朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/04/7)

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4月7日号(第314号)


 身近なビジネス 
「新入生とビジネス」
 1年生の皆さん入学おめでとうございます。今週からいよいよ授業が始まりますが、大学での学び方に早く慣れてください。とは言っても、とまどうことばかり。授業の場所や、研究室はどこ、奨学金の申し込みはどうするの、テキストは何をどこで買ったらいいの、どんなサークルがあるの、どの先生の授業が面白いの、チョンボなの・・・。  
 うまく人に聞ければいいけど、誰に聞いたらいいかわからない、どの新入生も経験します。うまく適応できずに連休明けにノイローゼ気味になる学生もでてきます。でも夏以降はそんな悩みがあったことをケロリと忘れて新学期を迎えるのが普通です。一部のスゴイ学生を除いて。  
 不慣れなときの心細さを忘れなかったスゴイ学生は、新入生のために大学の新聞を作ったり、授業紹介のサイトを立ち上げたりしてくれます。彼らの行動はボランティアで始まります。そのような情報に人気が出てくると新聞やサイトの制作費を集めないと、善意だけでは続けられなくなります。道は二つ、新入生に情報の対価を払ってもらう、つまり有料にするか、広告を出してくれる会社つまりスポンサーを見つけるかです。  
 売れる情報は必要度が高いものだけです。そこで、試験前にノートのコピーや過去問、模範解答を売るビジネスもどきが生まれます。合コンをセットできない気弱な学生にパーティー券を売ることも古くから行われていました。  
 直接売れない場合は、広告とりです。学園祭やスポーツイベントのパンフレットには協賛してくれた近くのレストランやOBの企業の広告もどきが載っています。今から約50年前、これを本格的なビジネスにしようと考えた大学生が登場しました。各大学の新聞部が細々とつてをたよって集めていた広告もどきを、まとめて請け負う代理店を作り、100校もの新聞をまとめて代理することで大企業にも広告の効果が期待できることを売り込んでいきました。広告主を見つけたい学生と、学生に広告したい企業を結びつけることで手数料を稼ぎ出したのです。
 さらに彼らは皆が時間がたてば忘れがちな心細さを見つけ出します。就職活動です。忘れないスゴイ学生も就職活動が終わればふつう卒業してしまいますから、誰も手がけていません。広告をビジネスとした彼らは、次に学生と会社とのマッチング、就職情報の提供を始め大成功を収めました。  
 もし、新しい生活で不自由や心細さを感じたら、その感覚をメモしておきましょう。あなたもスゴイ学生になれる入り口に立てます。   (岩崎)

 パソコンで遊ぼう 
「ネットショップの作り方③」
 
 商品のカメラ画像と並び、視覚的な効果が期待できるアイテムとして、gif形式やjpg形式などの描画画像があります。簡単に言えば、自分でお絵かきして作成する画像です。写真と文字だけでは、寂しく殺風景になりがちですが、描画画像があればショップ画面に優しさ、華やかさ、柔らかさ、などを演出できます。実店舗に置き換えれば、POPや看板、ポスターのようでもあり、観葉植物のような存在でもあります。欠かせない存在です。
 描画画像はネット上にたくさんありますが、お店の雰囲気や呈示の目的などにマッチするものを探すのは大変な手間です。必ず見つかるとも限りませんし、著作権上の観点から、安易に転用するわけにもいきません。必然的に自作することになります。未経験者には難しく聞こえますが、ネットショップをオープンさせるには避けて通れません。html言語の理解に引き続き、画像描画ソフトを使いこなすことが、次なる技術的課題です。市販のソフトで充分です。初心者が使う分には、どれでも機能はほとんど変わりませんから、売れ筋ランキングで上位にあるソフト(イラストレーターやファイヤーワークスなど)を選べば良いでしょう。硬く考えず、遊びながら使い方をマスターするのがコツです。早い人なら、1日でそれなりの画像を描けます。覚えてしまえば、思い通りに描けるので、結果的に、ネット上で探し回るより、労力も時間も節約できます。
 準備が整い、いざ画像を描こうという段階になると、「はて、何を描けば良いのだろう?」ということに気付きます。クリエイティブなセンスを持っていない人には、結構な難題です。そのような場合には、無理に絵を描くより、文字を飾ることから始めるのがひとつの解決策です。お店のロゴや、ちょっとした案内表示を看板にしてみるのです。それだけでも、ショップ画面の雰囲気はガラッと変わってきます。ただし、「作りすぎ」「色の使いすぎ」「サイズの大小ありすぎ」の3つの「過ぎ」には気を付けましょう。やり過ぎた画面は、ごちゃごちゃして逆に見難くなってしまいます。初心者にはありがちなので、常に客観的にショップ画面を観察することを忘れないようにしましょう。 次回に続く。  (常川)
 *GO :「ネットショップの作り方④」はここをCLICK!

 今週の話題 

「桜の満開とガソリン値下げ」
 朝日大学を始め、各地で入学式が行われた今週は、桜の花爛漫の一週間となりました。地球温暖化に伴って異常気象が頻発している昨今では奇遇ともいえる、期待どおりの季節の節目に、ほっとさせられました。
 今年の7月には、日本で行われる北海道洞爺湖サミットで、環境対策が主要な議題になります。これに関連して、庶民にはありがたい今週からのガソリン値下げも、国際社会から厳しい批判を受けるのではないかとの懸念が取り上げられています。確かに、ガソリンの消費を助長することは、国の施策としては、憚られるところです。欧州など各国で、ガソリンへの課税は強化されているのが世界の流れです。
 ところが、単純に表面的な税率だけの議論では、世界から、嘲笑を受けることにもなりかねないリスクがあります。なぜなら、環境税や炭素税として高い税率を課している諸国では、新エネルギーの普及などに、多額の歳出が行われています。しかし、わが国では、ガソリンからの税収は、自動車交通の促進を促す道路建設に循環される仕組みとなっています。いわゆる「受益者負担」の理論です。この特定財源方式が、世界の批判の対象となることが、さらに差し迫ったリスクとなるかもしれません。
 福田首相は、これらのグローバルな視点のもとづいて、暫定税率維持と来年度からの一般財源化を宣言したのかもしれません。決して、既得権益の維持を意図したものでないと信じたいと思います。いずれにしても、わが国が、環境問題への取り組みにおいて、世界から取り残されるのではなく、国際的なリーダーの役割を果たすようになれることを、願ってやみません。    (横井)

 


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