朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/02/18)

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2月18日号(第307号)


 身近なビジネス 
「M&Aの後に」
 2008年1月米シティグループによる日興コーディアルグループの買収が完了しました。この買収は、会社法で解禁となった三角合併の第一号です。ネット証券の拡大、金融商品取引法の制定と激変する証券業界の中で、日興コーディアルグループは米シティグループの一員という戦略を選択しました。
 一方、マイクロソフトによる米ヤフーの買収が取りざたされていましたが、ヤフーは買収価格を不満としてマイクロソフトによる買収を拒否しました。しかし、ヤフーはグーグルとの競争で厳しい状況に立たされており、マイクロソフトによる買収価格の引き上げや米ニューズグループによる資本提携交渉など今後も動きがありそうです。
 このようにM&Aは引き続き活発に行われており世間の注目を集めています。経営学でも、M&Aは短期間に事業を拡大し、事業の再編を行うことができる重要な事業戦略の1つとしてさかんに研究が行われています。しかし、M&Aによる組織再編効果をどうやって具体的に実現するか、ということがどのようなM&Aを行うかと同じぐらい重要だと思います。特に今まで仕事の仕方や会社の風土が違う中で、M&Aによって社員をどのようにうまく融合させていくかが重要なテーマとなっており、専門のコンサルタントも生まれています。
 今まではM&Aは強者による弱者吸収という面が強く、M&Aが行われると、買収される側は買収した側のやり方に合わせさせられ、人事面でも買収された側は巧妙に窓際に追いやられていくことが一般的でした。しかし、このようなやり方ではM&Aの効果は十分上げられません。M&Aのうち成功したのは3割といわれる状況の中、M&Aの後の仕組みづくりが重要な経営テーマとなっていると思います。     (村橋)
 パソコンで遊ぼう 
「ネットショップの作り方①」
 
 これからネットショップを開こう!と考えている人が、具体的な作業として、まずやるべきことは何でしょうか?いざ作業を始めようとしても、何から手をつければ良いのか、とまどってしまいます。「あれもやろう、これもやろう」とイメージが膨らみすぎて、手順を上手く整理できないこともあるでしょう。また、イメージを実現させようとする段階では、想像以上に面倒な作業が伴うことがあります。頭の中では楽しい場面ばかり想像しがちですが、現実には楽しいことと同じくらい面倒なこともあります。ひとつひとつクリアしていく地道さが大切です。あくまで副業であり、本業にするわけではないので、焦らずマイペースに、着々と準備を進めて行きましょう。
 ネットショップでも、お店の作り方は実店舗と変わりません。実店舗を開店する要領で進めて行きます。まずは、お店を開く場所と条件に見合う物件を探さなければなりません。ネットショップに置き換えれば、インフラとしての店舗システムを提供してくれる業者を見つけることに当たります。具体的には、前回コラムで触れた「画面インフラ」をご参照ください。
 お店を開く場所と物件が決まったら、次は店内のレイアウト設計です。売りたい商品に合わせて、レイアウトを形作って行きます。実店舗では、陳列棚や商品、店内表示などの配置によって、店内の様子は大きく異なります。店への入りやすさ、商品の探しやすさ、店内の歩きやすさなど、多面的な観点から最適なレイアウトを考えます。ネットショップでも、アクセス者(=顧客)がショッピングを簡単に楽しめるような画面レイアウト(階層構造を含めた)が求められます。アイデア力、創造力が試されます。
 とは言っても、1から自分で考える必要はありません。なぜなら、WEBでは参考になる同業者がいくらでも見つかるからです。行き詰ったら、偵察の意味も含めて同業のサイトを気が済むまで訪問してみましょう。副次的にビジネストレンドも掴めます。良いサイトが見つかったら、それを参考に同じような画面レイアウトを構成すれば良いのです。さすがに「そっくりそのまま」では困りますが、常識的な範囲で真似するのです。ただし、ここでは最低限のWEB知識が欠かせません。インターネットエクスプローラーなら、「表示」→「ソース」で見られるhtml言語くらいは理解できるようになっておきましょう。  (常川)
  *GO : 「ネットショップの作り方②」はここをCLICK!

 今週の話題 

「キャンプ真っ盛り」
  
 プロ野球では、2月1日からキャンプがスタートしました。北海道日本ハムファイターズの中田翔選手の話題など、テレビや新聞でもキャンプの情報を目にすることも増えてきました。
 この時期は、どのチームにとっても良い時期です。誰もがレギュラーになれる可能性があり、どのチームにも優勝の可能性があります。競争の厳しさや練習の激しさはありますが、総じて明るさが伝わってきます。野球シーズンの開幕が待たれます。
 ところで、2008年は全球団が国内でのキャンプを行います。キャンプ地は、沖縄県と宮崎県に集中しています。かつてはグアムやアリゾナなど海外でのキャンプも盛んでした。様々な理由はあるでしょうが、沖縄県や宮崎県の施設の充実が、海外キャンプの魅力を上回ったとも言えそうです。いくつもの球場を近距離に配置し、広々とした屋内練習場を備えることが、プロ野球キャンプ地の条件となりつつあります。
 福岡ソフトバンクホークスは、沖縄県ではなく宮崎県でのキャンプを行い、観客も多く詰め掛けています。「キャンプの観客を、いずれは本拠地である福岡ドームの観客に」と言う狙いが伺えますが、それも充実した施設という前提があってのことでしょう。
 この恵まれた施設・環境を生かして、ペナントレースを制するのはどの球団か、興味が持たれます。
 私が監督を務める朝日大学野球も、2月11日から静岡県草薙総合運動公園でキャンプをスタートしました。静岡の温暖な気候と恵まれた施設を生かして、春のリーグ戦への準備をしていきます。    (林)

 


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