朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-07/12/10)
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「第23回ビジネス能力検定」
12月2日(日)に朝日大学において第23回ビジネス能力検定試験が実施されました。ビジネス企画学科が第14回から学内で独自にこの検定受験に取り組むようになってか ら今回で丁度5年、回数も10回目を迎えて記念すべき受験となりました。 思えば、この検定試験を導入することの意義が、学科内においてまだ議論されている中、 見切り発車で導入を進め、実施に至るまでに、受験に対するいろんな情報収集や、主催者 である財団法人専修学校教育振興会との折衝や学内の調整に奔走したことに思いが及んで 感無量です。 これまでの取り組みによって着実に成果を見ることができました。この検定に合格する ことが4年間の学修を行う上で、学生の能力醸成や就職への基盤づくりに必要不可欠な要 件としての位置づけを確立することができました。 このような状況のもとで、我々B検担当者は、節目にあたる第23回受験を行うに あたって二つの目標を掲げて取り組むことにしました。その一つは、「合格目標を2級に重心を移す」こと、二つ目に「日本人学生の3級全員合格」です。この5年間はB検受験に対応していろいろ試行錯誤をおこなってきました。その結果、着実に成果を得、またそれに対するノウハウも蓄積されてきています。しかし、今回、目標と定めた新たな課題を達成していくには、今までと違い、単に学習方法の改善や努力によるだけでは大変難しいと考えています。特に後者の目標、「日本人学生の3級全員合格」は「100%=完璧」を 目指すことに他ならず、無謀ともいえる挑戦に向けて、成果につなげる秘訣とはやはり「や る気を起こさせる」という学習の原点に立ち返った取り組みが求められる気がします。今 回、そういった意味で、スポーツ学生に絞り少人数制で直前強化授業を実施しました。そ こには、やる気高揚につなげる試行を行っています。 来年1月後半に合格発表が行われます。その結果を待ちたいと思いますが、一朝一夕に 成し得ないことを十分承知した上で、目標達成に向けて息の長い挑戦を続続けなければと 考えています。 (大山)
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今週の話題 |
「圧迫面接について」
「君の性格ではウチの会社に向かないのでは?」、「成績が悪いのはどうしてですか?」など、学生が困ることを承知で、意地悪な質問をする面接官がいます。また、なかには相手と正対をせず、足を組むなど、感心できない態度で質問してくる面接官もいます。これがいわゆる圧迫面接です。このような場面に遭遇したら、君ならどう対応しますか? 現実のビジネスの現場では、スムーズな交渉など、ほぼあり得ません。取引先からプレッシャーやストレスの中で、仕事を行うのがむしろ普通です。圧迫面接は、どのような場面においても冷静に振る舞える人物か、どうかを見極めるために行われているのです。特に、最近は2回目の面接に頻度が高くなっているようです。 アドバイスは、“しめた!”、“あなたは見込みがありますよ!”、“あなたは内定候補者ですよ!”、と考えるようにしてください。採用担当者の立場から言えば、見込みのない者に圧迫質問はしません。例えば、スーパー等の面接で見込みのない者に対して、精神的に追い詰め、感情的にさせたら、過去・現在の顧客を逃がすことになります。気持ちよく引き下がってもらい、継続的に顧客として、お店に買い物に来てもらいたいのです。次に、チャンスと考えれば精神的に落ち着くことができます。しかし、質問の内容によっては苦戦必至だが、考えこまず、素直に対処するのがポイントです。 おわりに、具体的な答え方のポイントについては、次のことを参考にして対処してください。
◇ 「君の性格ではウチの会社に向かないのでは?」 会社の仕事に適していると思う点を再度アピールし、あくまでも自分を売り込む努力をする。 ◇ 「成績が悪いのはどうしてですか?」 成績については素直に反省し、学業以外の取り組みの結果を伝えよう。言い訳は逆効果になるので注意してください。 ◇ 「親の職業を教えてください?」 プライバシーにかかわる質問で、答えにくい場合は、できるだけ丁寧に断ることが大切です。 (大杉)
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