朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-06/09/18)
パソコンで遊ぼう |
「修理?買い替え?」
パソコンの価格は年々下がり、最近では6万円台のノートパソコンが新聞広告に掲載されています。しかし、故障したパソコンの修理に必要な費用はあまり変わっていないようです。先日、保障期間(1年)をわずかに過ぎたパソコンが故障したので修理見積もりを依頼したところ6万円を越える金額の回答があり、修理すべきなのか買い替えるべきなのか迷ってしまいました。パソコンに限らず多くの家電製品では、主要部品を交換して修理するのか、新しい製品を購入するのかの選択が難しい時代です。メーカ各社は、部品・製品の製造を人件費の安い海外で行い、大量生産することで競合メーカとの価格差をつける努力を続けていますが、修理については日本国内で行わざるを得ません。このため、故障の診断・修理・確認といった直接作業に係わる人件費が高く、修理部品についても管理費用を上乗せした割高な価格が設定されています。この結果、高い修理代をはらうぐらいなら新しく買い替えようという気持ちになってしまう消費者が多いのではないでしょうか。 一方、限られた資源を保全し、地球環境を守っていこうというエコロジーの流れの中では、使えるものは修理して再利用することも必要でしょう。「賢い消費者」としてどのように行動すれば良いのか・・・。ちょっと考えてしまいました。 (妹尾)
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今週の話題 |
「松井秀喜の復帰」
ニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜が復帰後、すぐに4安打やホームランを打つなど大活躍しています。一試合に4安打は、松井選手にとっても珍しいことですが、松井はなぜ大活躍出来たのでしょうか。リハビリをしている間の悔しさや辛さを、復帰戦に込めたのでしょうか。 松井自身は、復帰直前インタビューで語っています。『リハビリは普段の野球やゲームと一緒でした。リハビリもそうでしたが、自分のやれることをやるというのは何にでも通じることなんです。』『メジャー復帰第1戦は普段通りの気持でプレーできると思います。逆に、そういう気持を持っていなければ、駄目だと思います。そういう気持になって初めてグラウンドに戻れると、自分はずっと思っていました。』 平常心の重要性は、スポーツをやる多くの人が理解しています。チームプレーにおける平常心の根本とは、「チームの勝利のためにプレーすること」です。松井の『やれること』の対象は「チーム」であり、『普段どおりの気持ち』とは、リハビリの期間も通してチームと共にあり、チームのために自分がいると言う気持ちだと推測します。 松井選手は、実際に試合に出ていないと言う肉体的なブランクはありました。しかし、「チームのために」と言う精神面においては、全くブランクがなかったと言うことが分かります。これが松井選手の活躍の秘訣なのです。 今年のヤンキースは好調であり、プレーオフ進出は間違いありません。昨シーズンは、松井選手がブレーキとなりましたが、今季のプレーオフ、ワールドシリーズでは活躍が期待出来そうです。 (林)
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