朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/06/23)

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6月23日号(第325号)


 身近なビジネス 
「蟹工船」
 今、「蟹工船」がフリーターと言われる若者を中心にブームを呼んでいるそうです。京都のブックセンターでは、ベストセラーの1位にランクされていると言うから驚きです。
 少し前にはドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」がブームを引き起こしていました。「蟹工船」は、蟹漁とそれを船上で加工する労働者の過酷な労働環境を描いた小説で、ちょっぴり性的な描写が出てくるものの総じて暗い内容です。「カラマーゾフの兄弟」にしても複雑な人間関係と心理を描いた小説で、私も読んだときには、登場人物名前と関係がよく頭に入らず、メモしながら読んだ覚えがあります。どちらの小説も大変読み応えのあるもので、昨今「若者の活字離れ」と言われて久しいのにドッコイ最近の若者もたいしたものだと見直しました。
 私は少年時代、お勉強より体を動かす方が大好きなタイプでしたが、本を読むこともまた大好きでした。今も2週間に1度図書館に通い、毎回3冊本を借りてきます。2週間に1度通うのは、本の借り出し期間が2週間のためです。気のむくままにその時の気分で、手当たり次第に読むまさに乱読です。推理小説、時代小説、戦記もの、冒険小説などなど。  
 最近は銀行員時代の生活をほのぼのと思い出したい気分なのか、池井戸潤、江上剛のものによく手が出ます。「シャイロックの子供たち」(多分、銀行員を「ベニスの商人」に登場する高利貸しの子供になぞらえたものだと思います)を読みながら「そうそう、銀行時代はこうだったよなあ」と懐かしんでいます。ある先生に薦められて「一瞬の風になれ」を読んだ時には、はるか遠い昔の陸上競技に熱中していた青春時代を思い出しました。良書を薦めてくれる友人を持つと言うこともまた素晴らしいことです。     (田ノ上)

 パソコンで遊ぼう 
「コラボレーション」
 
 Windows Vistaで外字作成を行っても使用時に文字化けするとの相談を受けました。外字作成というのはWindows内に予め準備されている文字以外のものを個人的に作成、Word、Excel等のアプリケーションで利用できるようにする機能です。
 私自身は外字を作成して利用することがないため、確認のため先ず外字を作ってみることにしました。ところがVistaにはこれまでのXPでは「アクセサリ」というグループに準備されていた外字作成を行うプログラムを立ち上げるショートカットが見当たりません。マイクロソフト社のホームページの関連サイトを検索すると、外字作成のプログラムの立ち上げについての記事がみつかりました。併せて調べていくと、上記の文字化けに関する対応策も出ています。文字化けの原因は、作成した外字に割り付ける文字コードには既に中国語のフォントが割り付けられており、作成した外字を指定しても元の中国語フォントが表示されるという問題でした。とりあえずこの中国語フォントを無効にすることで今回の問題に対処可能ですが、みごと解決というわけではありません。「外字作成を行うプログラムのショートカットを準備していないのはこのためか・・」と勘繰りたくなるような内容です。
 コンピュータプログラムの誤りをバグ(元々は英語で虫・害虫をあらわす)と呼びますが、この問題はバグ以前の問題のような気がします。全世界向けに基本設計されたVistaを日本語という特別な環境に対応させていくことで、様々な困難・問題が出てくることは理解できますが、問題点を抱えたものを商品化するというのはいただけません。もしこの問題が発売までに見つけられなかったということであれば、ユーザサイドに立った検証が不足していたことになります。
 先週の山本先生のコラムに、「右脳と左脳」のお話がありました。プログラム作成という左脳的作業ですが、特に検証段階では経験をベースにした勘、ひらめきといった右脳作業が不可欠です。これはプログラム開発のみならず全ての商品の開発段階でも言えることでしょう。右脳と左脳のコラボレーションが大切です。     (妹尾)

 今週の話題 

「酒巻全日本代表監督が来校」
 本学ハンドボール部は、東海学生ハンドボール春季リーグ戦(4部)最終戦の相手である皇學館大學に圧倒的な勝利を収め、入れ替え戦に進出しました。(結果は本学65―18皇學館大學)また、入れ替え戦は4部第1位の本学と3部最下位の豊田工業高等専門学校との間で、5月18日(日)に名城大学体育館にて実施されました。もちろん本学は36対14で勝利し、3部昇格を果たしました。
 本学にとって、2年間のうちに1部昇格を当面の目標としており、3部昇格はひとつの通過点と考えておりますが、11名という少ない部員数(すべて1年生)と試合中並びに練習中のけが人の発生等を乗り越え、部員一人ひとりが互いにチームワークの大切さを自覚し、頑張ったのではないかと評価しております。
 さて、ハンドボール日本代表の男子監督である酒巻清治氏が、6月10日(火)、本学ハンドボール部の指導のために訪れました。
 私はこれまでに、多くの実績を背景にすばらしい指導力を発揮している指導者(監督やコーチ)が高校生などを指導する場面に、何度か同席することができました。それぞれの指導者に共通することは、基礎・基本を重視するということでした。〔松平元全日本男子監督(バレーボール)、高木元中日監督(野球)、森元西武監督(野球)、加藤元能代工高監督(バスケット)、安田元全日本女子監督(ホッケー)など〕
 今回の酒巻監督の指導の一部を紹介したいと思います。先ず選手たちを集め、ゴールを前にした3人のパス回し、ボールのキャッチとパスの仕方です。この練習は選手にとって「できる・できない」という観点から、それなりに「できる」ので、あまり興味を示さないものです。しかし、その練習の必要性と効果について、特にディフェンス側にどんな効果があるのかを理解させ、キャッチする足の確認とワンステップでパス、次にキャッチからリリースまで時間の短縮などでした。この指導を受けた選手たちは、あらためて基礎・基本の練習の大切さを自覚できたのでは考えております。
 おわりに、酒巻監督は本学ハンドボール部のアドバイザーに就任していただいておりますので、今後度々指導していただけるものと確信しております。    (大杉)

 


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