朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/04/09)

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4月9日号(第262号)


 身近なビジネス 
「松坂のコミュニケーション」
 新入生の皆さん、入学おめでとうございます。入学式では、いきなりアラバマ大学ユン先生の英語での来賓スピーチにびっくりした人もいるでしょう。しかし、大きなジェスチャーや柔らかいまなざし、ゆったりした雰囲気から良い祝辞をいただいていると感じた人はコミュニケーションのセンス良好です。自分の気持ちを伝えるのは言葉だけではありません。態度や表情、ちょっとした仕草が言葉より大きなものを相手に伝えます。
 また、スピーチの中でMatsuzaka という単語が聞き取れた人もいるでしょう。当日朝終わったばかりの松坂大輔投手の活躍をスピーディーに織り込んだものでした。先生の臨機応変のスピーチもすばらしいものでしたが、松坂選手の投球を通じた言語を使わないコミュニケーションにも見応えのあるものがありました。
 試合後のインタビューで松坂選手は「オープン戦で何回も投げていたので、自分の中では初登板という意識は全然なかった。」と答えていますが、大写しされた初回マウンドに向かう姿は、素人目にもいつになく緊張しているのがわかりました。その不安どおり先頭打者にヒットを打たれましたが、むしろそこから彼が放つ集中力のオーラが増し、テレビのこちら側にも伝わってきたのです。打たれても萎縮することもなく逆に居丈高にもならず、キャッチャーとサインを交換する間も体が大きく見えます。相手バッターには、「むむ、こいつできる。」という威圧感がひしひし伝わっていたことでしょう。7回を投げてベンチにゆったりと帰る姿は、英語でタンカをきるより明確に、多くの大リーガーに「なめると危ない。」とのメッセージを伝えたに違いありません。
 英語は苦手、あるいは日本語でも人みしりだと思っている人も、言葉を使わないコミュニケーションのコツは潜在的に知っていて無意識に使っています。これを大学の授業を通じ意識的に使いこなせるようになれば、苦手意識は克服されていきます。ただし、ユン先生はこんなことも言っていました。「大学では、高校よりもっと考え、もっと責任を負うことが求められる。考えることは単に座って知識を得ることではない。知識ならインターネットでいくらでも手に入る。(授業を)聞くだけには意味がない。見るだけならだまされるかも知れない。考えるというのは、実は行動してみることなんだよ。」
 松坂選手の非言語コミュニケーションは、まさに野球を考え、行動して失敗を含めた多くの経験を積み上げ、それをまた考えて次の行動に結びつけてきた自信から生まれたものともいえます。是非皆さんも行動から考える4年間をすごし自信を高めて、コミュニケーションの潜在能力を開花させてください。    (岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「理事長訓辞に思う」
 
 4月6日、桜花乱舞のもと、朝日大学の入学式が厳かに挙行されました。ビジネス企画学科では例年になく多くの新入学生を迎えることとなり、教員一同、学生の育成に向け、身の引き締まる思いで入学式に参列をいたしました。
 ビジネス企画学科は、設立されて以来、独自の教育理念を掲げてその活動も早や5年を経、愚直にまた、地道に活動を続けてきた中で、学科として多くの実績を見るに至りました。「就職率100%」をマニフェストとしてすべての教員がベクトルを同一化し、それに対する行動基準として「何をなすべきか?」、「そのための手段、方法は?」そして「結果吟味は?」という「P・D・C・A」のサイクルを回すことによる問題解決手法を実践してきたことによるものではないでしょうか。
 私たちはこの実績をもとに2007年度から新カリキュラムを立ち上げました。「就職率100%」のマニフェストをそのままに、激変する社会(国際)情勢を見据えてそれに対応した教育指導のあり方についていろいろ議論の末に生まれたのが新カリキュラムです。
 そこでの基本的考え方は「学生の自信醸成」のための施策と、それから培われる「コミュニケーション能力」「自己アピール力=セールスポイント」の三つを学生に装備させることを狙いとしています。重要な点は、「何かをやり遂げた」という自信を体験させる必要から新カリキュラムでは特定の資格取得を必修化し、進級要件とする思い切った教育策を採用しています。
 入学式で、理事長から新入学生に対して「国際化を睨んで、英語とパソコン力は必須」との訓辞がなされ、新カリキュラムの重要性を再認識するとともに、推進の責務を痛感させられた次第です。   (大山)

 今週の話題 

「希望枠から予想外の快進撃」
 毎年見事な花を咲かせるキャンパスの桜が、今年も満開になり、その花の下で入学式が行われました。ビジネス企画学科では、教室を広くするほど新入生も増え、先生も増え、新コースも開設となって、活気が満ちています。
 さて、先の春の選抜高校野球では、守備力を重視する希望枠で選ばれた初出場の大垣日大高校が、岐阜県勢として48年ぶりに準優勝に輝きました。誰もが予想しなかった快挙です。決勝戦は東海地区同士の戦いとなり、静岡県の常葉菊川高校に終盤逆転され、1点差で惜敗しましたが、紙一重の戦いでした。日本中をわかせた昨年夏の決勝とは、また一味違う良い試合でした。決勝戦のマウンドに早実の斉藤祐樹、駒大苫小牧の田中将大両投手のようなスーパースターはいませんでした。「怪物」も「天才」も不在、甲子園では無名に近い両校が、忠実に基本を守り、積極的でミスの少ないさわやかな戦いぶりで、優勝候補や常連校を次々と退けました。
 大垣日大は勝ち負けではなく「楽しむ」ことに重きを置いた野球。無名校としての「挑戦者」の姿勢。チームに合った阪口監督の見事な雰囲気作り。すべてがかみ合ったことで生まれた“奇跡”のように思われます。しかし、昨年の岐阜城北の4強をさらに上回る結果を残した大垣日大は、岐阜県の「野球王国」復権への足掛りになることは間違いありません。
 新入生の皆さん、ただじっと待っているだけでは大垣日大のような奇跡は起こりません。夢(目標)を持って、楽しく、基本に忠実に、「挑戦者」として行動を起こしてください。きっと奇跡が起きますよ。   (亀井)

 


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