朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/04/23)

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4月23日号(第264号)


 身近なビジネス 
「レジ袋の有料化」
 日本ではレジ袋が年間約300億枚消費されると言われている。我々は、スーパーやコンビニでもらったレジ袋を自宅のゴミ袋として使ったり、様々なものを入れて持ち歩く手提げ袋として利用したり、かなり重宝している。しかしながら、このレジ袋、一般ごみとして廃棄されることで環境に負荷をかける大きな要因となっている。
 環境省は、2006年6月、改正容器包装リサイクル法の成立を受けて、容器包装廃棄物の3R、すなわち、「廃棄物の発生抑制(リデュース)」、「資源・製品の再使用(リユース)」、「再生利用(リサイクル)」を推進するキャンペーンを展開している。
 一方、スーパーやコンビニエンスストアなど、容器包装に関わる事業者においても、レジ袋削減に向けての具体的な動きがみられ始めている。イオンは、レジ袋削減目標を掲げて環境省との間で自主協定を締結し、また、レジ袋有料化の実験にも乗り出している。ローソンは、「ナチュラルローソン」で「オリジナルエコバック」の限定販売を始めた。
 こうした削減策が、流通各社の業績、あるいはイメージを低下させることなく、消費者に受け入れられるのだろうか?
 スーパーやコンビニエンスストアを利用する消費者にとって、レジ袋の有料化、マイバックの持参は、まだまだ始まったばかりで、その評価は分かれるところである。スーパーについては、ユーザー層、ならびに買い物手段(車の利用)を勘案すると、有料化によって利用店舗を変えるといった行動は考えにくく、マイバック持参による買い物が一般化する可能性が高い。
 一方、コンビニエンスストアの場合、目的買いというより、出かけたついでに立ち寄ることが多く、マイバック持参には抵抗感が強い。いかに、不便なくマイバックを持参させるか、課題が残る。常時持ち歩けるバックとしての形状の工夫、デザインのおしゃれ化、サイズの極小化など、さらなる改善が必要であろう。
 レジ袋の削減が、まずは「ポイントなどの特典が得られる」といった消費者意識からスタートするとしても、環境保護本来の目的を理解した消費者の自然な行動として早く習慣化されることを期待したい。    (中畑)

 パソコンで遊ぼう 
「始めてのプログラミング」
 
 大学も新学期がスタートしました。ビジネス企画学科では、3年生のゼミは学生がゼミ担当の先生を選びます。私のゼミを選んでくれた学生達に選択理由を尋ねたところ、パソコンの知識とスキルはしっかりと身に付けたいと思っているとのことでした。
 そこで、私は彼らにチョット高いハードルを課してみました。君達の希望を叶えるためには、1週間1回のゼミだけでは時間が足りないので、毎週もう一回特別授業を開講するので出席してくれと言ったところ、全員が出席すると返事をしてくれました。
 第1回目の特別授業は、ExcelのVBAによる初歩のプログラミング作成にしました。最初にVBAの簡単な説明を行ったあとに作ったのは、ほんの10行のプログラムです。
 Excelの表に時分秒のデジタル時計を表示させるものです。time関数を使って時、分、秒を取り出して各変数に代入し、そしてRange命令で指定したセルに各々の数値を表示させ、最後にWhile~Endw文でぐるぐる回すという簡単なものです。
 次に、If、then、Else、Endifという、プログラムの基本である条件分岐を加えて、毎分ゼロ秒の時だけに「●」を表示させる5行のプログラムを追加してもらいました。
 初めてプログラムを作った学生の感想は初々しくてなんて新鮮なのだと思ってしまいました。私はあざとく受けを狙って「これがウイルスプログラムの原型だ!」と言うと、この、●を表示させる部分をCドライブをフォーマットするに替えればいいんですね、先生日付を取り出す関数はdateですかと本気でウイルスを作りそうな学生もいれば、俺自分の誕生日に「Happy Birthday」というメッセージを表示させようなどという学生もいて、なんと岐阜の学生は純粋なのでしょうか。興味のある方は下の15行のプログラムを、Excelの「ツール」→「マクロ」→「Visual Basic Editor」を開いてSheet1に入力して、実行してみてください。止めるには「Esc」キーです。    (田村)

 今週の話題 

「スポーツは結果だ!?」
 先週のスポーツ紙で、「松坂2敗目」、「井川、待望のメジャー初勝利!」という結果が報じられました。しかしその試合内容は両者とも6回を投げ、松坂投手は被安打3、奪三振10、失点2、井川投手は被安打5、奪三振5、失点2でした。この内容だけをみれば松坂投手の方が良い内容だったように思えます(http://mlb.yahoo.co.jp/japanese/)。でも結果は、松坂投手は1対2でチームが負けて敗戦投手、井川投手は9対2でチームが勝って勝利投手でした。味方の攻撃力が二人の結果を大きく分けてしまいました。野球の場合は、投手と攻撃陣がかみ合わないと良い結果が生まれにくいというのは事実です。極端な場合には、0対0、9回裏2アウトまで完全試合をしていても、次の打者にホームランを打たれてわずか1安打でサヨナラ負け、敗戦投手ということもあります。素人の私が心配するのもおこがましいのですが、現在の松坂投手の結果(1勝2敗)をレッドソックスファンや大リーグの関係者がどのように評価してくれるのか気になるところです。反面、打者においてはイチロー選手のように、チームがなかなか勝てないにもかかわらず200本以上の安打を毎年打ち続けるということで大きな評価を受ける場合もあります。  
 ところで、私は本学のクラブ活動をしている学生さんにしばしば「スポーツは結果だから」と冷たくあしらうことがあります。しかし、本気でこのようなことを思っているのではありません。その結果を導き出すためのプロセスの大切さ、結果を求めようと努力するその経験・体験が大切であることを知って欲しいのです。この事は、スポーツのみならずあらゆる事(講義での課題・リポート作成、就職活動、卒業論文など)に共通すると信じています。いつかは、何らかの結果を出さなくては行けませんが、今学生諸君にはその過程を大事にして欲しいと思っています。 (山本)

 


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