朝日大学ビジネス企画学科~Column(コラム-08/07/21)

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7月21日号(第329号)


 身近なビジネス 
「OB会」
 私はかつてパソコンの周辺機器を製造販売する会社を経営していたことがあります。結局その会社は上手く行かず、解散したような形になってしまいました。
会社解散後も、元従業員同士がメールでお互いに連絡を取り合ったり、時々集まって飲み会などを開いていることは風の噂に聞いていました。しかし、私は、文字通り会社を敗戦に追いやったA級戦犯ですから声を掛けられることも無く、ひっそりと遠くから見守っているだけでした。
ところが先日、「もう8年も経っていることだし、OB会に顔を出してくれませんか?」と当時の管理部長に声を掛けられたのです。当時の従業員から怨みつらみを言われるのではないか、袋叩きに会うのではないかと、おっかなびっくり参加したのですが、そんな虞れは何のその「お元気でしたか?お変わりありませんか?」と温かく迎えてくれました。 
近況報告を聞くと、ある元従業員は、KDDIの課長、あるいはメガチップス(上場企業です)の部長、ソニーグループの部長、又ある者は、秋葉原に本社を置く従業員30名を越すゲームソフト開発会社の社長などなど、それぞれ色々な所で大活躍しているようです。「お蔭様でN社(私の経営していた会社)の時より、給料が○倍(人により、1.5~10倍)になりました」とのこと。
もともと、能力が高く、技術力もあった連中だということになりますが、「給与カットや遅配、そして会社は潰れる事があるのだという貴重な体験をさせてもらいました。こう言っては何ですが、そこいらのヘナチョコサラリーマンとは、仕事に対する意気込みが違いますよ」と何とも頼もしい話でした。これだけ優秀な社員を擁しながら会社を上手く運営できなかった不甲斐無い経営者でしたが、元従業員たちの幸せそうな様子を見て、肩の荷を下ろしたような心温まるOB会でした。 (田ノ上)

 パソコンで遊ぼう 
「ネットショップの作り方⑧」
 
 他方、ネットショップではお客様の姿を目で確認することはできません。つまりネットショップには、「自ら積極的に気付くまで、ショップ設備の不備を知ることができない」という重大な特性があるのです。その観点では、店主が気付かない不備を、わざわざ指摘してくれる、クレイマーはとてもありがたい存在です。そうは言っても、ほとんどお客様は何か不満があっても、これ以上の関わりを持ちたいとは思っていないので、クレイマーになるより、他のページに移動するほうを選んでいるはずです。知らないうちに、ちゃんと動かない設備のためにお客様が寄り付かなくなっているんです。知らないんだから悔やむことすらできませんが、認識の有無に関わらず、このような事態は避けておきたいところですね。何か良い方法はないものでしょうか。
 面倒で地道だけど、確実な成果を得られるお勧めの方法があります。ひと通りの動作を顧客になったつもりで事前に自分で試してみる、すなわち試運転(事前の動作確認)をしておくことです。何でも「やりっぱなし」ではだめです。面倒でも、自らの作業の軌跡をもう一度繰り返し、充分すぎるほど、確認作業を行うのはとても重要です。人間である以上、自分だけは大丈夫、なんて思ってはいけません。知らず知らずのうちに、何らかのミスを犯しているかもしれません。先に示したリンク間違いだけではないですよ。画像のファイルサイズが大きすぎて表示速度が著しく遅かったとか、思わぬところでレイアウトが乱れていたとか、商品写真の見栄え、色合いが違っていたとか、説明文が長すぎて途中で切れていたとか、恥ずかしい限りの誤字脱字があったとか、何かあるはずです。いずれも、お客様の不満を無駄に喚起してしまう可能性が大きい不具合という点で、共通しています。同時に、お客様の立場で、ひと通りの画面を操作してみれば、すぐにわかるという点でも、共通していますね。ミスはあっても構いません、自ら発見して、リリース前に直すことができれば良いのですから。リリース後でも、自発的に見つけることが大切なんです。できればお客様より先に。
 事前の動作確認を行う際には、閲覧~購入までのプロセスについて、想定されるケースは残さず網羅して、テストを実施しましょう。100のうち、99の確認ができても、残りの1にミスがあれば、ネットショップとしての評価は0点になりかねません。お客様は、99の確認作業を見て評価するのではなく、1のミスしか見ないわけですから。99の確認作業を無駄にしないためにも、チェックには、できる限りの幅広い「網羅性」を確保しておくことが大切です。~作り方⑨に続く~   常川)
  *GO : 「ネットショップの作り方⑨」はここをCLICK!

 今週の話題 

「スウェーデンチームが来校」
 日本代表男子代表監督である酒巻清治さん(本学ハンドボール部のアドバイザー)のお世話で、スウェーデンハンドボールクラブチーム「Dalhems IF」(ダルヘムズ)の役員・コーチ並びに男子・女子選手の計28名が、7月1日(火)に岐阜県を訪れ、17:00から三洋電機体育館にて、国際親善試合を行いました。男子チームは本学(東海学生4部優勝・3部昇格)と、女子チームは長良高校(2008年度岐阜県高校ベスト4)と試合を行いました。翌日の7月2日(水)に岐阜大学(東海学生2部優勝・1部昇格ならず)と試合を行う予定です。
 クラブチームの「Dalhems IF」は、スウェーデン南部スコーネ地方のマルメ市(スウェーデンの首都コペンハーゲン、ヨーテボリに次いで3番目に大きい都市)にあり、前述の酒巻さんが3年前、欧州での自己研修を仰いだチームでもあります。
 男子チームは総勢7名ということもあり、キーパー並びにフィールドプレーヤーに岐阜大学の学生と本学の下川監督の2名が補強選手となり、試合を実施しました。試合の経過は前半一進一退であったが、後半になると本学の戦術戦略に慣れたダルヘムズの選手は、持ち前の力強さを発揮し、2~3ポイントをリードという展開になりました。その間、親善試合にもかかわらず、イエローカードやレッドカード、そして退場というエキサイトした場面が続出し、真剣勝負の様相を呈しました。
 最終的には、ノータイムで本学チームが追いつき、引き分けに持ち込むことができ、「めでたし、めでたし」という結果になり、ホスト役を果たすことができたと感じました。「Dalhems IF」は、クラブチームであるとはいえ、欧州における強豪国の中でもまれている強さの一端を垣間見た気がします。   (大杉)


 


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