朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/10/08)

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10月8日号(第288号)


 身近なビジネス 
「経営者の悩み」
 昨年に引き続き、9月より瑞穂市商工会主催の「経営革新塾」が開催されている。今年度は、「経営革新のための事業再建と再生 ~事業再建のビジネスプランを作ろう~」のテーマに、地元中小企業の経営者ならびに後継者が約30名集まった。
 出席しているのは、従業員2000名を抱える企業の社長から、家族で商店を営む事業主、中小零細企業の経営幹部と、バリエーションに富んでいるが、いろいろと話しを聞くと、共通して人材に関わる課題を抱えているケースが多い。 人材については、①規模の大小を問わず、後継者がいない、あるいは、後継者が育たない、②正社員、あるいはパート社員のモチベーションを上げるにはどうしたらよいか、という2つの課題を挙げている。
 一つ目の後継者については、多くの場合、ファミリーの中で育成していくことになるが、まずは、その後継者には、サラリーマンと違って、「儲かる」、「生活が潤う」ということをインプットする必要がある。もちろん、経営者として多くの苦労やリスクがあることは前提だが、「おいしい仕事」と思わせなければ後を継ごうとは思わない。
 また、経営者としての資質を向上させていくためには、やはり実践においてある程度のリスクを覚悟した上で、権限を委譲することも大事である。経営の一端を担うポジションに置くことで、経営を取り巻く様々な事象を体験するしかない。
 二つ目のモチベーションの向上に関しては、まずは、経営者側の意識を変えるしかない。中小企業では、経営者が希望する仕事のできる有能な人材はなかなか集まらない。かといって、有能な人材を確保するために高い報酬を支払う余裕もない。すなわち、仕事の能力が高い人を雇うにはコストがかかり、人件費を抑えるためには仕事の能力が低い人も雇わなければならない。そのような従業員を使うには、指示のピッチを短くし、具体的な段取りまで細かく示す必要がある。経営者は給与に合わせた仕事の与え方を考え、与えた仕事に応じた報酬を払うという仕組みを導入すべきである。そのためには、従業員個々が、どれだけ収益に貢献しているか数字に敏感になってもらう必要がある。 (中畑)
 パソコンで遊ぼう 
「Windows Vista試用記」
 
 Windows Vistaが発売されてから半年が経過し、Vistaプリインストールパソコンが売り場を埋め尽くす状況となりました。この度、Windows Vistaを試用する機会を得ましたのでレポートします。
 3D技術を使ったAero(アエロ)と呼ばれるウィンドウが斜めに表示される機能だけが紹介されるVistaですが、基本的なユーザーインターフェースにも手が加えられていて、従来からのWindowsユーザーにとって「あの機能はどこにあるんだ」という状況に何度も陥ってしまいました。
 画面のプロパティを探してデスクトップでサブメニューを表示しても見つかりません、コントロールパネルにもありません。画面の壁紙やスクリーンセーバーの変更は、デスクトップでサブメニューを開き、「個人設定」を選択することで、画面関係、サウンド、マウスポインタなどの設定ができるように設定画面の名称が変更されています。
 スタートメニューの位置は変わらないのですが、スタートという文字は無くなり丸いデザインに変更されています。スタートメニューを開くとXPに似ていますが名称が変更され、マイ コンピュータ、マイ ネットワーク、マイ ドキュメントなどの「マイ」が全て省略され、コンピュータ、ネットワーク、ドキュメントと表記されています。
 ドキュメントのフォルダ構成も変更され、従来は「マイ ドキュメント」の中に全てのファイルを保存する形でしたが、Vistaでは「ログインユーザー名」でフォルダが作られ、その中にドキュメント、ピクチャ、ミュージック、デスクトップ、お気に入り、アドレス帳などのフォルダが入っています。XPの「Documents and settings」のユーザー名フォルダが表に出てきたと言えばWindowsを知っている人には分かりやすいと思います。
 「Documents and settings」はVistaでは「ユーザー」というフォルダ名に変更されました。特に大きく変更されたのが「ネットワーク」でしょう。「IPv6」と呼ばれる新しいインターネット接続プロトコルが標準で採用され、従来の「192.168.1.10」などのIPv4だけでなく、「3ae3:90a0:bd05:01d2:288a:1fc0:0001:10ee」という記述にも対応したのですが、使いこなすにも設定するにも相当のスキルが必要で、当面はIPv6を止めてしまうことをお勧めしたいのですがレジストリの変更が必要なようです。
 今回はWord、ExcelなどのOfficeを使うことができませんでしたが、全体の動きに切れがなく、モッサリと言うか重いという感じはぬぐえませんでした。  XPが発売された時も2000と比較すると重いと感じたのですが、CPUやHDDの高性能化によってやっと使える様になったのに、また振り出しに戻った感じがします。Microsoftはいつまでこんなやり方を繰り返すのでしょう。    (田村)

