朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/12/03)

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12月3日号(第296号)


 身近なビジネス 
「お土産が消えた?」
 国民生活の根幹をなす衣食住において、消費者を蔑ろにする偽装問題が相次いでいる。特に、製造年月日等の虚偽表示に関しては、内部告発の増加に伴い、今になって続出しているが、30年を超える長きに渡って消費者を欺いてきたものもある。
 今回の「白い恋人」、「赤福」、「比内鳥」など日本を代表するお土産品の食品表示偽装は、雪印、不二家の問題に比べれば安全性という点から言えば軽度とはいえ、消費者の信頼を裏切ったという点では、同様に企業としての責任は重い。
 雪印乳業食中毒事件、牛肉偽装事件、不二家期限切れ原材料使用問題、ここ数年、食の安全を揺るがす事件において信頼を失った企業をいくつも見てきたにもかかわらず、なぜ、相次ぐのであろうか。
 今回、問題が発覚した企業を見ると、同族企業、あるいは、オーナー企業が多く、コンプライアンスというよりオーナーの絶大な力によってルール付けされた企業倫理が存在したのではないかと疑ってしまう。経営者の高い能力によって支えられている企業においては、特に、外部からの目がなく、いつの間にか作り手よがりな、売上重視の体質が、「安全なのでバレなければ、少々改ざんしても」といった組織ぐるみの確信犯を生む。
 このところ大企業では法令順守(コンプライアンス)や危機管理を経営の重要事項と位置付けているところが多いが、オーナー企業では監査役、外部取締役など第三者からの監査機能が働いていないところが多い。
 企業としての消費者重視姿勢のへの転換、危機管理対応はもちろん、ガイドライン作成や食に関する外部監査機構や第三者認証などを考えるなど、業界を挙げて取り組む必要もある。「その企業の商品は買わない」という消費者の最終的な審判を受けてからでは遅い。    (中畑)
 パソコンで遊ぼう 
「いいデジカメ」
 
 先日、学生から「いいデジカメ」ってどれですかという質問を受けました。とても抽象的な質問なので、デザインは好みによるから人によって異なるし、良い写真が撮れるか否かは撮る人のセンスの問題でカメラの性能ではありません。
 私が思っている良いデジタルカメラの条件をご紹介します。まず、メーカのカタログか、ホームページの製品情報から製品仕様に関するページを見ます。そして撮像素子の項目をチェックします。現在売られているコンパクトデジカメのほとんどが「1/2.5型」のCCDかCMOSの撮像素子を使用しています。「1/2.5型」撮像素子の大きさは、横5.7mm×縦4.3mmしかありません。高級一眼レフデジカメが使用している35mmフィルムのサイズが36mm×24mmですから面積比でわずか3%に満たないのです。高級コンパクトデジカメでも「1/1.8型」程度ですから6.9mm×5.2mmの大きさしかありません。
 私が撮像素子の大きさを問題にするのは、1画素あたりの面積が小さいと光りの量を電気に変換する効率が悪くなり、明るい場所での撮影では優劣は付きにくいのですが、暗い場所や影の部分にノイズが出てしまい画質を悪くしてしまうからです。写真にとって光りと影のコントラストは重要な要素で、影の質感はとても大切なポイントなのです。
 しかし、ユーザーが望むものは、小型で軽いデジカメですからレンズも小型化が必要で、画素数だけが1,000万画素などの高画素数が求められるという、私が考えるいいデジカメとはだいぶ離れてしまいます。撮像素子の大きさはカメラ価格に大きく影響する上、大きな撮像素子を使うとレンズも大きくなってしまい小型軽量は無理というわけです。
 高画素数が求められたのは200万画素以下の時代で、家庭用としてA4サイズ程度の大きさで印刷するには500万画素で十分だと考えます。それ以上の画素数で撮影したものは1枚あたりのデータ量が1MBを簡単に越えてしまい、パソコンのハードディスクを消費するだけでなく、非力なパソコンでは写真を見るだけで1枚数秒かかってしまいます。
 メーカの努力で微小な撮像素子でも強力な画像エンジン(画像処理ソフト)によって本当にきれいに化粧してくれていますが、もう画素数競争はやめてスッピンでもきれいな写真が撮れるコンパクトデジカメを作って欲しいと思うのは私だけでしょうか。     (田村)

 今週の話題 

「LIVEは凄い!」
 
 11月20日(火)本学サンライズジム(学外にあるバレーボール専用体育館)において日本卓球リーグ女子1部の試合が行われました。  
 なぜ本学で? 日本卓球リーグ実業団連盟が1部のリーグ戦のうち1試合はホームで開催し、卓球の魅力を地元に紹介し普及発展させるために実施している企画です。そうなんです、本学の卓球部女子チームは今年度から日本リーグに大学生チームとして始めて参戦し、いきなり2部リーグで優勝し、この秋から1部リーグに昇格したため、本学で開催されたのです。そのおかげで、私はこの試合をLIVE(会場)で観戦することができたのです。仕事柄、大学生レベルのサッカーやソフトボールなどの試合は監督・部長として現場で見てはいたのですが、さすがに日本トップレベルでしかも本学学生の試合となるといつもとは違った興奮と感動がありました。試合は残念ながら「0対3」で日立化成に敗れました。<団体戦なのでシングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合中3試合勝利したチームが勝ち>
 ところで、コンサートにしても演劇にしてもスポーツにしてそれが演じられているその場で見たり聞いたりするのが一番ではないかと思います。第一に臨場感が違います。プレイヤーと一体になれます。モニターを通してでは味わえないものがそこにはあります。例えば、スポーツを例にとれば、野球では打者が内野ゴロを打った瞬間にキャッチャーが一塁手のカバーリングに動き出しています。でも、そんな光景はTV画面にはほとんど映し出されません。サッカーではボールの動きと全く関係ないところで次のプレイを予測して長い距離を走っている選手がいます。最後のシュートの瞬間だけその選手がTV画面に入ってきてシュートします。その選手の華麗な瞬間だけが映し出され、それまでの努力はTV観戦者には分からないのです。でも、これらの光景は試合会場へ行けば全て観ることができます。さらに、スポーツに関していえば、試合前のウォーミングアップも見ることができるため、試合に向けての調整の仕方や試合前の練習風景が見られることからその競技を行っている人たちにはとても参考になります。
 便利な世の中になって、自宅に居ながらにしていろいろな芸術(スポーツ、音楽、演劇など)が楽しめますが、時にはその場に足を運んでみると違ったものが見えてくるのではないでしょうか。人生においてもひょっとしたらTV 画面の範囲でしか世の中を見ていないのかもしれません。画面の外にも何かあるかもしれません。広い視野で物事見てみるのも面白いかも。
 最後に、卓球部の皆さん感動をありがとう。試合頑張ってください。    (山本)

 


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