朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/05/12)
パソコンで遊ぼう |
「楽しめる通販サイト」
3年前、 2005年6月13日のコラム「ふるさとの味」で私の故郷、山陰(鳥取県)の板ワカメを紹介しましたが、今年も新物が出回るシーズンとなりました。先日、家内の友人に送ってあげようということで通信販売をやっている「干物市場ドットコム」( http://www.himono1ba.com/)に接続、注文を入れた後、このサイトの中を散歩?してみました。このサイトで扱っている商品はそんなに多くありません。商品カタログと注文フォームだけではつまらないものになってしまいます。そこでこのサイトでは商品を製造している業者さんの「うまいもの作りへのこだわり」をメインテーマにおいた構成がなされています。“板ワカメ”づくりで有名なおばあちゃんや、“エテガレイ”“ノドグロ”“ウルメイワシ”といった魚の干物を製造する人達の職人さんとしてのこだわりが、写真と短文、あるいは動画で紹介されています。それに加えて、干物の焼き方へのアドバイスや、自宅での一夜干しのつくりかた、店長さんのブログといったおまけが写真付で掲載されています。初めてサイトを訪れた人も楽しみながら読み進んでいくうちに、「それじゃあ一度買ってみようかな・・」という気になってしまいそうです。本コラムで、常川先生が執筆中の「 ネットショップの作り方」を愛読していただいている読者は、ぜひ一度このサイトを覗いてみてください。参考になるものがありそうです。 これから夏を迎える時期には、私の好きな“塩ウニ”がでてきます。板ワカメ同様、私のお勧め商品です。ぜひ試してみてください。私、決してこのサイトのまわしものではありません。その点はご理解ください。 (妹尾)
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今週の話題 |
「相棒」
先日、映画「相棒」(相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン)を観てきました。映画は非常に面白く、また意外な展開を楽しむことが出来ました。 今回の舞台は、サブタイトルにある通り「東京ビッグシティマラソン」です。このマラソン大会のモデルは、東京マラソンであると思われます。東京マラソンは、2007年から始まりましたが、約3万人の参加者がいる大規模な市民マラソン大会です。ボランティアの人数が1万人余り、観客数が166万人(2008年)という規模です。 ところで、映画のテーマとしては、“メディアの影響力と世論の形成”が取り上げられています。この点からも世論を形成する「市民」がランナー・ボランティア・観客として参加する「市民」マラソンが、映画の舞台として取り上げられたと考えられます。その他の大規模なスポーツ大会、例えば「学生」だけが出場する箱根駅伝や、「アスリート」だけが出場するプロスポーツなどが舞台として選ばれなかった理由も納得できます。 また、大会開催中は交通規制を設けることなどから、参加者以外の多くの「市民」にも影響を与えることになります。 東京マラソンは、「相棒」の舞台となったことからも、多くの市民に影響を与えるスポーツ・イベントとして早くも認知をされたと言えるでしょう。 私は、映画を楽しみながら、スポーツの影響力の大きさを再認識しました。さて、世論は「相棒」をどう評価するでしょうか。 (林)
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