朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/03/12)

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3月12日号(第258号)


 身近なビジネス 
「備えあれば憂い無し」
 今大学は春休みの真っ只中です。3年生は就職活動で一生懸命ですが、他の学生はレジャーにアルバイトに資格所得(?)にそれぞれ休みを満喫していることでしょう。
 その延長線上で「学校の先生は良いですね。休みが多くて」といった誤解がまだ一部にあるようです。私達教員にとって、春休みといっても学生相手の授業が無いというだけでやることはいくらでもあります。普段授業のある時にはなかなかできない専門分野の研究活動もそうですし、今期の振り返りをしたり、来期の授業についての検討を行ったりと大変貴重な時期であります。ビジネス企画学科でも来期の学科全体の運営について入念な打ち合わせを何回も行います。授業準備を事前にきちんとやっておくと来期の授業が大変充実したものになるからです。
 ビジネスの世界では営業パーソンはお客様を訪問してナンボですが、訪問した後に日誌を書いたり、資料を整理したりあるいは翌日の訪問前の事前準備をしたりすることが重要です。これらの事が効率的な訪問につながり、延いては商談の正否を左右することにもなります。
 それは就職活動にもいえることです。やみくもに会社訪問するのではなく、訪問前にその会社のことを調べておいて質問の2つ3つなど準備しておくことが肝心です。 (田ノ上)

 パソコンで遊ぼう 
「ベトナム卒業旅行」
 
 今年卒業するゼミ生達とベトナムのホーチミン市に行ってきました。ベトナムからの留学生Dさんの提案で卒業旅行先をベトナムに決めて参加者を募り、私を含めて6名は中部国際空港からベトナムへ向かいました。  
 ベトナムに着いて最初に驚くのは何といってもバイクの多さです。自動車の数は岐阜市内より少ない位なのですが、道路のすき間がすべてバイクで埋め尽くされている状態で、川のようにバイクが流れていることを理解してもらえるでしょうか。
 ホーチミン市の主な交通手段がバイクである主な理由は、高価な乗用車には手が出ない所得水準と、ホーチミン市内で駐車場がほとんど無いという事情もありますが、ベトナム全体の平均年齢が25才以下であり、大都会ホーチミン市は若者がより多く、自動車よりバイクがカッコイイと思われていることの要素も大きいのではないかと思いました。
 最初はとても無理と思っていた道路の横断も、3日過ぎると平気で横断できるようになる順応性に自分でおもしろくなってしまいました。  
 ベトナムの通貨はVND(ベトナムドン)で、オーストラリアと同様なプラスティック製の紙幣が主に使われています。1,000VNDが日本円で約8円、私が見た紙幣すべてが、ベトナム戦争の英雄ホーチミンの同じ肖像が使われていることと、数字の桁が多すぎるためお札の価値感覚に慣れるまで苦労します。食べ物など物価は非常に安く、ペットボトルの清涼飲料水500mlが5~7,000VNDですから約40円、屋台での食事は安いけれどお腹の保証はないので、ちゃんとしたお店で食べた米粉で作られたラーメンともいえるフォーが約200円でしたから、5日間の旅行で贅沢をしなければ食費交通費1人1万円で十分という感じでした。  
 今回の旅行はベトナム人留学生Dさんが私たちのツアーをガイドしてくれたために、言葉に対する問題もなく、とても安く快適な旅行をすることができましたが、旅行ガイドブックを見ると、私たちと同じメコン川のツアーが10倍近い値段が書かれていますから、現地価格と日本人価格の2重構造があることは明白です。 短期間の旅行でしたが、日本国内だけでは経験できない価値観や、新鮮な体験はこれから社会に出る学生達に良い経験になったと思います。    (田村)

 今週の話題 

「金属盗難相次ぐ」
 最近、全国各地で金属の盗難が相次いでいる。街中から消えたのは、車止め、チェーン、送電線、ガードレール、マンホールの蓋、側溝の蓋、給食センターのアルミの給食容器、滑り台、半鐘、線香皿、蛇口、鉄板、金属パイプなど、鉄、銅、アルミ、ステンレスといった多種多様な金属である。そんな金属盗難の報道を見聞きするたびに驚くばかりである。一体、どこへ行ったのか。
 盗まれた金属がどういう経路をたどって、どこに向かっているのか、正確なところはわからないが、どうも行き先は、急速な経済成長に伴う膨大な社会資本整備が進む中国との見方が強い。
 いずれにしても、こうした金属類が高値で売れるという金属需要の高さがその背景にあるのは間違いない。2008年の北京五輪、2010年の上海万博を控えた建設ラッシュに沸く中国には、日本からも大量に銅、ステンレスなどが輸出され、取引価格も高騰しており、日本の鉄鋼メーカーの業績向上、株価上昇にまで及んでいる。

 では、どれだけ金属相場が高騰しているのだろうか。具体的に統計をみてみた。
 ステンレスの素材になるニッケル(溶解用)は、平成9年2月に880円(/キロ)が平成19年2月には4,400円(/キロ)、鉄鋼(厚板)は同49,000円(/トン)が同80,000円(/トン)と、確かにかなりの高値にあり、この1年間の値上がりが顕著である。(日本鉄鋼新聞 統計データより)
 ベトナム、フィリピンなどの新興国の金属需要も拡大しているが、北京五輪に活気づく中国の急激な需要増は、五輪直前、あるいは、直後に急激な反動(需要減、あるいは、在庫増)をもたらす可能性も少なくない。金属需要の逼迫が巷の金属盗難にまで及ぶ異常事態、どう収束していくか、ここ1年の動向が気になる。    (中畑)

 


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