※下の写真は、乗鞍岳山麓で撮影した松の木です。この木は倒木や雪の重さなどによって行くてを阻まれ、真っ直ぐ伸びることができなかったのでしょう。でも、紆余曲折はあっても最終的に自分の目標を見つけたようです。

 今週の話題 

「体育の日 あれこれ」
 
 10月8日は「体育の日(10月の第2月曜日)」です。ということで、今回は「体育の日」にまつわる話題です。
 1964年(昭和39年)、日本で初めて開催された「東京オリンピック(1964年)」を記念し、その開会式の日(10月10日)を「体育の日」として、1966年(昭和41年)から国民の祝日に加えられました。その趣旨は、日本国民がこの東京オリンピックを機に「スポーツに親しみ、健康な心身をつちかう。」ということです。この頃は、スポーツが今ほど国民の余暇に浸透していなかった時代だったことからこのような提言がなされました。では、なぜ10月10日になったのか? それは、記念すべきオリンピックの開会式を決めるにあたって、晴れる確率のもっとも高い日を探した結果がこの日だったのです(特異日)。
 ところで、スポーツを科学的に研究し、パフォーマンス(成績・結果)に結びつける努力が始まったのは、東京オリンピックからといっても過言ではありません。一般人に対しては前述のように「体育の日」という祝日でスポーツ振興を提唱し、アスリート(競技者)に対してはそれまでの「根性」や「気合」の世界から脱皮して、科学の力を活用して競技に役立てる「スポーツ・サイエンス」の幕開けとなった年でもあります。とは言うものの、そのスタートはオリンピック選手の体格・体型・体力を測定し、一般人と比較するという本当に基礎的な研究から始まりました。
 さて、体育の日にはさまざまな場所で体力測定を行っています(なぜこの日だけ頑張るの?といつも疑問に思うのですが)。その日の新聞には各年代の体力の状況が掲載され、「現代の若者は体格的には成育がよくなっているが体力の低下が著しい。高齢者の体力は増加傾向にある。」などと近年お決まりの報道がなされます。このことについて、若者の結果について私は納得しています。なぜならば、小学校から大学までの教育機関を通じて多くのデータが文科省に報告され集計された結果だからです。その際、体力のある子もない子も測定に参加させられ、母数も多く、特異な集団を測定しているわけではないため信頼性の高い結果だと思われます。しかし、高齢者については疑問を感じています。なぜならば、高齢者で体力測定をしようとする人は、ある程度の体力があり、かつ、自信があるから協力してくれるのです。本来、元気ではない高齢者の体力測定は危険を伴うのでなされていないのが実情です(研究の立場で実施している機関はわずかにある)。ですから、高齢者の結果は「元気な高齢者の体力レベルはこれくらいですよ」というように私なりに読み替えて理解しています。
 でも、せっかくですから、今の自分の体力を計測する機会があったら是非トライしてみてください。それを元に、身体についての生涯設計を見直してみてはいかがでしょうか。 
(山本)

 


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