朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/04/21)

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4月21日号(第316号)


 身近なビジネス 
「チャレンジングな会社」
 先日、主にソフトウエアの受託開発などIT事業を展開しているアワーズ株式会社の入社式において記念講演を行った。若い人材が数多く活躍している会社で、朝日大学の学生(ビジネス企画学科の卒業生もいる)も新入社員として入社しているということで大変関心をもっていたが、やはり、3年で売上が倍増している会社だけあって、様々なところに勢いを感じた。
 講演では、サブプライムローン問題をきっかけとした世界的な信用収縮、株価暴落、急激な円高ドル安、原油価格の高騰など、経営を取り巻く環境は急激なスピードで変化しているが、その変化に適応していけるのは、「新しいことにチャレンジする柔軟性」と「情報を迅速にキャッチするアンテナ」であると述べた。その直後に開催された懇親会では、新入社員がひとり一人、入社に当たっての決意表明を行ったが、「がんばって新人賞をとるぞー!」という声に、まさに若さとチャレンジ精神が溢れ、果敢に競争しあって新しいことにトライしていこうとする姿勢を感じた。今後期待してみていたい企業である。
 一般に、順調に会社が成長し、売上規模も社員数も急激に伸びている企業においては、計画実現に向けて社員が一丸となって突き進んでいけるが、ある程度の規模と利益水準を確保し、安定軌道に入った瞬間にその成功体験が変化に適応するスピードを鈍らせる。会社が安定した時は、経営者や社員が安定した生活を享受できるが、安定したときにこそ、危機感を忘れないことが重要だ。社員個々が既存業務に安住することなく、新しいことを提案し続ける姿勢を持続できるかどうかが問われることになる。     (中畑)

 パソコンで遊ぼう 
「友人プロデュース」
 
 入学早々、さっそく1年生の皆さんに与えられた課題の「友人プロデュースパンフレット作成」もいよいよ大詰め、本日(21日)は製本作業のコンテストを行います。  
 ペアを組んだ友達どうしでお互いをインタビュー、相手の特長をうまく引き出すための質問の方法を学びました。相手に自分との共通点を見つけ出すことができると意外と話がスムーズに進むことを経験できましたか?そしてその特長を表現するパンチの効いたキャッチコピーを考え、WORDを利用してプロモーションシートの作成を行いました。文字の修飾、写真・図の貼り付け等、初めて経験した人もあったと思います。例年、このシート作成にあたってはとことん「凝った作品作り」にこだわる学生が出てくるのですが、今年はこのようなこだわりを持った人が少なかったという印象を受けました。今年の1年生は全体的に淡白な性格の人が多いのでしょうか?  
 さてここまではそれぞれが個人の作業として進めてきましたが、本日行われる「製本作業コンテスト」は集団(グループ)としてどのようにすれば合理的に仕事を進めることができるのかを体験する場となります。仕事の段取り・作業分担・リーダー役の存在等が作業時間、出来上がった製品の品質に大きな影響を与えることをこのコンテストを通じて知ってもらえれば幸いです。今回皆さんに経験してもらったこと、実はビジネスの世界では日常の仕事を進めていく上で必要なスキル(技術・技能)の一部なのです。新入生の皆さんがこれから4年間の大学生活の中、様々な体験を通じてビジネスに必要な基礎力を身につけ、巣立っていってくれることを期待しています。    (妹尾)

 今週の話題 

「Scrap and Build」
 今、大学のグラウンドが様変わりしようとしています。テニスコートが縮小され、トラックはなくなり、クラブハウスや屋外武道場もなくなりました。さらには、スポーツ担当教員の更衣室兼器具庫となっていた建物までもが解体されました。そうです、その跡地には外野が人工芝で内野が土、しかも外野フェンスも整備された野球場とオール人工芝のラグビー場が出来上がります。また、一般学生や教職員、学友会等で自由に使用できる人工芝のフィールド(30m×60m)とテニスコート(ハード)も改修され同時に完成します。その周辺も整備され見違えるようなグラウンドに生まれ変わります。皆さん期待していてください(8月ころ完成予定)。  
 ところで、新しいものを作るには当然のことながら何かを壊さなくてはなりません。ご存知ですか? ヒトの体の中でも同じようなことが毎日起こっていることを。特に骨は骨芽細胞(建築業者)と破骨細胞(解体業者)とからできており、破骨細胞がコツコツと骨を解体(溶かす)し、その後を追うようにして骨芽細胞が解体された部分を修復しています。このような作業が毎日体内で行われた結果、2年半ですべての骨が入れ替わっています。今、私たちの体の中にある骨は2年半後には一かけらもないのです。言い換えれば、骨はいつも新鮮なんですね。ただ、困ったことに破骨細胞は働き者で毎日働き続けますが、骨芽細胞は刺激がないと働きません(まるで私のような性格)。その刺激とは運動や重力によって骨を圧迫することによって発生する微弱な電流なのです。「宇宙に行くと骨が溶け出す」ということを聞いた事ありませんか?これはまさしく、無重力状態での生活のため骨へ刺激がなくなり、骨芽細胞が仕事をサボった結果です。地球上では怪我や病気で「寝たきり」になった状態とほぼ同じことといえます。ということで、骨芽細胞に常に刺激を与えられるよう運動や動力(エレベータ、車など)を使わない生活に心がけましょう。同時に、カルシウムの摂取も忘れないでください。  
 少し話が横道にずれてしまいましたが、グラウンドの改修を見ていて、貪欲に吸収して大きく成長する時期も必要ですが、人生の岐路に立った時などには、今もっているものを捨てて新しいものへのチャレンジ、モデルチェンジも必要なのかなと物思いにふけっていました。「一気に壊して、一気に作り直す」のもよし。骨のように「コツコツと知らないうちに代わっていく」のもよし。いずれにしても、新しいものを作り出すためには壊すことが必要なのでしょうね。年度の初めに「壊す勇気」を持ってみようと思いました。    (山本)

 


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