朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/01/22)

 

コラムに関するご意見はこちらへ→
1月22日号(第251号)


 身近なビジネス 
「変わることが善」
 先日、ある研究会でいろいろな企業の経営革新事例を学びました。各企業のすばらしい取り組みを知り、企業で日々改善に努められている方々に頭が下がる思いでした。
 その中で印象的だったのは、変わること自体が善だという考えが広く受け入れられていることです。企業の業務は今までの取り組みの上に築かれ、継続によって習熟度が増し、仕事の効率も上がります。しかし、本当に企業を強くしていくためには、コストがかかっても、常に現状を否定し企業を変えていく仕組みを意識的に取り入れていく必要があるということでした。
 このように変革が必要とされている背景は、まわりの環境にあわせて自社を変えて生き残りを図る、ということもありますが、むしろ、変化を肯定することによって、企業をよりよくするためにどんどん新しいいい知恵ができる仕組みを作ろうという側面を重視していると思います。
 このような仕組みでは社員は常に走り続けなければならず、社員は大変なように思います。しかし、前向きにやることが報いられる仕組みだと社員にもやる気が出てむしろ喜ばれることが多いようです。変革には社員の反発や抵抗がつきものでしたが、社員からも支持されるように変革のプロセスは進化しています。
 ビジネス企画学科でも、学生に対してできる人間になるために積極的に自分を変えていくように指導しています。そして、私たち教員もまず現状ありきでなく、常によりよく変えていく努力が必要だとあらためて感じさせられました。    (村橋)

 パソコンで遊ぼう 
「IE7」
 Microsoft社のアナウンスによれば、新しくリリースされたInternet Explorer 7(IE7)のユーザが一億人を超えたとのこと。私も自宅のパソコンのブラウザをIE7に変えて使い勝手を試しています。IE7では、複数のWebサイトを単独のInternet Explorerウィンドウで閲覧できるよう「タブ」機能が新たに追加されています。これまでならば複数のサイトを交互に閲覧する場合には「進む」「戻る」の矢印キーを操作するか、それぞれのサイト毎にブラウザを立ち上げて、それぞれをタスクバーに落として(最小化して)切り替えていましたが、IE7ではサイト毎にタブを設定、閲覧したいサイトのタブをクリックするだけで簡単に切り替えができるようになりました。例えば複数のインターネットショッピングサイトで商品の比較、価格の比較を行うような使い方をする時にはこの機能が効果を発揮しそうです。もう一つ、私が魅力を感じる点として「印刷」機能の改善があります。これまではA4の用紙に画面全体を印刷しようとしても画面の右端が欠けてしまい文章の一部が印刷されないといった問題がありましたが、今回の改善では用紙サイズに合わせて印刷画面を自動縮小できる機能が追加されました。文字サイズが小さくなり多少見にくくなるかもしれませんがユーザにとってはありがたい改善ではないかと思います。
 Windows Vistaのリリースに伴い現行のWindows XPのサポートは2009年1月に中止するといったユーザ無視のアナウンスで反感を買ったMicrosoft社。(このアナウンスは撤回されそうな雲行きです)今回のIE7のようにユーザにとって有用な改善ならば世間も積極的に受け入れてくれるでしょう。    (妹尾)

 今週の話題 

「バファローズ・中村選手」
 
 オリックス・バファローズの中村選手が自由契約となりました。かつては本塁打王や、打点王にもなった中村選手ですが、近年は故障がちでありやや不調でした。  
 自由契約に至った理由は、大幅な年俸のダウンの提示と、公傷を巡る球団の意見との相違にあるようです。  
 元々は近鉄バファローズの中心選手であった中村選手ですが、成績の上昇につれ年棒が上がり、一時は日本人最高年俸選手となりました。しかし、今にして思えば赤字に悩んでいた近鉄バファローズがプロ野球最高年俸の選手を抱える余裕はあったのでしょうか。  
 しばしば誤解されますが、プロ野球選手の年俸はチーム成績や、個人成績と直結しているものではないはずです。球団の商品と言えるゲームから発生した利益から、年俸は算出・配分されるべきものであるはずです。  
 日本プロ野球は、親会社の宣伝媒体として発達した経緯があるため、しばしばこの原則が破られてきました。近鉄球団の赤字と、中村選手の年俸の高騰はこのような枠組みで説明が出来そうです。  
 しかし、プロ野球再編問題を経て、各球団は従来の経営体質からの脱却を図っています。近鉄バファローズと合併し、事実上経営を行うことになったオリックスも同様です。そのような状況において、中村選手に大幅な年俸のダウンを求めることは合理的であるといえます。  
 中村選手が自由契約となったという事実は、かつての球団経営と、現在の球団経営のズレが表面化した結果と言えそうです。    (林)

 


戻 る

関連記事

  1. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-2009/10/26

  2. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-02/08/26)

  3. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2013/4/15)

  4. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2014/5/26)

  5. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-2015/2/16)

  6. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/07/18)

  7. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-04/05/10)

  8. 朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-05/08/15)

  9. 朝日大学ビジネス企画学科~Webマガジン(News&コラム-12/2/27)

最近の記事