朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/11/26)

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11月26日号(第295号)


 身近なビジネス 
「学生自らの企画運営」
 先日、2年生のゼミでバスケットボール大会を行いました。ビジネス企画学科では、いろいろな体験を通じた学習を取り入れており、これもその一環として行ったものです。
 このバスケットボール大会では、各ゼミが考えた企画でコンテストを行い、最優秀に選ばれた企画を実行しました。実行にあたっては、学生は企画を考えるだけでなく、自分たちで準備を行い、当日も司会や審判、記録など実際の運営を仕切って行い、教員はサポートにまわりました。時間に余裕がないこともあり心配していたのですが、運営は非常にスムーズでほぼ時間通りに終わることができました。事前にきちんと準備を行ったこと、役割分担が明確だったこと、当日も学生、教員が助け合ったことが成功につながったと思います。学生はみな楽しんでプレーし、大会は大いに盛り上がりました。
 学生は初めての体験にとまどいもありましたが、自分たちで最後までやり遂げられ、いい経験になったと思います。特に事前準備やみんなの協力がいかに重要であるか身をもって知ったのではないでしょうか。これはビジネスにもあてはまることです。この経験を生かしてさらに能力を磨いていってほしいと思います。    (村橋)
 パソコンで遊ぼう 
「顧客の誘導」
 
 前回に引き続き、ネット販売の要点を挙げていきます。ここで述べるネット販売は、副業として安定的かつ継続的に営む形態を指します。
 ネット販売では物理的な店舗を構えないことが大きな特徴です。家賃やメンテナンスなどのコストが掛からないメリットがある反面、人の目に付き難いというデメリットも併せ持っています。駅前や大通りなど人の流れが活発な場所なら、通りがかりに客がたまたま入店するという効果を期待できます。一方、ネット販売では目的を持たない客がふらっとサイトに立ち寄るのは稀です。ほとんどのネットユーザーが、グーグルやヤフーなどを頼りに、自らキーワードを入力して(=目的を持って)、WEBページにアクセスしているためです。検索サイトで上位に表示されるのは、人気サイト(リンクがたくさん貼られているなど)か、広告コストを投じたサイトに限られます。手探り段階(=効果が不明)での広告コストは、副業で営む店舗には大きな負担です。目的志向のネットユーザーを自らの店舗サイトに、いかに効率的に誘導してくるかがポイントです。
 まず店舗の特性、すなわち、誰をターゲットに何を売っているのかなど、基本的な枠組みをきちんと整理することが必要です。ちなみに我が家の店舗の枠組みは、「ターゲット=女性」「商品=雑貨」です(ここでは簡略化しています)。枠組みがはっきりすれば、顧客を効率的に誘導するために、どのような方法を採れば良いのかが見えてきます。我が家を例にすれば、「雑貨を買おうとする女性が最初に閲覧することが多いサイトはどこか?」という考えが素直に浮かびます。いくつかの雑貨専門の検索サイトやネットモールがピックアップできます。その中で、例えばグーグルで「雑貨」というキーワードで検索した結果、上位に表示されるサイトやモールを選べば良いのです。グーグルの検索後に直接表示させるより、コスト的にも営業的にも大幅な効率化が図れます。他人の仕組みを活用して自らのメリットを得るのですが、もちろん利用される側にとっても有意義です。顧客誘導のアイデアを思考錯誤した結果、平均して1日に約100人が我が家の店舗にアクセス(ウィンドーショッピング)するようになりました。
 ネット販売を始めたら、客があまり入らない街の時計屋さんが店先に「修理できます」という手書きの貼り紙をする真の気持ちが理解できるはずです。     (常川)

 今週の話題 

「ドラフト会議」
 
 11月19日に大学生・社会人を対象としたドラフト会議が終了しました。私がコーチとして関わっていた選手が指名されたこともあり、例年より注意深く観察をしていました。  
 今回の大学生・社会人ドラフトでは東洋大学・大場投手に6球団、愛知工業大学・長谷部投手に5球団の指名が重複しました。さらに外れ1位の指名でもトヨタ・服部投手、日本大学篠田投手に3球団の指名が重複しました。  
 これほど指名が重複するということは、多くの球団が同じようなモノサシで選手を測っているということが言えそうです。  
 同じモノサシで測る限り、くじ運がたまたま良い球団か、あるいはFA選手を獲得出来る豊かな球団が勝ちやすくなるはずです。豊かな球団が、くじ運まで良いかも知れません。  さらに、FAでの選手獲得が可能な球団は、リスクのある重複指名に積極的に挑むことが出来そうです。くじを外したとしても、代替手段(FA)が考えられます。また他球団で育った選手をFAで獲得するという選択肢もあります。中日からFAした福留選手は、高校卒業時8球団から指名を受けました。FA選手となりましたが、高校卒業時のくじを外した球団で結局は選手生活のピークを迎えることになるかも知れません。  
 今回のドラフトでも、巨人・西武・北海道日本ハムといった球団は外れ1位のくじでも外してしまいました。FAでの選手獲得に積極的な巨人、松坂のポスティング移籍による収入を得た西武(しかも高校生ドラフトの上位指名権を剥奪されています)は、リスクにチャレンジすることを厭わなかったように見えます。  
 本来のドラフト制度は、戦力が均衡化し、優勝争いが盛り上がることを狙ったものです。現在の制度では本来の目的を果たすことは困難だと言えそうです。  
 2007年のプロ野球ペナントレースは、面白い展開でした。毎年このような展開を期待できる制度作りと、各球団の独自のドラフト戦略ひいては独自の野球観(モノサシ)が求められています。     (林)

 


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