朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/07/14)

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7月14日号(第328号)


 身近なビジネス 
「有能な人材が流動化」
 先日、人事コンサルタントをする友人のところに、いろんな仲間が集まる機会があった。彼は、人事コンサルタントとして、企業が必要とする人材と自分の能力を活かしてキャリアアップを図りたい人をマッチングする仕事を手掛けている。いわゆる、「ヘッドハンター」といえばわかりやすいが、キャリアアップを図りたい人との面談を繰り返して、様々なアドバイスをしながら、適した会社や仕事を紹介している。そのため、実績とキャリアを持った人材が彼の周りには多く集まっている。
 その仲間との会話の中で、ある外資系金融機関に勤める20代男性から、「外資系金融機関は、報酬は高いが、いつクビを切られるかわからないのでプレッシャーがある」という話がでた。確かに、ある外資系証券会社の従業員1人当りの平均賞与額が7000万円という新聞報道も目にした。新入社員でも1000万円の賞与が出るともいう。その報道だけ聞けば羨ましい限りだが、裏を返せば、その金額に相当する仕事をしていなければ、いつ「必要ない」と言われるかわからないというプレッシャーも同時に存在する。冗談かもしれないが、「朝9時に出社した時にいた仲間の社員が、9時半には退職しているケースもある」と言っていた。
 難関国立大の学生の中では、プレッシャーを背負いながらも、そうした会社にチャレンジしようという学生が多くなっているという。有能な人材が外資系証券会社や投資ファンドに流れているのは、定常的な変化なのか、一時的現象なのかわからないが、団塊世代の大量退職を迎え、日本型の安定した雇用制度を持つ企業においても、有能な人材確保という点で影響を受けるのは必至である。継続的に人材を確保し、育成する雇用体制、あるいは人事制度のあり方についてしばらく模索が続きそうだ。   (中畑)

 パソコンで遊ぼう 
「カレンダーコンテスト」
 
 1年生のケーススタディの一つ「カレンダーコンテスト」は7月4日に発表会を行い、歯科衛生士専門学校の学生さんたちの投票で各チームの順位が決定しました。期待通りの得点を獲得したチームもあれば、こんなはずでは・・と残念がったチームもあったと思います。入学後、間もなく行ったケーススタディ「友人プロデュース」ではそれぞれ個人で自分が良いと思う作品を作りましたが、今回のケーススタディでは一定のルールがある中グループとしてどんな作品に仕上げていくのか、そして審査員である歯科衛生士専門学校の学生さんたちの投票を獲得するためにはどうすれば良いのかを考えて作品制作を行ってもらいましたが、この作業過程では商品の企画・製造・販売という流れを実際に経験してもらっています。歯科衛生士専門学校生へのアンケート調査、グループ内での仕事分担と作品基本コンセプトの相談、実際の作品制作と発表会への準備等々は、実際の商品開発・販売における市場調査、商品コンセプトの決定、企画・製造・販促いといった分野の業務、商品発表会・宣伝広告での商品イメージの売り込み等々に相当します。そして発表会での得票数は実際の販売結果です。期待通りの販売結果(得票数)を得ることができなかったチームはこれらの中で何かが不足していたと考えられます。学生の皆さん、特に商品企画という仕事につきたいと考えている人、あるいは商品企画に興味を持っている人はぜひ今回のケーススタディの過程をもう一度振り返って、うまくいった点、まずかった点を整理してみてください。そして今回の経験を皆さんの財産にしてください。    (妹尾)

 今週の話題 

「Good Loser」
 過日、本学フェンシング部の全日本王座決定戦での優勝(女子エペ)を祝して、カフェテリア(10周年記念館)にて祝勝会が行われました。8年目を迎えた体育会は、フェンシング部のみならず多くのクラブが東海地区、西日本地域あるいは全日本レベルで輝かしい成績を収めるまでに進化しました。今後、ますますの活躍が期待される体育会です。
 ところで、スポーツの世界ではチャンピオンのイスは1つしかありません。県大会、地区大会、全国大会、世界大会とレベルは様々ですが、そのイスに腰を下ろすために、アスリートたちは日々トレーニングにトレーニングを重ねて努力しています。しかしながら、現実は厳しくチャンピオン以外はそのイスに腰掛けられないのです。トーナメント方式の試合では、チャンピオン以外は初戦にせよ決勝戦にせよ必ず負け去るのです。(リーグ戦方式などでは途中で負けてもチャンピオンになれる場合もある。)そうなんです、スポーツの世界では勝ち続けることは極めて難しく、常に「負け」が付きまとっていると言っても過言ではないと私は思っています。<私自身、競技生活も人生も今のところ負けばかり・・・(涙涙)。>だからこそ、「負け」をどう捉えるかがアスリートにとってはとても重要なことなのです。
 さて、タイトルに示した“Good Loser”という言葉は人によってさまざまな解釈の仕方がありますが、スポーツ界では「良き敗者であれ」、すなわち、「勝者をたたえる寛容な心を持ち、戦いを振り返って次への課題を見つけ勝者になるための糧にし、負けから多くを学ぶ、そんな敗者でありなさい。」と言うような共通の解釈があります。決して、敗因を審判のミスジャッジや指導者の作戦ミスなどと他人になすり付けるような“Bad Loser”、また、勝って天狗になるような“Bad Winner”にはならないで欲しい。そして、いつかは誰もが認めてくれる“Good Winner”になって欲しいものです。このことは、スポーツのみならず人生にも当てはまるのではないでしょうか。ビジネスで失敗した企業家が、その体験を基にして次には大成功したといった話をどこかで聞いたような気がします。
 話は変わりますが、昨日から大相撲名古屋場所がはじまりました。今のところ人生黒星ばかりの私ですが、人生の千秋楽までには白星が取れるよう“Good Loser”の精神で頑張りたいと思っています。学生の皆さんも頑張ってください。おっと、本学には文系の学生さんだけではなく歯学部の学生さんもいましたね。歯学部の学生さんにもエールを送りたいと思います。“Good Dentist(良き歯医者になれ)!”   (山本)


 


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