始まるので、このような意識を持つことができませんでした。
 ものごとには必ず多様な捉え方があり、自分の立つ位置によって、その見え方は大きく変わってきます。自分には些細な出来事でも、友人や顧客にとってはとても重大なことだったりします。そのような場合、自分の考えを押し付ける前に、相手の立場になって考えてみる心の余裕がとても大切です。大事なことを相談しているのに、「大したことないじゃん!」と軽く扱われては、誰でも不信、不快になります。特にビジネスでの取引先や顧客との交渉においては、頭を柔らかくして要望に対処することが成功の大きなポイントになります。素直に話を聞いたり、表情を観察したりしながら、相手の深層心理を探ってみると意外な事実に気付かされることもあるでしょう。GWは誰もが楽しみにしている、というのはひとつの捉え方に過ぎません。
 私は例年、GW期間は行楽地に出掛けており、今年も信州に旅行に出るつもりです。今年こそ、GWの混雑や渋滞について別の捉え方が見つかれば良いのですが、こればかりは頭がなかなか柔らかくなりません。   (常川)

 


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