朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/05/14)

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5月14日号(第267号)


 身近なビジネス 
「再会」
 先日、1年前の卒業生が集まった飲み会に元・教員として参加しました。中には遠く九州から駆けつけてくれた卒業生もいました。みんなの顔がとても懐かしく楽しいひと時を過ごすことができました。  
 話を聞いてみるとほとんどの卒業生が前向きに仕事に取り組んでいました。そして、多くの学生が成長し、話の内容や態度もしっかりしたものに変わっていました。彼らがこのように成長したのは、実際の仕事に取り組んで、悩み、考え、相談し、挑戦してきたためでしょう。しかし、中には学生のときに教えてもらったことが仕事で役立ったといってくれる卒業生もいて、学生のときに学んだことも彼らの成長の土台の一部になっているように感じました。  
 ビジネス企画学科では、教員の実務経験を生かして実際のビジネスに役立つ体験型授業を行っています。卒業生との再会は、私に忘れていたビジネスの現場感覚を思い出させてくれました。一方、仕事を通じて卒業生が成長している過程を、うまく授業に取り入れる、という新たな課題を見つけました。社会人の成長プロセスをそのまま学生に当てはめることはできないでしょうが、取り入れられるものもあると感じていますので、どんな工夫ができるか、考え、挑戦していきたいと思います。   (村橋)

 パソコンで遊ぼう 
「ネットの活用法」
 
 当学科は、将来の起業を目指す学生のサポートを目的のひとつとして設立されました。知る限りでは、当学科にも自ら起業した履歴を有する教員が2~3名おられます。いずれも大企業を辞して、自ら出資して資金を捻出し、新事業を企画し、顧客や売上を獲得するなど、直接的な会社経営の経験をお持ちです。伝え聞くところによると順風満帆というわけではなく、売上不振や資金繰りなどでずいぶん苦労されたようです。バックアップが期待できる大企業とは異なり、自らが矢面に立ってリスクを背負う小規模企業での経験は、多くのノウハウを与えてくれたことでしょう。T先生、S先生、N先生の講義ではその一端を垣間見ることができます。
 実は「新会社法」という機会を捉え、私も昨年その仲間入りを果たしました。ちなみに新会社法では「株式会社」の設立要件が大幅に緩和され、起業によるニュービジネス創出の環境整備が図られています。会社設立に際しては、行政書士に頼らず、登記、定款、資本金などすべての手続きを自ら行いました。要した期間は1ヶ月未満で、通常より安い費用で賄うことができました。代表取締役は妻で、出資者という立場以外に私自身は関わらない会社ですが、実質作業は夫婦共同で進めました。短期間かつ低費用で自ら設立できた背景には、情報収集におけるインターネットの活用があります。インターネットでは、情報の真偽性や出所などに注意し、正確な知識と判断力を持って活用することが必要です。正しく活用することで、非常に大きな利益を享受できます。
 インターネットではそのシステムを楽しむだけでなく、道具として上手く活用し、日常生活への貢献性を具体的に高めていく視点が大切です。いくら面白くても、他人が手掛けたシステムを眺めるだけの単なる傍観的な閲覧では、情報を有効活用しているとは言えません。身近なQOL(Quality Of Life)の向上に役立ってこそ、パソコンで遊ぶ意義があるのではないでしょうか。
 この5月末に初めての決算を迎えます。私企業のため、決算資料を自ら作成し税務署に提出する面倒がありますが、ここでも大いにインターネットに助けを求めようと思っています。初年度ながら、軽自動車を新車購入できるくらいの利益を確保できそうです。ちなみに、私の会社では「インターネット販売」を主な営業品目のひとつとして定款に記載しています。次回のコラムでは、初年度からの利益確保を可能にした「インターネット販売」についての所見を、実践者の立場から書こうと思います。乞うご期待!    (常川)

 今週の話題 

「日本人投手の受難」
 メジャーリーグでは、先発投手として期待された二人の日本人投手が苦戦をしています。ヤンキースの井川投手は不調のため、マイナーリーグに降格しました。松坂投手も大家選手との日本人投手対決を制し、4勝目を上げましたが、防御率4.80と苦しんでいます。苦戦の要因の一つは、メジャーリーグの打者のレベルの高さです。  
 ヤンキースの松井選手は、日本では50本塁打のホームラン王でしたが、アメリカでは、20-30本塁打の成績に落ち着きそうです。イチロー選手といえども、日本時代のように毎年首位打者を獲得することは出来ません。裏を返せば、メジャーリーグにはイチロー選手や松井選手よりも好成績を残す打者がいます。メジャーリーグのバッティングのレベルは、日本のプロ野球よりも高いと言えるでしょう。  
 日米の野球を対比するエピソードとして、「日本で野球をやろうと言うと、みんなグラブを持ってくる。アメリカで野球をやろうと言うと、みんなバットを持ってくる」というものがあります。アメリカの野球は「野球とは点取りゲームである。相手よりも点を取らないと勝つことは出来ない」という文化を持っていると言えるでしょう。一方、日本では「0点に抑えている限り負けることはない」と言われます。これは国民性の違いや、トーナメント制による甲子園大会の影響も大きいでしょう。相手に勝つ野球か、負けない野球かという違いを認めることが出来ます。  
 このような状況の中、松坂投手・井川投手もピッチングを変えざるを得ないでしょう。投手が抑えている間に味方が得点するという日本でのパターンから、点の取り合いの中で相手よりも失点を防ぐ、といったピッチングへの転換が求められるでしょう。その転換は胸のすくような快投から遠ざかるものですが、風土の違いや野球文化の違いに適応するためには受け入れざるを得ないでしょう。2人の投手の文化的対応力が期待されます。 (林)

 


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